雁戸山;宮城側より,笹雁新道〜笹谷古道
- GPS
- 05:12
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,097m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:09
天候 | 薄曇り 見晴らしは良い 稜線は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹谷IC除雪最終地点からニセ雁戸山(東壁側1400mピーク)の手前までBCのトレースあり 笹谷古道の宮城側はまったくトレースありませんでした |
写真
装備
個人装備 |
ザック(BlackDiamond_NITRO22)
靴(コロンビア;スノーシューズ)
キャップ
防寒インナー
ハードシェル
長袖シャツ(冬用)
長パンツ
コンプレッションタイツ
靴下
ゲイター
グローブ
インナーグローブ
バラクラバ
ストック
ワカン
ピッケル
アイゼン
防水座布団
タオル
飲料(アクエリアス900mm/サーモス)
行動食(トレイルミックス/SOYJOY)
昼食(カップラ)
箸・スプーン
着替え(靴下/メリノウール長袖/フリース)
AppleWatch
iPhone
GoPro_HERO9
モバイルバッテリー
ヘッドランプ
予備眼鏡
サングラス
マスク
|
---|
感想
二日前の大雪も嘘のように雪解けが進み,週末は暖かい日が続いています
見晴らしも期待できそうなので,月山や大朝日連峰など山形の山々を眺めたいと思い,雁戸山へ
先日は,笹谷峠から山形神室へ登ったので,今回は南側だなとのんびり朝食を取り,朝8時に自宅を出発
9時過ぎに関沢ICに着いてみると,いつもの駐車場が除雪車の展開場所確保のため,閉鎖
今日は縁がなかったかぁと笹谷ICに戻るも,よくよく調べてみると,関沢ICの対向車線側にも駐車スペースがあるらしい
再び関沢ICへ 少し下るとなるほど対向車線側に抜ける道があります
しかしながら,既に入り口付近にかなりの台数が停まっています
あまり期待できないなと思いながらも,進めるだけ進んでみるとやっぱり満車
と言うか,転回するのもかなり大変
何とか切り返し やっぱりやっぱり縁がなかったなぁと笹谷ICへ
時間はすでに9時半過ぎ 大東がきれいに見えていたけど,この時間では厳しいかな
何より雪崩が怖い 泉ヶ岳から黒鼻山でも回るかなぁなんて考えましたが,そう言えば,一度目に笹谷ICに戻った時に,笹谷の除雪最終地点側に一台向かっていったような
何人か歩いているかも 笹谷から雁戸山に向かうのもありだなと思い,除雪最終地点へ
案の定,1台停まっています
トレースを確認すると,BCの方のよう 何となく心強い
取りあえず登れるところまで登ってみようと,登山開始
イメージ的には,笹谷古道を経て笹谷峠に出て,そこからいつものルートを辿るつもりでしたが,トレースは,手前から登り始めています
とにかくトレースを追って,どんどん登る
トレースはどうも昨日複数人で入ったのか,しっかりしていて歩きやすい
1時間ほど登ると稜線へ
ここからトレースは細くなり,おそらく一人分のみに絞られた様子
先に進むと,見晴らしが広がりました
雁戸山はかなり奥 結構な人が登っているのが見える
それはそうと,その手前に峰が一つ走っている
地図で確認すると,この峰はやがて笹雁新道と合流する様子
夏に一度登ったことがある 南雁戸まで登り返しが3発あるスパルタンな印象
少なくても,雁戸山へは1度登り返しがある 結構な急登だった記憶が・・・
冬に登れるのか!? そう言えば,去年,冬に雁戸山を登った際に,山頂であった方が,ここから登ってきたと言っていたような
まぁ,行けるところまで行ってみようと先へ先へ
登山開始から,2時間
雁戸山の東壁を真正面に望む ニセ雁戸山へ
すでにトレースはなくなっていて,どうやらその手前から降りて行った様子
東壁はやっぱりなかなかの急登
ただ,ブッシュも見えるので,雪崩の心配はなさそう
鞍部に下りてみると雪は締まっており,踏み抜きもなく,スムーズに下りれた
その勢いで,取りついてみる
行ける行ける 中腹あたりまでワカンで進むと,いよいよ勾配がきつくなってきた
たまらず,アイゼンとピッケルに
2回ほど踏み抜いたが,30分ほどで登りきることができた
が,すごい強風 雪が舞い上がるというよりぶつかってきて痛い
去年は南雁戸山にも上ったが,今日はダメだな
実際,行ってる人は誰もいないし
あっさり,雁戸山山頂へ
13時前に山頂到着
強風で冷え切ったGoProはまったく起動しない
強風だけども,見晴らしはいい 大朝日と月山がきれいに見える
振り返ると,辿ってきた稜線が 峰を辿る感じで誠にいいルート
寒いし,雪が痛いので,感慨に浸る暇もなく,さっさと下山開始
ここからは暫時多くのトレースが,1時間ほどで笹谷峠に降りてきた
再びトレースを外れ,有耶無耶の関へ
山形側と違って,宮城側は本当にトレースがない
考えてみると,宮城側の笹谷古道はこれが初めて
道の様子も分からないので,GPSで確認しながら,慎重に下りました
途中,解説の道標がいくつかあって,古道の歴史を垣間見ることができました
やっぱり古道いいな
にしても,ラッセルきつい ワカンでも膝くらいまで埋まる
冬は本当に歩かれていない様子
しかも,傾斜が緩やかなのか 下りの勢いがまったくない
1時間ほど歩いて,15時に無事下山
関沢から笹谷峠には,先日登ったばかりなので,今回違うルートで北蔵王を歩くことができました
冬の雁戸山へのルート これもありだと思います
宮城側の笹谷古道もう少し歩かれてもいいと思うんだけど・・・
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人