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Yamareco

記録ID: 5220884
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ハイキング
日光・那須・筑波

鍋足山 - 奥久慈らしい岩・谷・ヤブが味わえる魅力的なルートでした。

2023年02月27日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
05:33
距離
6.0km
登り
488m
下り
481m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:57
休憩
1:36
合計
5:33
距離 6.0km 登り 488m 下り 486m
9:02
8
駐車地
9:10
9:22
30
休憩
9:52
10:01
51
P352
10:52
8
登山道出合
11:00
11:03
9
11:12
11:25
61
休憩
12:26
8
登山道出合
12:34
13:33
2
ランチ休憩
13:35
60
下山開始
14:35
駐車地
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
基点そば、R461脇の空地に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
※ほぼ登山道ではありません。GPS、長袖、ロープ推奨。
・取り付きから沢への下降地点までの東進する尾根は、意外にも明瞭な道型があり歩きやすいです。
・沢から曲に向かう尾根は、序盤と曲直下は急登です。テープを散見しましたが踏み跡は感じる程度。ヤブはありません。
・主峰通過後に健脚コースを北に外して沢に降りて行く尾根は、初めは灌木ヤブが煩わしく岩もあります。途中で一旦穏やかになった後、(その時は気付きませんでしたが)尾根は二つに分かれ私は左を進みましたが、末端が大岩ゴロゴロで少々難儀しました。ただし、それでも右よりマシだったかもしれません。
・次に登った尾根は取り付きが難解です。沢に降り立った際に北にそびえる岸壁の裏側に回り込むイメージです。写真にあるのれん状のロープを越えてすぐ左の沢に入り遡上すれば取り付けますが、沢も尾根も細過ぎるせいか、現場と地形図が合致せず不安なまま進みました。落ち葉や土が薄いために滑りやすく、登りにくい急斜面がありました。
・下山した尾根は、岩ありヤブ(笹と灌木)ありで大変でしたが、古い踏み跡もしくは獣道に助けられました。なお、尾根が分かれる場所では確認が必要です。私も一度別尾根を進んでしまい戻りました。
ファイル
計画ルート図
(更新時刻:2023/02/27 21:19)
今日も快晴!
刺激を求めて鍋足山へ、行って来ま〜す。
2023年02月27日 09:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
2/27 9:02
今日も快晴!
刺激を求めて鍋足山へ、行って来ま〜す。
廃屋を通過し奥まで来てしまったが、目的の尾根から離れて行くし、やっぱりアソコだったか。
2023年02月27日 09:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 9:22
廃屋を通過し奥まで来てしまったが、目的の尾根から離れて行くし、やっぱりアソコだったか。
少し戻って、ここが正解。
2023年02月27日 09:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
2/27 9:26
少し戻って、ここが正解。
今にも崩れそうな家の庭先を通って、ここを入ってみる。
2023年02月27日 09:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
2/27 9:29
今にも崩れそうな家の庭先を通って、ここを入ってみる。
道はめでたく目的の尾根に乗り、この先にも続いているようだ。ラッキー!
2023年02月27日 09:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
2/27 9:34
道はめでたく目的の尾根に乗り、この先にも続いているようだ。ラッキー!
P352。
道は南側を巻いていたので一応登ってみたが、特になし。
2023年02月27日 09:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
2/27 9:51
P352。
道は南側を巻いていたので一応登ってみたが、特になし。
こんな穏やかな場所もあった。
2023年02月27日 10:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
2/27 10:14
こんな穏やかな場所もあった。
尾根上の鞍部。
ここから左にUターンする感じで沢に降りて行く。
2023年02月27日 10:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
2/27 10:16
尾根上の鞍部。
ここから左にUターンする感じで沢に降りて行く。
左岸には確かな踏み跡あり。
2023年02月27日 10:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
2/27 10:19
左岸には確かな踏み跡あり。
沢が狭くなったので沢に降りたが、この薄氷の上は歩けないなぁ。
2023年02月27日 10:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
2/27 10:23
沢が狭くなったので沢に降りたが、この薄氷の上は歩けないなぁ。
現在地を確認すると、目の前が次に取り付く尾根ではないか。レッツゴー!
2023年02月27日 10:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 10:25
現在地を確認すると、目の前が次に取り付く尾根ではないか。レッツゴー!
奥久慈らしからぬ山容?
2023年02月27日 10:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 10:33
奥久慈らしからぬ山容?
急登です。
2023年02月27日 10:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
2/27 10:44
急登です。
ありゃ、登山道?まるで意識していなかったので、驚き半分嬉しさ半分。
慌てて確認すると、曲直下の巻き道だった。
2023年02月27日 10:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
2/27 10:52
ありゃ、登山道?まるで意識していなかったので、驚き半分嬉しさ半分。
慌てて確認すると、曲直下の巻き道だった。
ほどなく鍋足山主峰到着。
那須連山はじめ西側の山々がよく見えた。
2023年02月27日 10:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11
2/27 10:59
ほどなく鍋足山主峰到着。
那須連山はじめ西側の山々がよく見えた。
平日にもかかわらず、お一人が休憩中でした。
なので自撮りは無し。
2023年02月27日 11:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11
2/27 11:01
平日にもかかわらず、お一人が休憩中でした。
なので自撮りは無し。
健脚ルートを少し下ったこの辺りでしばし休憩。
2023年02月27日 11:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
2/27 11:07
健脚ルートを少し下ったこの辺りでしばし休憩。
健脚ルートを外れこの尾根を降りるんだが、なんかヤブっぽいなぁ。
2023年02月27日 11:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
2/27 11:28
健脚ルートを外れこの尾根を降りるんだが、なんかヤブっぽいなぁ。
いや、岩っぽいなぁ。
(降りてきた岩尾根を撮っても、思いっ切り逆光)
2023年02月27日 11:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 11:32
いや、岩っぽいなぁ。
(降りてきた岩尾根を撮っても、思いっ切り逆光)
なんとか降り切った。
2023年02月27日 11:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 11:42
なんとか降り切った。
沢に降り立つと、なんと明瞭な踏み跡とテープ。
この山域には、認知されたバリルートが一杯あるようだね。
2023年02月27日 11:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 11:43
沢に降り立つと、なんと明瞭な踏み跡とテープ。
この山域には、認知されたバリルートが一杯あるようだね。
さっき降りてきた尾根が分かれたもう一方の末端がココ。う〜ん、どっちもどっちかな。
2023年02月27日 11:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 11:48
さっき降りてきた尾根が分かれたもう一方の末端がココ。う〜ん、どっちもどっちかな。
次に取り付く尾根がコレみたいなんだけど、どこから取り付けるのか。
2023年02月27日 11:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
2/27 11:49
次に取り付く尾根がコレみたいなんだけど、どこから取り付けるのか。
取り付き場所を探して沢を降りて行ったら・・・何これ?進入禁止ってこと?
2023年02月27日 11:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 11:51
取り付き場所を探して沢を降りて行ったら・・・何これ?進入禁止ってこと?
GPSをもってしても現在地が定まらず、自信が無いままとりあえず乗ってみた尾根。
2023年02月27日 11:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
2/27 11:59
GPSをもってしても現在地が定まらず、自信が無いままとりあえず乗ってみた尾根。
岩尾根を慎重に進んで行くと、あろうことか、この尾根に続く綺麗な道が下に見えた。
正解の尾根ではあったが、慌てて取り付かず沢を遡上して来れば良かったみたいです。
2023年02月27日 12:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 12:01
岩尾根を慎重に進んで行くと、あろうことか、この尾根に続く綺麗な道が下に見えた。
正解の尾根ではあったが、慌てて取り付かず沢を遡上して来れば良かったみたいです。
ところがその道は、尾根に乗ってすぐ尾根筋を外れて行ったとさ。
良くわからないけど、私は尾根筋を登る。
2023年02月27日 12:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
2/27 12:03
ところがその道は、尾根に乗ってすぐ尾根筋を外れて行ったとさ。
良くわからないけど、私は尾根筋を登る。
一見歩きやすそうだけど滑るんだなこれが。
2023年02月27日 12:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 12:06
一見歩きやすそうだけど滑るんだなこれが。
右には、三等三角点「笹原入」。
2023年02月27日 12:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
2/27 12:11
右には、三等三角点「笹原入」。
左には、一時間前にいた鍋足山主峰と曲。
2023年02月27日 12:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
2/27 12:11
左には、一時間前にいた鍋足山主峰と曲。
ここも見た目以上に滑ってなかなか登れなかった。
2023年02月27日 12:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 12:20
ここも見た目以上に滑ってなかなか登れなかった。
カーブしていい感じの尾根を堪能してます。
2023年02月27日 12:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 12:25
カーブしていい感じの尾根を堪能してます。
そして、やっとこさ登山道に乗った。
2023年02月27日 12:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
2/27 12:29
そして、やっとこさ登山道に乗った。
毎度のカップヌードル(カレー)とコーヒーでランチ休憩。
2023年02月27日 13:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10
2/27 13:08
毎度のカップヌードル(カレー)とコーヒーでランチ休憩。
では下山開始とするか。
ヤブは覚悟してるけど、ほどほどに願います。
2023年02月27日 13:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
2/27 13:35
では下山開始とするか。
ヤブは覚悟してるけど、ほどほどに願います。
アチャー。巻けないので中央の穴をくぐる。
2023年02月27日 13:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
2/27 13:42
アチャー。巻けないので中央の穴をくぐる。
奥久慈ならではの岩峰を越えて行く。
2023年02月27日 13:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
2/27 13:44
奥久慈ならではの岩峰を越えて行く。
分かれた尾根を間違えたので、トラバースで復帰中。
2023年02月27日 13:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
2/27 13:49
分かれた尾根を間違えたので、トラバースで復帰中。
コッチの尾根が正解です。
歩きやすいけど急。
2023年02月27日 13:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
2/27 13:52
コッチの尾根が正解です。
歩きやすいけど急。
と思っていたら険しくなってきたよ。
2023年02月27日 13:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
2/27 13:56
と思っていたら険しくなってきたよ。
何気に危うかった岩斜面。
2023年02月27日 14:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
2/27 14:04
何気に危うかった岩斜面。
やっぱりあったか、笹ヤブ。でも獣道あり。
2023年02月27日 14:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
2/27 14:09
やっぱりあったか、笹ヤブ。でも獣道あり。
植林帯に入ってまで笹ヤブかよ〜。
2023年02月27日 14:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
2/27 14:11
植林帯に入ってまで笹ヤブかよ〜。
笹はほぼ終わったか。
2023年02月27日 14:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 14:15
笹はほぼ終わったか。
今度は灌木が煩わしい。でも踏み跡は何となく。
2023年02月27日 14:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
2/27 14:19
今度は灌木が煩わしい。でも踏み跡は何となく。
そろそろ尾根末端だが、無事に着地できるかな。
2023年02月27日 14:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
2/27 14:28
そろそろ尾根末端だが、無事に着地できるかな。
うまいことココに出られた。突き当りを左に。
2023年02月27日 14:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
2/27 14:32
うまいことココに出られた。突き当りを左に。
ビンゴ!降りてきた道の先に愛車が見えた。
まずまず期待通りの刺激的な山行になりました。
2023年02月27日 14:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
2/27 14:34
ビンゴ!降りてきた道の先に愛車が見えた。
まずまず期待通りの刺激的な山行になりました。

感想

鍋足山3回目です。

今回のルートは、沢沿いの凍結を避けるためもう少し暖かくなってからと思っていたのですが、このところの暖かさもあり待ちきれず行くことにしました。当初は時計回りで計画したのですが、一部情報の無い北側の尾根はヤブが予想されることから反時計回りに変更しましたが、時計回りだったら序盤で心が折れていたかも知れません。終盤ヤブを漕ぎながら変更して正解だったとつくづく思いました。

思い返すと、終盤のヤブも含め概ね予想通りのルートの状況でしたが、鍋足山主峰の先の谷では少々RFに手こずりました。単に未熟なせいかもしれませんが、GPSを見ても現在地が特定できず取り付くべき尾根がわからない、という事態に見舞われたのです。恐らくですが、尾根も谷も幅数m程度なので地形図に現れていないのではないかと想像します。写真にあるロープでのれんが垂れていた場所は、目視だけでは方向が定まらないほど沢筋が迷路みたいに複雑でした。まぁそれも魅力の一つではあるのですが。

奥久慈は低山ながらも起伏が激しく、独特の地質で造られた地形は、できれば登らず刺激だけ欲しい私には打ってつけの山域です。今回もどこに続くのか不明な道筋があり、まだまだ楽しめそうです。ただし、今回は幸い使用しませんでしたが、一つ間違えば窮地に追い込まれることも十分あり得るので、ロープの携帯は必須だとも改めて思いました。

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