リトル比良縦走(北小松〜近江高島)
- GPS
- 05:58
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 972m
- 下り
- 979m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
リトル比良縦走with和希
9/28 晴れ。峠や稜線上は終日風強し
前日の夜、寝る間際に和希が山に行こうかなと言うので、少し期待して寝る。本気で山に行くなら弁当の準備で5時に起きなきゃと思いつつ、目覚めたら6時。山行くか決めかねていたが、とりあえず準備だけはする。しかし、気合が今一入らず、武奈ヶ岳へ行くタイミングは逃す。仕方ないから、近江高島へ草刈りにでも行くか、と思ったが、近江高島の近場に軽く(と当時は思っていた)歩けるところがあったな、とネットで調べて、北小松から近江高島までのリトル比良を歩くことにする。
和希は車中ゲームでご満悦。ただ、この時点では山歩くとは思っておらず、北小松から近江高島まで、琵琶湖湖岸沿いに歩いて、近江高島でダラダラすると思っていたらしい。
北小松でハイカーっぽい集団がいたので着いていくと、何やら森林研修所みたいな所に行ってしまう。慌てて道を聞いて、進行方向を修正。出鼻をくじかれた感があったが、和希は近くの清流で遊んで楽しそうなのが救い。登山道へ向けて改めて出発。和希はここらで、山歩きになると知って、エーと言っていた。それでも付いて来てくれるのはありがたい。まあ、2、3時間で着くと思っていたのだろうが・・・。
登山口から地道になる。きつい傾斜。揚梅の滝の滝見台で軽く休憩、のつもりがお腹が空いたのでおにぎり2つ。琵琶湖に面した斜面なので、少し登っただけなのに、眺望は中々素晴らしい。揚梅の滝も遠目ではあるが、中々結構。
涼峠への道を進む。途中登山道の中央部が抉られていて結構歩きにくい。木々の間を抜ける。山の上なのに、川が流れている。非常に澄んだ流れで飲んでみたくなる。しばらくその流れに沿って進む。途中休憩中のハイカーに地図を見せてもらうと、近江高島までの距離が思いの外あって内心うめく。きちんとした地図を持たず下調べも甘くてすみません。心の中で和希に謝る。が、ひとまず進むしかない。
涼峠は涼しい風がかなり強く吹いており、涼しくて気持ち良いけど、ちょっと体力が奪われないか心配。涼峠から寒風峠までは、今一はっきりしない道のアップダウン。赤テープが頼り(GPSにも登山道載っていないし)。
ここらで、和希がダレ始める。こちらとしても、まだまだキョリあるので、こんな所でペースが落ちても困るから、荷物を持ってやると、大分回復した模様。
寒風峠を過ぎてしばらく行くと、道標が現れる。北小松まで1時間もあり得ないが、近江高島まで5時間ってのもあり得ない。高低差があるから単純には言えないけど、時間だけで見ればまだ全体の6分の1って…。今更引き返す勇気は無いので、この道標の時間は何かの間違いと思うことにして、先へ進む。
急激に下り、林道(鵜川越)に出る。残り時間から、林道沿いにエスケープすることも頭をよぎったが、GPSの地図によるとそれも決して近江高島へのショートカットにならないようだし、その案は無しとする。
再び山道へ。岩阿沙利山へ0.5kmの道標があるが、その0.5kmがきつくて長い。急坂を登り切って、岩阿沙利山は横目に見るだけにし、先を急ぐ。
その後の巨岩地帯など決して楽な道ばかりでも無かったのだが、妖怪ウォッチの話をしてたら、進む進む。まさに、ゲームの話以上のカンフル剤は無いという感じ。知らないうちに、一気に距離を稼ぐ。
オウム岩に着く。眺めも良いし、しばし休憩。私は琵琶湖や周囲の山々を堪能したが、その間和希は、私の許可の下、いそいそと3DSでゲーム。まあ、元気に歩いてくれるなら、細かいことには目を瞑ろう。ようやく無事下山の目途が立ってホッとする。
心理的にも余裕が出てきた中を先へ進む。岳山を通り過ぎ、白い砂岩のザレ場を慎重に下り、白坂を横目で見て進む。この辺から、シダと、中央が抉られた登山道に悩まされて、下りだけどペースは上がらない。ようやく難所を過ぎて、道幅も広くなり、息をつく。
賽の河原を抜け、ここらで緊張感も切れ始めて、それに伴い足裏も痛くなってくるが、そうこうするうちに大炊神社に到着。お参りししてから近江高島の駅へ向かう。
駅近くのコンビニでビールを一杯と行きたかったが、草刈りという一仕事が残っているので、我慢。カップ麺はちょっと奮発して良いのにしたら、旨かった。
予定外の長行動となり、強風を浴びている時間も長かったが、和希は良く頑張った。ご苦労様でした。
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