金峰山(県営駐車場より)
- GPS
- 06:32
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,379m
- 下り
- 1,372m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:29
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冬の平日だからか入山時3台、下山時4台。ここまでの道は若干凍結しているのでスタッドレス必須。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。トレース明瞭 |
写真
感想
この日は快晴になることはわかっていた。
最近はなかなか登る機会が少なくなっていたが、久しぶりに登るのならどこにしようかと考えた。
休みの関係上日帰り、それでいながらそれなりにボリュームのある山がいい。だがこの冬まともに登っていないので高すぎない山。
選ばれたのは金峰山でした。
ヤマレコに上がっていたレコ通り、トレースは明瞭で雪は締まっていた。
今回は一応カンジキも持っていき、ほぼ全域アイゼンで歩行した。
カンジキはまったく使わなかった。アイゼンは12本爪のものを使用したが軽アイゼンのトレースもあった。たしかにこれほどしっかりとトレースがあれば軽アイゼンでも歩けないことはないと思う。ただ、全域でアイゼンを使用するのであれば12本爪が結局のところ楽だと思う。
頂上稜線からの展望はとても美しく、見通しがいい。やはり富士山が見えると気分がいい。
話は変わるが、以前から五丈岩に登ってる人を見るのは正直あまりいい気分ではなかった。だって鳥居が目の前にあるのだから祭られているのは明らかだ。
例えば五丈岩の上に祠が設置されていたら、登るのもいいだろう。だが、それがないということは五丈岩そのものが祠のようなもの。祠に登るのはあまりにおこがましいことだと思う。
エアーズロックと同じようなものだ。エアーズロックはウルルとも呼ばれており、オーストラリアのアボリジニによって祀られていた。そのためアボリジニたちは「登らないでくれ」と長きにわたって訴えていたが、日本をはじめ様々な国でウルルに登るツアーが企画され、登られてしまった。近年ようやくウルルに登ることが禁じられたが、そもそも禁じられているから登らない、というのはあまりに短絡的でおこがましいことだと思う。
もちろん文化的な問題はある。しかし日本人ならば鳥居の向こうにあるものが神聖なものであると感じることはできるのではないか、と思う。
元来登山はただ登るだけにとどまらない遊びだと思っている。それは山を畏れる心、謙虚さが求められるものなのではないだろうか。
喜ばしいことに、私が見た限りトレースはすべて鳥居の手前で引き返しているようだった。岩に伸びるトレースは見かけなかった。
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