会津駒ケ岳〜中門岳〜三岩岳
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,846m
- 下り
- 1,996m
コースタイム
よし、仲間を増やすためにまずは日帰り山スキーだということで、すでに何回か山行に行っているM君とN君を誘った。
その後、パートナー難民なHさんからジョインさせてほしいと連絡があり、参加決定。
泊まりで行きたいとのことで、色々案を出し、最終的には会津駒ヶ岳〜中門岳〜三岩岳のルートで決定となった。
以前、3年ほど前にGWに単独で窓明山まで縦走したことがあるが、スキーは初めて。
春に向けて、今月中に1本泊まりの山行に行きたかったので、ちょうどよかった。
■2/11
前日、那須の道の駅で前泊し、朝に檜枝岐入り。
車のデポや装備チェックしたりで意外と時間がかかり、気が付いたら入山は9時!!
今日も多くのパーティが入山していたが、泊まり装備にかかわらず、他パーティを追い抜くスピードで登っていく。
私とHさんが一番お姉さん、お兄さんであとは5歳、10歳年下のboysだが、私以外は大学時代から山をやっている男子なので、体力がやはり違う。
自分のペースと合わず、喘息持ちの私は途中で発作が出かかってびくびく・・・。
発作用の吸入薬を予防的に吸引し登るが、板とブーツが滑り向けのもので重いのもあり、なかなか足どりが重い。おまけに足が痙攣起こしそうになる始末・・・。
ペースが遅くて申し訳ない気持ちになりながらとぼとぼ登る。
会津駒ヶ岳山頂はガスっている。
朝早くに出発したパーティは山頂のガスがなかなかとれず、ピークまで行かずに尾根を往復していた。
ピークの直前で一気にガスが取れたが、すでに14時。
ちょっとのんびりし過ぎか・・・。。
稜線から大展望。
燧ヶ岳、平ヶ岳、奥只見湖、越後駒ヶ岳等々が見える。
やっぱり雪山は美しくていいなぁとるんるんハイク。
中門岳の東面は絶好のスキー向き斜面。
雪質は思ったより悪くなく、快適に滑れた。
各々好きなラインで沢底まで滑り込んでからシールを張り、少しだけムジナクボ沢に登り返してから尾根状にテントを張る。
HさんがMSRのフロアレスシェルターを持ってきて試していたが、3〜4人は寝れる感じで結構広々していて、春のツアーに使うにはよさそうだった。
使えそうな装備見ると欲しくなる・・・。
軽量化とザックの容量確保のために試しにプラスチックの折り畳みの皿を持ってきたが、寒さでバキバキで折り畳めず、役立たず。これは沢登り行き決定。
これまた人の技ぱくって、次回からはアルファ米のジップか。
■2/12
この日は、稜線まで出て、三岩岳から国体尾根を滑って下山するのみ。
4時起き6時半出発とのんびり。
んー、やっぱりちょっと時間かかり過ぎね。
朝ごはんつくるにしても1時間半〜2時間でおさめたいところ。。
夜は、イスカ エア 280x(対応温度:2度、550g)にエスケープビフィと厚手ダウンジャケ、ダウンパンツ、ダウンシューズで寝たが、ぬくぬく寝れた。
テントが外気が入りにくい構造であったこと、外気温が比較的高く、両サイドにメンバーが寝てたおかげかもしれない。
M君、U君トップで大戸沢岳、三岩岳間のコル目指して登っていく。
稜線に出ると、HさんとM君が大戸沢岳方面から来た見知らぬ単独の山スキーヤーと話している。
聞いてみると、何と大学時代のサークルの後輩だと!こんなところで凄すぎる。笑
その後輩、Hさんのおふるの板をはいている。M君もHさんのおふるの板だ。
Hさんは、三岩岳で思い出いっぱいの自分の板が3台そろいご満悦であった。
稜線からは日光白根や男体山など日光の山々もよく見える。
厳冬期なのに2日間とも晴天とは恵まれている。
南会津はいつ来ても優しく包んでくれていいなぁ、来てよかったなぁ、と思いながらゆるゆるハイク。
大展望を満喫してから国体尾根を滑って下山した。
尾根上部は広く、疎林で快適。
下るに従い、モナカ、ガリガリ雪で滑りにくい。
荷物も重いので、バランス崩してケガとならないように慎重に下った。
下山後は高畑スキー場でゲレンデ練習。
N君、U君は慣れない重い装備でのツアーで足が売り切れとのことで、お留守番。
最初は回数券にしようかとか言ってたけど、メンツ的にこれは絶対にぐるぐる無限に滑るパターンだし、絶対に全コース制覇するとなりそうだったので、潔く半日券を購入。
15時半まで滑り込んでから帰京。
久々に充実した週末となった。
天候 | 2/11 晴れ 2/12 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 湯の花温泉 1日券 200円 |
写真
装備
個人装備 |
ハーネス
スリング
カラビナ
|
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共同装備 |
スノーソー
ロープ
|
感想
Hさん参戦により、日帰り2本から泊まりスキーツアーに計画変更となったが、春に向けて泊まりの練習ができてよかった。
それに以前の会では、どちらかというと滑り重視の山行スタイルで、毎年同じところに行くような感じで、色んなところに行く、山中泊でスキーツアーやりたい自分の志向とは少し違っていたので、さっそく泊まりでいけて環境を変えた甲斐があった。
今回、ルート選定にあたり、南小谷や尾瀬のルートも挙がった。
特に個人的には西山〜笠ヶ岳は山スキー始めた当初から行きたいルートリストに入っているので、また別の機会にぜひ行きたい。
今回のルート周辺も色々泊まりでルートとれるので、今後も通って春にツアーをまたやりたい。
装備面では、財布をいつもの山用の財布から100均で売っているようなビニールのチャック付きのケースに変えたり、コッヘルをプラの折り畳み皿に変えたりと自分なりにできるところから軽量化をはかった。
ちまちまとしたものだが、財布を変えてみたら、結構、今まで財布重かったんだなぁと感じた。
シュラフも寝れるか不安であったが、とりあえず、夏用シュラフで寝れるか実験してから新しく買うか考えようと思ったが、とりあえず、あれくらいの温度なら夏用シュラフでしのげるとわかったのは収穫。
今回、初めて手袋でVBLも試してみた。
ニトリルグローブ→薄手のインナor厚手ウールグローブ→ オーバーグローブ という組み合わせで。
ニトリルグローブの下は確かに濡れ濡れだが、思ったより濡れず、汗でインナーグローブが濡れることもなく快適。
ニトリルグルーブだけでも、手が直接外気に触れないのでわりと温かい。
ゴム手袋をするとゴアゴアして不快にならないかと思ったが、わりとよかったので今後もこれでいこうと思う。
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