「燕岳」晴れ女さまと行ったらガスも吹っ飛び?蒼い空!
- GPS
- 96:00
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,452m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 7:30
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:00
二日目朝は、燕山荘周辺稜線を散策の後下山
天候 | 20日(曇り)21日(快晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
Uターンして「しゃくなげ荘」上の駐車場へマイカー駐車 タクシーで中房温泉へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されていますが、花崗岩のマサ土?は滑りやすいので注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 温泉は「しゃくなげ荘」にて400円 |
写真
感想
今回の燕岳は、私にとって久しぶりの訪問である。
天気予報はあまり芳しくなく、初日の登りでは、「山荘から燕岳山頂が少しでも見えればよいかな」程度に思っていた。
しかし、いざ山荘に着いてみると、同行した「晴れ女さま」の神通力が天に通じたのか、天候が回復し始め、燕岳の西半分がクッキリと姿を現した。
山荘で休憩後、燕岳を往復。イルカ岩、メガネ岩などの奇岩巡りや、写真撮影をした。
天候はさらに回復し、夜には全天快晴!となる。
天の川に白鳥座の大十字が架かり、槍ヶ岳の上にさそり座が横たわっているのが確認できた。プラネタリウムよりもマジ素晴らしい。
翌朝も雲一つない快晴。
浅間山の噴煙の向こうから眩しく金色の朝日が登って来た。
小屋にいた登山客は皆、「来迎図」に見とれていた。
朝日が、槍の穂先を照らし、燕岳や燕山荘の屋根を光らせると、みるみる辺りは明かるい光に包まれ、360度の大パノラマが広がった。
浅間山から右回りに、八ヶ岳、富士山、南アルプスの甲斐駒、北岳、大天井、槍穂高、笠、裏銀の山々、立山、剱・・・。
左回りでは、苗場、黒姫、妙高、火打などが遠望でき、鹿島槍、白馬?、最後にドーンと燕岳が聳えている。
山行前には、思ってもみなかった大展望に言葉を失うほどであった。
下山するのが本当に惜しかったが、翌日のことも考えてやむなく下ることにした。
下山の足取りは軽く、槍の穂先がどこまで見えるか確認しながら下降した。合戦小屋の少し上部でも確認できた。
中房温泉に下山後は、タイミングよくタクシーに乗れ、「しゃくなげ荘」のアルカリ性単純温泉に疲れた体の汗を流し、帰路に着いた。
面白いタクシーの運転手さんが、おいしい蕎麦屋を紹介してくれたのだが、満員御礼で、食べることができなくて残念だった。
今回の山行を一言で言うと、月並みだけど「本当に行って良かった」である。
(追記)今回は山小屋での楽しい語らいの他、同行した佳き山友にいろいろお世話になり、山のパノラマ以外だけでなく、とても思い出が多い山行であった。
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