記録ID: 5186371
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アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科
権現岳東稜
2023年02月17日(金) ~
2023年02月18日(土)
山梨県
長野県
chibimaron
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 22:55
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,511m
コースタイム
1日目
- 山行
- 20:18
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 20:18
距離 12.0km
登り 1,500m
下り 1,114m
3:34
1218分
スタート地点
23:52
宿泊地
2日目
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:57
距離 5.9km
登り 32m
下り 401m
0:04
237分
宿泊地
4:01
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは冬季閉鎖中 |
コース状況/ 危険箇所等 |
バットレス手前の傾斜が強くなる雪壁手前でトレースは終わってました。ここまでのラッセルありがとうございました。そこからバットレス基部まで遅々として進まない急なラッセルに苦労しました。この部分はコンテで通過。途中に短いナイフリッジあり。バットレス取付手前に急な草付き有り。凍った草付きにバイルが良く刺さりました。 バットレス取付に捨て縄有り。1P 取付から左に伸びるバンドを数メートルトラバースするとハンガー有り。そこから残置に導かれながら直上。基本どこでも登れそうですが、残置以外はランニングは取れないと感じます。カムを持参しましたが不用です。上がっていくと左に捨て縄の掛かる古めのビレイ点、右にはハンガー2本で整備されたビレイ点があります。ここまでロープを伸ばすと非常に流れが悪いです。 2P 左の捨て縄がかかった所から直上しました。残置あり、傾斜も緩く簡単。途中右の岩の基部にビレイ点がありましたが無視して上に伸ばして灌木で切りました。登攀はここで終了な感じです。ここから先も少し嫌らしめの雪稜を3P程伸ばして、登山道に合流し終了。 |
写真
感想
バットレスはドライでホールド、スタンス共に豊富でした。ただし動く物もあるので要確認。バットレス手前の急登の方が大変でした。
今回の核心は下山路のツルネ東稜でした。昨年通った時はトレースが有り迷わずに下れましたが、今回は下山が遅くなりヘッデン下山でトレースは無くツルネ東稜の上部はマーキングも少なく、支尾根が派生しているので慎重にGPSを確認しながら下りましたが間違ってしまいました。トラバースも考えましたが時間的にも体力的にも失敗は許されなかったので確実に間違った所迄登り返し、標高差約140mの深い雪の登り返しに大変苦労しました。
出合小屋で薪ストーブを借りて暖を取りたかったですが2人とも火が無く少し仮眠を取ってから駐車場に向かいました。パートナーは幻覚と幻聴を聴いていたようで、前を歩く私の足元に子供が4人いるとか、ウサギが一緒に歩いているとか、カップルが後ろで喋っているとか言って相当参っていました。車に戻り仮眠を取ってから家路につきました。
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