倉見山・文台山・城山【43】撤退にも慣れは必要かもですね。

2023年02月26日(日) [日帰り]

• GPS: 08:48
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,772m
• 下り: 1,749m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:51

4:56 倉見山登山口
6:03 6:03 倉見分岐
6:30 6:40 倉見山
6:53 6:53 相定ヶ峰
7:09 7:36 向原峠（鍵掛峠）
8:04 8:04 相定ヶ峰
8:21 8:22 倉見山
8:47 8:47 倉見分岐
9:42 9:42 倉見山登山口
10:29 10:29 文台山御嶽神社登山口
10:38 10:40 文台山登山口
10:53 10:53 細野峠（小野・細野分岐点）
11:17 11:17 ・993
11:54 11:54 文台山東峰
11:57 12:24 文台山
12:28 12:28 文台山東峰
13:20 13:20 ・993
13:34 13:40 細野峠（小野・細野分岐点）
13:46 13:46 文台山登山口
13:55 13:56 文台山御嶽神社登山口
14:23 14:23 城山（勝山城跡）登山口駐車場
14:36 14:41 城山
14:47 城山（勝山城跡）登山口駐車場

天候

快晴！！稜線上は冷たい風がやや強かったです。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【倉見山登山口（東）】
路肩の広いところに数台停められそうです。登山道や道標が長泉院さんの駐車場の中にあるので、許可をもらえればこちらにも停められるかも…？
【文台山御嶽神社登山口】
少し下の方の路肩に、小さな空き地（1台分）がありました。ちょうど近所の方が庭にいたので、了解を得て停めさせていただきました。
【城山】
3台ほどの駐車場がありますが、ここへたどり着くまでに住宅街の中の非常に狭い道を通るので、車以外の方法で来るのがいいかも。トイレありましたが閉まっていました。

コース状況／危険箇所等

【倉見山登山口（東）〜倉見山】
無雪期なら分かりやすい道だと思いますが、今回は雪で踏み跡が分からないところがありました。難しい場所はありませんでしたが、時々出る急坂では雪で踏ん張りが効かず慎重になりました。
【倉見山〜杓子山】
向原峠（鍵掛峠）から先は点線ルート（難路）。急な岩場に数センチの粉雪が積もり、私の技術と軽アイゼンでは下りることができないと判断、早々に撤退。

【文台山御嶽神社登山口〜文台山】
こちらも急坂が滑りやすい。稜線に乗ると少し細いところもあるけれど特に問題なし。復路で東峰から少し下ってすぐ、御正体山方面に下らないように方向確認を。
【文台山東峰〜御正体山】
点線ルート。上から、地図にない林道が見えたため確認のために下りてみました。特に難しい感じはない。林道に出て反対側への取り付きが難しそうです（写真）。ここを通る予定の方はご注意を。

【城山】
お散歩道。

写真

2/26 4:51

お寺（長泉院）の駐車場から、墓地の真ん中を通っていきます。暗い墓地にビビり気味。

2/26 4:53

すぐにゲート。

2/26 5:03

最初から階段で、一気に標高を上げていきます。すぐに体が熱くなりました。

2/26 5:08

昨日の雪かな？

2/26 5:27

都留の街を見下ろしながら。風が冷たいです。

2/26 5:49

予報通り、今日は良い天気になりそう。空の透明感が凄い♪

2/26 5:53

雪が増えてくると、踏み跡が分かりにくくなってきます。妙なトレースをたくさん残してしまいました（汗）。

2/26 5:59

雪もほのかにピンク色。木々の間から、南アルプスのモルゲンロートがチラリと見えました。

2/26 6:23

お向かいの山々。大月あたりかな。

2/26 6:30

ちょっと急なところもあって、雪で慎重にもなったけど、なんとか山頂に到着。

2/26 6:30

手袋取ると寒い〜。

2/26 6:30

山頂からの富士山。もう少し早く着きたかったかな。

2/26 6:31

今朝もお美しい。

2/26 6:31

2/26 6:31

真っ白いコチラは看板。

2/26 6:34

山頂での日の出には間に合いました。

2/26 6:44

山頂から少し進んだところの分岐。杓子山方面へGO。

2/26 6:46

富士山と、裾野に広がる街。

2/26 6:46

一番奥は白峰三山かしら？早く夏山シーズンにならないかな〜（ウズウズ）。

2/26 6:54

2/26 7:25

ここまでも、雪で滑りやすくちょっと怖いなという場所はあったのですが、この岩場は滑ったら左に真っ逆さま。登れたとしても下りるのは難しいと判断して、ここで撤退しました。

2/26 7:28

10本爪アイゼンやロープでもあればまだ進めただろうか。いや、技術力不足も大きそう。つーか雪山キレイだな（←現実逃避）。

2/26 7:43

せっかくの、そして久しぶりのこの青空、もっと歩いていたかったけど、残念。

2/26 8:00

いつかまた来る…かは分からないけど（←軽くトラウマ）、歩きたかった稜線にバイバイ。

2/26 8:05

ちなみに倉見山は、クマガイソウ群生地を歩くルートが一番人気のようですね。東側からのルートはほとんど記録がありませんでした。

2/26 8:14

こんなライトに「杓子山アッチ」な道標置いてからに…気楽な気持ちで進む人がいたらどうするのやら。

2/26 8:22

再びの倉見山。手作りの天狗は、ファミコンに出てきそうなドット感があってGood。

2/26 8:22

2/26 8:28

ポールの石突が凍って、突いた時に滑りやすくなってました。こういうのもあって雪山ではピッケルが必要なのでしょうか。

2/26 8:42

下山しても10時くらいか…どこか他に行けそうなところあったかな。

2/26 8:55

下りながら、ソロの方・ペアの方・猟師さん（とワンちゃん2匹）とすれ違いました。

2/26 9:21

急坂はソロリ、ソロリと慎重に…。

2/26 9:37

登山口近く。ありがとうございました。そういえば倉見山は都留市二十一秀峰だったので、同じく都留市二十一秀峰の文台山へも行ってみることにしました。

2/26 10:26

15分ほど移動して、文台山登山口近くの路肩。ご近所のおじさんが庭仕事をされていたので、了解をいただきました。ぶっきらぼうに見えて、最後に「気をつけてな」の一言がなんとも温かい。

2/26 10:29

こちらの神社の境内を通らせていただきます。お寺の敷地を通ったり、神社を通ったり…次は教会かな？

2/26 10:30

今にもはち切れそうな紅梅の蕾たち。

2/26 10:31

御岳と御嶽は、同じもの？

2/26 10:32

最近は宮大工さんのものではなく、こうした簡易の建物もたまに見かけますね。

2/26 10:34

神社のわきから登り始め、時々林道と交差しながら進んでいきます。

2/26 10:36

緩くも厳しくもない、心地よい坂でした。

2/26 10:49

2/26 11:04

稜線に乗ると風と雪とを感じるようになります。

2/26 11:08

間もなく雪に厚みが出てきました。サラサラです。ゆるい傾斜なら何でもないですが、角度が出てくると厄介な存在です。

2/26 11:13

そろそろ山頂ですか〜？

2/26 11:15

違いました〜（←定番）。

2/26 11:33

滑り落ちないようにかなり慎重に登っていますが、写真だと素敵な風景。やっぱり空の青さがいいですね〜。

2/26 11:44

難しくはないけど、気を付けて通過。

2/26 11:48

進行方向は右ですが、左に点線ルートが伸びてます。下の方に、地図にない舗装路が見えてちょっと気になる。

2/26 11:49

こんな程度の場所でも、足を置く場所に気を使います。

2/26 11:54

広い場所に出ましたが、ここはまだ山頂ではなく、東峰のよう。広いと、進行方向を見失いやすくなりますね。

2/26 11:57

間もなく、文台山の山頂に到着。

2/26 11:57

都留市二十一秀峰の山票は無く（倉見山にも無かったな）、手作りの山票が。ありがたや。

2/26 11:58

秋の忘れ物。

2/26 12:00

山頂に見晴らしは無く、鹿留山（？）あたりの影から頭だけがひょっこりはん。鹿留山は本来の計画で登るはずだった山。

2/26 12:01

ちなみに、山頂から北に下りるルートも点線ですが、こんな感じでいかにも険しそうでした。食事は車で済ませたので、ここではお茶だけして下山します。

2/26 12:41

御正体山へ向かう点線ルートを少し下りて、分岐から見えた舗装路を確認してみました。

2/26 12:42

右手（西側）は登り…。

2/26 12:44

左手（東）も登り…。どこからどこへ続いているのやら。そして、点線ルートをさらに進むには、この斜面を登らなくてはならないようです。けっこう大変そうです。

2/26 12:44

この擁壁のフチを登ることもできるか…？いや、危なそうです。

2/26 12:46

東側は少し進むと下りになっていたので、そのまま下界につながりそうです。

2/26 12:47

もともとVRだったところを、道路が分断してしまったんですね。

2/26 12:49

文台山方向へは、ミラーの辺りから取り付くことができました。

2/26 13:04

正規のルートまで戻って、下山を再開。チェーンスパイク履きましたが、気休め程度か…。

2/26 13:14

下ばかり見ていたので、たまには上も。

2/26 13:52

夏の忘れ物。

2/26 13:53

無事に登山口まで下りてきました。

2/26 13:58

まだ時間も早いし、近くの都留市二十一秀峰をもう一座、踏んでおくことにします。

2/26 14:24

というわけで城山です。ここまで、住宅街の細い道を通ったり、車で渡っていいか悩むつり橋を渡ったりと、運転で疲れてしまいました。

2/26 14:24

今日、登った山は見えているかしら。

2/26 14:25

城山はお散歩コースな感じ。

2/26 14:26

道をお掃除してくださっている方がいました。お仕事かボランティアさんか分かりませんが、感謝ですね。

2/26 14:30

2/26 14:31

三の丸。

2/26 14:33

2/26 14:34

二の丸。

2/26 14:35

勝山城跡。

2/26 14:36

2/26 14:36

平日のせいか、誰もいません。時々、電車の音が聞こえてくるだけです。

2/26 14:37

富士山はチラッと。

2/26 14:38

2/26 14:47

あっという間に駐車場。今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ チェーンスパイク アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。久しぶりに外食したら、しばらくしてから体中が痒くなってしまった pumi3 です。慣れないものを食べるものではないですね。

天気予報は数日前からお日様マーク！ワクワクせずにはいられません！今回は倉見山から御正体山まで、点線部分を含むルートを往復する予定でした。ところが、です。昨日降った雪の影響を甘く考えて山に入った結果、早々に撤退するハメに…。エリアを選べば、雪の降らなかった場所も多かっただけに、この晴天の下での撤退は本当に残念でなりません。
まぁでも、撤退ってナカナカに難しいですよね。登山という非日常に身を置いてしまうと、つい「もう少し頑張ってみよう」となりがちです。たまにこういう経験をして、撤退にも慣れておくのは意味のあることかもしれません（と強がっておくことにしましょう）。

今回で【山梨県の山(分県登山ガイド)】は達成、【都留市二十一秀峰】は残り1座になりました。ラストの1座は、どんなふうに回ろうかなぁ。

次の山行も、良いお天気に恵まれますように。

コメント

Snufkin

pumiさん、山梨県の山、達成おめでとうございます🎊
お天気に恵まれ、モルゲン富士がきれいですね✨
杓子山が未踏なので、どう攻略するか悩んでいたところ…倉見山から行くのは雪がなくてもちょっと怖そうですね😅
無事に帰れば次があるけど、何かあったら楽しみな夏の山行も不意になってしまいます😭
撤退の判断、さすがです😆
お疲れさまでした♪

pumi3

Snufkinさん　コメントありがとうございます(^^)
久しぶりのリスト達成でした。富士山の奇麗に見える、良い山でした♪
点線ルート、私はちょっと小心者が過ぎる自覚があるのですが、それを差し引いても怖かったかもです。雪がなくなったらまた感じも違うかもですが、当分リベンジする気にはなれないかもです f(^^;)
安全登山が一番ですよね！