記録ID: 5235089
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
道志から都留へ横断🚶(赤鞍ヶ岳〜菜畑山〜今倉山〜二十六夜山)
2023年03月04日(土) [日帰り]
山梨県
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:01
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,804m
- 下り
- 1,881m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:58
距離 18.2km
登り 1,804m
下り 1,896m
8:30
50分
スタート地点
17:31
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
月夜野から先のバスは土曜日はあっても日曜日はないので要注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道志山地は山と高原地図では実線ルートが引かれていますが、実際は全体的にかなり道悪で歩きにくく迷いやすいです。 順を追って区間ごとに説明します。 ○ 道志村役場〜赤鞍ヶ岳 まずは道志みちを山中湖方面に少し進むとバス停を2つくらい進んだところで右側に林道の入口があり「赤鞍ヶ岳登山口」と看板が掲げられています。ここから林道を登っていきます。 林道に入るとしばらく舗装路が続きますが、鳥獣避けのゲートを越えて未舗装に変わり少し進むと左手に登山道の入口があります。 ここからが厳しい道の始まりです。 まずは尾根にとりついていき、尾根に上がると物凄い傾斜の坂をジグザグに登っていきます。斜面を直接登らされるわけではないですが、脚を平らに置けるところはありません。少し我慢して登ると入道山に到着します。 少しだけ緩やかな道が続きますが、すぐにまた激坂が現れます。 今度は尾根をジグザグに登るもののほとんど尾根を直接登ってるのと大差ない坂になり、足元もザレてて悪く、ロープなどの補助はあるもののアキレス腱をずっと伸ばした状態で登るレベルです。 一息つける場所は全くありませんので、ゆっくり登りました。 やっと傾斜が緩んだと思った場所で秋山峠に到着し、緩やかな道を行くと赤鞍ヶ岳です。 ○ 赤鞍ヶ岳〜菜畑山 ここからは稜線歩きになりますが、大きめなアップダウンが多く、道も悪いのでのんびり歩く感じではありません。 赤鞍ヶ岳から大きく下ろされたかと思うとまた大きく登り返され岩戸ノ峰にたどり着きます。 ここで道は曲がるのですが案内はなく、正面に間違った踏み跡が続いているので要注意です。 その後は道志口峠まで登ったり下りたりを繰り返しながら基本的には下りていきます。踏み跡が薄く登山者がほとんど入っていないのかとにかく足元が歩きならされていないです。 道志口峠からは葡萄岩ノ頭へ大きく登り返します。ここも道が曲がるのですが案内はなく、正面に間違った踏み跡があり釣られやすいです。 また大きく標高を落とし時々痩せ尾根のある道を進みます。落としきった後はアップダウンを繰り返しながら菜畑山への登り返しが始まります。かなりキツいです。 菜畑山は道志山地の中では珍しく展望が開けた山頂です。 ○ 菜畑山〜今倉山 ここからは大きなアップダウンは少なくなり、今倉山に向かって少しずつ標高を上げていきます。目立って歩きにくい場所も少なくなり、気持ち歩きやすくなってきます。 ただし、前週の雪が融けて作られた泥がここまでは凍っていてそれほど足元は悪くなかったのですが、この辺りから気温が上がって融け始めてツルツル滑るようになり、特に下り道では神経を使わされました。 今倉山の山頂は展望がありません。 ○ 今倉山〜二十六夜山 今倉山から先は春から秋に都留市駅からバスがあるからなのか、踏み跡がハッキリとして足元も歩かれてる感じがして全般的に歩きやすくなります。 まずは、按部に下りてからの今倉山西峰を登り返して西ヶ原に下っていきます。 やはり泥が融けて足元が悪くすいすい歩けそうな道もゆっくりでないと歩けません。 この辺は日当たりが悪いみたいで融け残ってる雪も多く、足元にかなり気を遣ったのでとても時間がかかりました。 西ヶ原からはまた登り返しになり、登りきると赤岩に到着します。ここは全方位に大展望が広がります。 赤岩から先は緩やかに下りていきます。基本的に急な下りはないので足元に融けた泥はあるものの歩きやすくなります。 下りきるところで林道と交差して、右側に進むと二十六夜山へのルートがあります。 二十六夜山も急登はなく、80mほど登り返せば山頂です。 山頂からは御正体山と三ツ峠山の間に富士山が見えるような感じになってましたが富士山は霞んでてほとんどみえませんでした。 ○ 二十六夜山から登山口 二十六夜山からは下るだけです。ここもそれなりに歩かれてると見えて、道は分かりやすく歩きやすいです。初めは尾根の広い道を下りていきます。全体的に落葉が深くてやや滑りやすいですが、この辺まで標高を落とすと泥は凍結してないようでほとんど乾いて土になってるのでだいぶ歩きやすかったです。 ところどころ急斜面はあるものの、ロープの補助があるので安心して歩けます。 尾根をしばらく行くと、尾根を外れて沢沿いにトラバースしていきます。相変わらず落葉が深いですがこの辺から傾斜は緩くなるのでさらに歩きやすくなります。 沢まで来ると沢沿いの緩やかな道を歩いて、橋で2回ほど渡渉すると登山口に出ます。 本当はこの後に赤坂駅まで歩くつもりでしたが、地元のおじいさんに声をかけられて車に乗せてくれると仰ってくださったのでありがたく乗せてもらいました。 最後はズルをしましたが、特に前半はとてもキツくてそれを最後まで引きずっててとてもキツい行程でした。 |
その他周辺情報 | 道志バス停付近は道志村役場はあるものの、公衆トイレや自販機などは見当たらず。 二十六夜山から下山すると徒歩15分くらいのところに芭蕉月待の湯がある。ただしバス本数は少ないので要注意 あと、二十六夜山から赤坂駅までの間にあるスターランドでも日帰り入浴可能 赤坂駅は駅前にコンビニとマクドナルドがあり不便しない。 |
写真
感想
先週とほぼ同じエリアですが、今度は反対側の道志山地を1ヶ月前に歩いた続きの赤鞍ヶ岳から今倉山まで歩いて、今倉山からは道志山地から外れて二十六夜山に行き、都留市側に下山しました。
先週と似たようなエリアではあるものの、今倉山まではやはり踏み跡が薄く、登山道が整備されてるという感じではなく斜面はそのまま登り下りさせられる厳しいルートでした。
今倉山まで行くと春から秋まではバスが近くまで出てて人がそれなりに入ってるとみえて、道はだいぶキレイになり歩きやすかったです。
最後は赤坂駅まで歩こうと思ってたところ、地元のおじいさんに声をかけられて「乗っていきなよ」とのことでありがたくご厚意に甘えさせてもらっちゃいました。
今までこんなことはなかったのですが、こんなこともあるのですね〜
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