北八ツ・丸山−高見石−白駒池(山ガール・シティボーイと紅葉を求めて)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 295m
- 下り
- 293m
コースタイム
天候 | 曇り一時晴れ・ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高見石小屋から高見石ピークまで、短いながらゴツゴツした岩場。スリップや岩の隙間に足や装備品など落とさぬよう注意。小屋にザック等をデポして往復する方がベター。 |
その他周辺情報 | 蓼科温泉に日帰り可の温泉多数(料金はいずれも一人1,000円以上、やや高め)。茅野市街に近い湯川温泉・河童の湯は料金も大人一人400円とリーズナブル、露天風呂・休憩スペースあり。 |
写真
感想
山の紅葉シーズンも中盤に入り、台風18号の動きにヤキモキしながら、職場の若い仲間や友人に声がけし、紅葉前線が標高2,000m前後に下りてきた北八ツへ出動。総勢男女9名の大所帯となり、車2台に分乗、中央道から国道299号を麦草峠へ。無料駐車場は既に縦走客で満杯、峠前後の路肩にもズラリと車の並ぶ混雑ぶりで、行き交うバスとマイカーのすれ違いにも一苦労の状況。
ヒュッテ出口のちょっとしたスペースに斜めに車を押し込み(峠を行き交う車の通行の支障にはならないものの、本当はここも駐禁です!スイマセン…)、もう一組3名の到着を待ちます。しかし、軽い昼食を終え、1時間を経過しても一行は現れず、携帯も圏外でつながらないため、やむなく6名にてツアー開始(後で判明したところ、もう1台はほぼ同時刻に麦草峠到着するも、駐車場満杯のため、早々と見切りをつけて白駒池の有料駐車場に向かった由)。この時点で当初計画より約2時間遅れ、条件が良ければ往復しようと目論んでいた中山往復は早々断念です。
紅葉はややピークを過ぎたものの、苔むした雰囲気の良い「丸山の森」を抜け、けっこう斜度のある斜面を若者達がズンズン登っていきます。唯一のオジサンリーダーの小生は息切れしながら後を追い、13:30過ぎに何とか丸山山頂到着。雲は多いながら、ガスの切れ間に北八ツ主稜線方向が望めます。証拠写真を撮り、高見石小屋へ下ると、小屋のテラスに何ともう一組の若者3名が先回り、こちらに手を振ってます。行き違いの事情を聞き、再会!?を祝した後、岩ゴロゴロの斜面をよじ登って、本日のハイライト・高見石のピークへ。遠くの山岳展望は雲で今一つながら、鮮やかな紅葉に縁取られた白駒池はじめ、北八ツの穏やかな高原景観にパステルカラーのアクセントが付き、山ガールのみならず、普段山歩きには疎遠なシティボーイたちも大いに満足、ピースサインなど出しながら記念写真に収まってます。(中央アルプス〜御嶽方面の展望が開けたら、一行で黙祷を捧げよう、と事前に打ち合わせていたのですが、この日は残念ながらごく近傍の稜線しか望めませんでした…。)
高見石小屋へ戻り、ようやく9名全員が揃って、紅葉真っ盛りの白駒池に下ると、そこは最早山歩きの領域を脱し、遊覧ボートが湖面に浮かぶ観光地ゾーン。休憩ベンチの使用料代わりに山荘でお団子を調達、小生も山男装備を繰り出してインスタントのココア+コーヒーを入れ、目に鮮やかな赤色の濃い紅葉を楽しみつつ、しばし休憩。ここから駐車場まではほんの一投足、ほとんどの観光客が白駒池の駐車場へ向かうのを見送り、麦草峠組の6人隊は白駒の奥庭を抜けて最後の木道歩きを楽しみ、台風外周の雲が押し寄せてガスが濃くなる中を無事起点の麦草峠へ帰還しました。
今回のツアーは秋山入門編のショートコースでしたが、高山歩きの楽しさと厳しさを若者達にもそれなりに味わってもらえ、雨にも降られずまずまずの仕上がりでした。オジサン名山ハンターの小生は、山々が雪に閉ざされるまでの間、再び孤独な名山巡りの旅に戻りますが、若者達が今回のツアーに啓発され、自主的に中低山の合同紅葉ハイキングなど企画・実行してくれると、小生もツアコン冥利に尽きますし、この国の将来も明るい!?のですが…。
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