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Yamareco

記録ID: 5238348
全員に公開
雪山ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

ガスからのV字回復 森吉山2Days

2023年03月04日(土) ~ 2023年03月05日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
10:58
距離
11.9km
登り
622m
下り
957m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:46
休憩
0:00
合計
0:46
距離 1.3km 登り 134m 下り 33m
15:01
15:01
8
2日目
山行
6:44
休憩
3:17
合計
10:01
距離 10.6km 登り 488m 下り 944m
1:04
28
宿泊地
1:32
1:32
41
2:13
2:15
22
2:37
3:25
8
3:33
3:33
46
4:19
4:25
63
5:28
5:29
9
5:38
6:23
14
6:37
7:47
110
9:36
9:37
21
9:57
9:59
6
10:05
10:25
12
10:36
10:37
16
10:53
10:56
8
11:04
ゴール地点
天候 3/4(土)
午後から晴れると思ったがホワイトアウト。
夜までずっと雲の中。

3/5(日)
夜中〜御来光まではガスの中。
深夜、一瞬星が見えることもあったが、
基本的にガス&強風。
気温も低く、非常に厳しい環境となった。

陽が昇ると一転、ド快晴で風も止んだ。
朝までの強風のお陰様でトレースも消え、
まっさらな雪面が広がった。
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
除雪などの場合に備え、
車の鍵を預ける。
コース状況/
危険箇所等
樹氷平から神社避難小屋、阿仁避難小屋までは、
一定間隔で設けられた竹ポールが非常にありがたい。
晴れていればトレースがあるので問題ないが、
深夜に山頂まで行った際は視界も効かず、
トレースも綺麗に消えていたので、ルーファイする必要があった。

明け方、山頂から先、山人平まで降りようと思い進んだが、ガスと風がさらに強まり、振り返った自分のトレースが目の前で消滅していくのを見て、大事を取り引き返した。

山頂から降りる際には、登った時のトレースは半分消えていた。
このあとスッキリ晴れてくるはずと信じて...
このあとスッキリ晴れてくるはずと信じて...
カメラ機材がとにかく重い...
1
カメラ機材がとにかく重い...
今宵のお宿に到着。
よ、夜には晴れるよね?(-ω-;)
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今宵のお宿に到着。
よ、夜には晴れるよね?(-ω-;)
いつまで経ってもガスの中
1
いつまで経ってもガスの中
星撮れるかなぁ(-ω-;)
1
星撮れるかなぁ(-ω-;)
ガスは消えてきたっぽい。
晴れると信じて、動き出す。
ガスは消えてきたっぽい。
晴れると信じて、動き出す。
雲の上に出ると信じて山頂を目指す。
猛烈な速さで雲が流れている。
1
雲の上に出ると信じて山頂を目指す。
猛烈な速さで雲が流れている。
山頂はガスの暴風。
標柱モンスターの影に入り風を避ける。
この時は月が見え、北斗七星もちょっと見えた。
8
山頂はガスの暴風。
標柱モンスターの影に入り風を避ける。
この時は月が見え、北斗七星もちょっと見えた。
山人平へ向かうも、さらに過酷な状況で引き返す。
阿仁避難小屋近くまで戻ってきた。
3
山人平へ向かうも、さらに過酷な状況で引き返す。
阿仁避難小屋近くまで戻ってきた。
時折、空が見えて歓喜する。
一瞬でまた見えなくなるが(;ω;)
2
時折、空が見えて歓喜する。
一瞬でまた見えなくなるが(;ω;)
ぼんやり佇むモンスターたち
ぼんやり佇むモンスターたち
神社避難小屋まで戻り、期待せずに御来光を待つ。
と、一瞬山頂が見えるではないか!
いやしかし、あの環境では山頂で待っていることは不可能だったと、自分を納得させる。
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神社避難小屋まで戻り、期待せずに御来光を待つ。
と、一瞬山頂が見えるではないか!
いやしかし、あの環境では山頂で待っていることは不可能だったと、自分を納得させる。
これはこれでよいではないか
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これはこれでよいではないか
しばし、小屋の中で朝食を取り暖を取る。
みるみるド快晴になってきた(笑)
6
しばし、小屋の中で朝食を取り暖を取る。
みるみるド快晴になってきた(笑)
簡単に荷物をまとめて、カメラだけ持って撮りに出た。
岩木山もバッチリ
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簡単に荷物をまとめて、カメラだけ持って撮りに出た。
岩木山もバッチリ
さっきまでのガスのお陰様で、霧氷も!
3
さっきまでのガスのお陰様で、霧氷も!
イッキにTheDayになった(笑)
8
イッキにTheDayになった(笑)
一ノ腰。
今度はこめつが山荘の方からも登ってこよう。
2
一ノ腰。
今度はこめつが山荘の方からも登ってこよう。
流石にシーズン終盤という感じだが、
さっきまでの悪天候様様。
美しい森が広がる。
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流石にシーズン終盤という感じだが、
さっきまでの悪天候様様。
美しい森が広がる。
そしてポッカリ鳥海!!
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そしてポッカリ鳥海!!
さっきまでの欲求不満が消えていく
1
さっきまでの欲求不満が消えていく
それにしてもモンスターの影がすんごい
1
それにしてもモンスターの影がすんごい
なんだこの最高の景色は!
3
なんだこの最高の景色は!
トレースもシュプールも消えてまっさら
2
トレースもシュプールも消えてまっさら
まだゴンドラも動いていない。
完全貸切で失礼します。
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まだゴンドラも動いていない。
完全貸切で失礼します。
来て良かった!
こんな枝ですらアート
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こんな枝ですらアート
とにかく癒される
1
とにかく癒される
終盤感はあるが、まだまだ美しい
2
終盤感はあるが、まだまだ美しい
どこを見てもまっさら
どこを見てもまっさら
こんな贅沢、良いんですか!?
4
こんな贅沢、良いんですか!?
ここに佇んでるだけで幸せになる
1
ここに佇んでるだけで幸せになる
だーれもいない!
1
だーれもいない!
あるのは青と白
贅沢に歩いてきちゃったトレースを振り返る
1
贅沢に歩いてきちゃったトレースを振り返る
ここは、まっさらなモンスターの国
2
ここは、まっさらなモンスターの国
数時間前までは地獄だったのに
4
数時間前までは地獄だったのに
今は最上級の天国
6
今は最上級の天国
小屋で一緒になったガイドさんとハイカーさんも動き始めたね。
2
小屋で一緒になったガイドさんとハイカーさんも動き始めたね。
実は2週前にも来たが、天気が悪くて樹氷平のみ。
今年はダメなのかと諦めかけたが
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実は2週前にも来たが、天気が悪くて樹氷平のみ。
今年はダメなのかと諦めかけたが
シーズン最後に最高の日があったとは。
6
シーズン最後に最高の日があったとは。
最高としか言えないよね
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最高としか言えないよね
明け方は断念した山頂へ向かう様子。
トレース残ってるといいけど(笑)
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明け方は断念した山頂へ向かう様子。
トレース残ってるといいけど(笑)
鳥海山もバッチリだし
鳥海山もバッチリだし
巨大なモンスターたちに囲まれて
1
巨大なモンスターたちに囲まれて
思うままにシャッターを切る
思うままにシャッターを切る
ず、頭突きされそうw
2
ず、頭突きされそうw
モデル立ちの御二方
モデル立ちの御二方
こっちは馬?
やーたまらん!
霧氷の有無でもかなーり違う。
今日は格別
2
霧氷の有無でもかなーり違う。
今日は格別
全身凍り付いたことも許す!(笑)
全身凍り付いたことも許す!(笑)
秋田駒も八幡平もバッチリ
6
秋田駒も八幡平もバッチリ
山頂はもうすぐ!がんばー!
山頂はもうすぐ!がんばー!
足元にはさらっさらなシュカブラ
足元にはさらっさらなシュカブラ
おっと、だんだん太陽が高くなって、
構図に入れにくくなってきたw
4
おっと、だんだん太陽が高くなって、
構図に入れにくくなってきたw
きりがないw
戻るとしますか。。
きりがないw
戻るとしますか。。
今朝方、ガイドさんが掘り起こしてくれた入り口。
定期的に、地元の方が掘り出してくださっている。
「避難小屋だから、使えるようにしておかないとね。」とおっしゃっていた。
ありがとうございます!
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今朝方、ガイドさんが掘り起こしてくれた入り口。
定期的に、地元の方が掘り出してくださっている。
「避難小屋だから、使えるようにしておかないとね。」とおっしゃっていた。
ありがとうございます!
ゴンドラ組の先頭様がいらっしゃった。
これから現実へ
ゴンドラ組の先頭様がいらっしゃった。
これから現実へ
最高の後味w
余韻に浸りながら下りた
余韻に浸りながら下りた
とにかくたくさんの人が、
みんな笑顔で楽しんでいた。
4
とにかくたくさんの人が、
みんな笑顔で楽しんでいた。
帰りに見た夕陽。
充実した週末でした。
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帰りに見た夕陽。
充実した週末でした。

感想

今年はダメかと諦めかけていた森吉山。
土日ともに良さそうなので、実は2週前に来たばかりだが、行くっきゃない!とはるばる。
去年ダメだった天の川もバッチリ撮るもんね!
と思い機材を詰め込んだザックは激重。

まさかの濃ガスが晴れず、小屋で深夜まで過ごす。
同じく泊まりできていた、地元のガイドさんや山岳会の重鎮から、森吉山についての熱い想いを聞かせて頂き、
今まで主に冬に樹氷を撮りにくるだけだったが、
夏のブナ林など魅力をたくさん教えて頂いたので、
樹氷以外も撮りに来ようと心に誓う。

明け方までのガスと強風は本当に過酷だった。ペットボトルの麦茶は、数時間行動している間に芯まで凍ってしまった。

それでも、日が昇ってからの最高の天気の中、
まっさらな景色の中を歩いて撮っていられたことは本当に嬉しく、ゆく厳冬期の締めくくりにできたと思う。

※冬のナイトハイクや避難小屋泊には、主に防寒対策面で日中の日帰り登山とは全く違います。
準備不足で突っ込むことは、事故につながりますので、
くれぐれも慎重に。

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コメント

TAKSPEEDさん いつもながらのハイレベルな景色・写真、美しいですね〜。
同じ日同じ山ながら、時間が違うと、こんなにも違う世界が広がっているんだと目を見張ります。
当たり前ですが・・・
その景色と出会うには、超寒〜い小屋泊と重い機材・・・ただ、ただ、リスペクトです。
貴重な景色をありがとうございます!
2023/3/8 20:50
mink610さん 今回は朝まで雲の中で、コレはもう、完全に空振りかと半ば諦めてました(^_^;)
でも、スイッチが切り替わったように風も止んでガスも消えて、まさにゼロから100になったんです(笑)
2023/3/9 2:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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