日光白根山【菅沼-奥白根山-前白根山-金精峠-菅沼】
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,125m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
天候 | 晴れ 朝はかなり冷え込み、霜柱が立っているところもありました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7時過ぎに到着しましたが、3分の1くらい埋まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金精山から金精峠までは、ロープや梯子が設置されていましたが、下りに使うには注意が必要です。初心者には厳しいかも。 金精峠から菅沼までは、沢の中のルートが一部分かりづらく、流木や倒木でかなり荒れていました。ちなみに倒木に頭を打ち、切りました。 |
写真
感想
友人に百名山のピンバッジを集めていると話したら、なぜか日光白根山のピンバッジをお土産に買ってきてくれたので、そのピンバッジのために日光白根山に行くことにしました。順序が逆ですが・・・。
沼田から延々と一般道を走り、菅沼の登山口に到着。外気温はおそらく一桁のかなり肌寒い中、歩き始めました。幅の広い大きな尾根に取り付き、ジグザクに登っていくのですが、とても登りやすく感じました。普通の登山道なんでしょうが、直前に行った越後駒ケ岳があるきづらかったために、そのように感じたのでしょう。
1時間ちょっと歩くと、ぱっと視界が開け、弥陀ヶ池の畔に出ました。高度2000mを越える高さに水を湛える神秘的な雰囲気は感動モノです。
畔を少し歩くと、奥白根山の勇姿が現れます。300mほどしか高度差がないのでとても近く、そして、大きく見えます。しかも、見上げるような角度で見えるので、登山道の勾配のきつさが容易にわかります。
弥陀ヶ池を後にし、奥白根山に取り付くと、案の定、勾配がきつい。ただ、大した高さを登るわけではないことは分かっていましたので、頑張ればすぐに頂上が見えてくる、という気持ちでした。
頂上手前にそびえる岩峰を巻くと、頂上の一角が見えました。ただし、本当の頂上には、一度下ってから上りかえす必要があります。ほんの10m程度ですが、ちょっとめんどくさい。
頂上には人がたくさんいて、まだロープウェイを利用しては登頂できない時間でしたので、菅沼や湯元から登ってきたのでしょうか。
頂上からは、上越、尾瀬、南東北の山々から、南側には筑波山、富士山まで望むことができました。あまり自信はないのですが、おそらく八ヶ岳も見えたと思います。
頂上で軽く腹ごしらえをして、早々に前白根山に向けて下山をしました。西側の斜面は、先ほどの北側斜面と異なり、砂礫の登山道で、ずるずると足が滑り、登りには向いてないと感じました。
前白根山へは、避難小屋まで一度下り、稜線まで登り返しましたが、さほどの時間はかかりませんでした。とても簡単に縦走気分を味わえるのは、日光白根山の魅力でもあるのでしょう。
前白根山からの奥白根山は、足元に五色沼を湛え、とても絵になる眺望でした。その眺望を目の前に昼食をとり、五色山、金精峠を経由して菅沼に向かいました。
五色山から金精山へは、土ベースの道を右に男体山を見ながら下っていきます。とても歩きやすく、歩が進みました。金精山への登り返しでは、岩も出てきて、コースを一時外したりしながら、なんとか頂上までたどり着き、金精峠へ下っていきます。
金精峠への下りは、急斜面を落ちていくという感じで、ところどころ梯子やロープが張られているところもあり、初心者には不向きなコースだと思いました。
そうこうしているうちに、金精峠に到着し、今度は、菅沼に向かって下っていきました。はじめは尾根に付いていた道が途中から沢に付くようになり、石がゴロゴロした道を進みます。かなり歩きにくく、雨による増水などで、大きな岩や流木が散らかっている状態で、とても歩きにくかったです。ルートが分かりにくい箇所もいくつかあり、少々ウロウロしました。
勾配も緩やかになり、車道を走る車やバイクの音が聞こえてきたあたりで、狭い沢の中を通るのですが、そこに倒木が2本ありました。1本目はクリアしたのですが、2本目への注意を怠り、かつ、帽子のつばで見えにくかったことから、その2本目の倒木に頭を打ち、しかも悪いことに、頭を打ったところが、折れた枝の根元の突き出たところだったため、頭を切ってしまいました。はじめはぶつけただけかと思ったのですが、ポタポタと血が垂れてきて、ちょっとびっくり。
とりあえず、タオルで止血して、マキロンで消毒をしました。かなり激しくぶつけたため、しばらく(車に戻った後も)、ズキズキと頭痛がしていました。
怪我をした後、数分で車道に出て、なんとか車まで戻ることができました。
日光湯元の温泉にでもつかろうと思っていたのですが、断念することに・・・。
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