尾瀬ヶ原・尾瀬沼を背負子で横断
- GPS
- 17:06
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 427m
- 下り
- 814m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 10:11
天候 | 霧雨→くもり時々はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
戸倉→鳩待峠(930円) ジャンボタクシー多数待機 移動時間30分 大清水→戸倉(610円) 路線バス 本数少ない、最終バス15:50 移動時間12分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
見晴→尾瀬沼 木道の階段がほとんどだが、岩の段差も一部あり。危険箇所なし 尾瀬沼の南岸コースは木道荒れ気味、傾き・腐り・揺れ多数あり。 時間は掛かるが、反対側のコースを歩いた方が良いのかも(?) |
その他周辺情報 | 沼田インター近くの「道の駅 白沢」を利用 弱アルカリ性の温泉と、ボリュームのある美味しい食事あり。 |
写真
感想
山友の家族同士で、背負子で尾瀬ハイクをしようって話になっていましたが
台風接近により予定した日曜の天気が悪く、
あえなくウチの家族だけで土曜に尾瀬ハイクをすることになりました。
ウチらだけだったら、他の山でもって色々検討しましたが、
アクセスとトイレと食事処と高低差の問題が色々出てしまい、
紅葉状況を調べてみたら、尾瀬が「見頃!」という情報により決定しました。
高低差は少ないし、トイレと食事処の山小屋は2時間歩けばあるので
水や食料を背負う必要はありません。トイレは100円ですけどね。
天気予報も良さそうだったので、今回のロングコースを計画しました。
中間地点の見晴で、天候・子供・登山道・時間を考慮し
引き返して周回するか、大清水まで抜けるかを判断することにした。
埼玉朝霞の家を2時30分に出発し、沼田インターを経由して
片品戸倉の駐車場に5時着。始発バスは出発したばかり、
ジャンボタクシーが30台くらい待機していた。
準備できた人から並ばずに乗車していた。
バスの運行時間帯ならば、ジャンボタクシーは同一料金であるのは非常に有難い。
水洗のきれいなトイレを使い、乗車券は自動券売機で購入、なんと万券も使える。
駐車場は予想に反して混雑はしてなかったが、車中泊組も多数いたようだ。
子供が居るから準備に時間がかかり、5時25分にタクシーに乗車し、
5時50分に鳩待峠着、混雑はしていない。少し寒いけど、青空見える。
6時に入山、紅葉の樹木の中を歩く。
たまに水芭蕉の可憐な花からは全く想像できない巨大チンゲンサイがある。
知っている人はごく僅か、「遥かな尾瀬」の3番目で歌って欲しい。
緩やかな下り基調の木道を歩いていると、妻が「リスがいた」という。
私:「リス?どこどこ?」
妻:「前の方を横切ったよ」
私:「えっ、どこ?見てなかった」
歩いて横切った場所に立つ
妻:「ここにいたよ」
私:「えっ、(立ち止まってキョロキョロ)」
木道の下から顔出し、引っ込め、顔出し、引っ込め繰り返す小動物を発見!
私:「オコジョだ」
妻:「オコジョ?」
写真撮ろうとするけど、こういう時って
完全にパニックになって全く上手に写真が撮れない。
何とかフレームには収めたが、見切れ気味↓腕が悪すぎ
後続の登山者が来たので、オコジョのことを伝えると、
勢いよく木道下からノネズミが飛び出し、樹木によじ登っていった。
どうやら、オコジョは主食のノネズミを追っていたようだ。
私:「ところでリスだと思ったのに、なぜテンション上がらなかったの?」
妻:「(幼少期の)カナダ生活時代でリスなんて見飽きている」
とのこと。ここは日本ですよ!心の中で叫んだ。
山の鼻に到着すると、至仏山から重い雲が押し寄せてきている。
風も少しあるので、レインウエアを着込む人が多かった。
オニギリ2個を食べて、歩きやすい整備された木道を歩く。
うん、いい感じ。写真を見ていただければ分かると思います。
見晴で事前に調べた山小屋は食事のみの提供はしておらず、
原の小屋にて、私は山菜うどん800円、妻は蜂蜜ホットミルク400円を頂いた。
ちょっと寒かったし、温かい食べ物は有難い。
隣のグループの特製のカレーライスも美味しそうだった。
次回があれば食べてみたい。トイレ(100円)もきれいでした。
窓の外には紅葉したナナカマドが実を付けており、鳥も食事に来ていた。
見晴から白砂田代までの緩い勾配のある登山道は
私が背負子を担当するが、半分以上は木道が整備されていた。
元々登りの方が得意なので、コースタイム2:20よりも速いペースで歩く。
足元に下りている楓の葉がきれいで、森林歩きするには心地よかった。
白砂田代まで来ると、燧ケ岳の山頂が見えた。
ここからならば意外と標高差はないと思うが、今日は無理!
沼尻平には、テラス風の小屋がある。表参道のカフェのようだった。
南岸コースを行くか、10分長い反対側のコースを歩くか迷ったが
南岸を選択、しかし予想に反して、若干のアップダウン、傾いた・壊れた木道が多く
歩きにくさを感じた。沼だけど湖畔歩きをイメージしていただけに苦労した。
腹が空いて尾瀬沼小屋に到着し、私はキーマカレー(レトルト)950円、
妻は山菜そば650円・花豆ソフト(かなり高得点!!)500円を注文し、
待っている間、小屋内の掲示物を見ていると
大清水の最終バスは15:50、遅くてもここを13:50に出発してください。とのこと
今は何時だ?と時計を見ると、13:10・・・
ご飯をのんびり食べている時間がないことが発覚。
まぁ、コースタイムより普段から早く歩けるので、間に合うと思うが、
私の精神衛生上よくないので、13:40に小屋を出て三平峠を越えて
ガッツリ標高を下げ、谷底へ急降下していった。
沢沿いの道まで来たところで、背負子を妻に交代。
私には背負子登山は連続1時間30分が限度で、肉付きの悪い肩が痛みだしてしまう。
最終バスの30分前に大清水に到着、売店でバス乗車券を購入し、バスを待った。
今回、登山道では多くの方から、妻へのご声援、子供にご挨拶を頂いた。
とても楽しく歩くことが出来ました。ありがとうございます。
ウチの子、まだ10ヶ月ですけど、
なぜか他の子より成長は早いようで誰に似たのか運動神経が良く、
好奇心も旺盛なので背負子の中では大ハシャギでした。
中間地点ではオヤスミモード(充電中)になっていたのはナイショです。
コメント
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hase130さん こんばんは
尾瀬はお子様連れでしたか。
ロングコースなのに頑張りましたね
見晴から沼尻平間の紅葉も綺麗だしオコジョも見られたので良かったですね♪
池塘の葉っぱはヒツジグサで、お花が咲いたころもお勧めですよ
お疲れさまでした
コメントありがとうございます
妻が平らな木道は『私が背負う』と気合いが入っていたので
ロングでも大丈夫?と聞くと、『勾配のある部分は任せた』ということだったので。
最終バスの時間はドキドキでしたけどね(汗)
蓮のように見えるのが、ヒツジグサなんですねφ(._.)メモメモ
夏がメインの尾瀬へ、初めてなのに秋に行ってしまいました(笑)
夏は混雑しそうなので、仕事の休みをもらって
平日に行ってみたいと思います!
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