湯殿山＊積雪期限定のお山は青と白しかない世界

2023年03月05日(日) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 11.3km
• 登り: 859m
• 下り: 851m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:22
• 休憩: 1:24
• 合計: 5:46

距離 11.3km 登り 862m 下り 863m

6:21 スタート地点
6:44 6:51 志津野営場前バス停
7:02 ネイチャーセンター
9:20 10:37 湯殿山
11:42 ネイチャーセンター
12:07 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆月山志津温泉　除雪終点エリア
・駐車スペースは10台程度、以降は路駐
・トイレなし
※5時半過ぎに到着で、温泉街の上の方に縦列で停めました
※この日は温泉街を越えてかなり下まで路駐がありました
※道路は除雪されていますが、雪解けの凍結箇所に注意
※最終コンビニは西川IC近くのセブンイレブン、最終トイレは道の駅にしかわになります

コース状況／危険箇所等

・この日は道路標識から全行程スノーシューで歩きました。トレースはありますが、アイゼンだと少し沈むようなので、スノーシューまたはわかんをおすすめします。
・気温が上がるとかなり雪が重くなるので早出をおすすめします。
・道路標識から自然博物館へ向かう際のルートは車道に出ずに進んでも問題ありません。
・自然博物館から石跳川沿いに進み、尾根に乗るトレースを見失わないよう注意してください。沢筋のBCのトレースが明瞭なため引き込まれやすく感じました。

その他周辺情報

◆月山志津温泉　変若水（おちみず）の湯つたや
https://gassan-tsutaya.com/onsen/
・日帰り入浴1,000円
・露天風呂から姥ヶ岳と湯殿山が見えます
※若干の塩素臭あり、カメムシがいるの注意

◆出羽屋
https://www.dewaya.com/cuisine/
・山菜料理で有名な歴史ある宿のそば処で、きのこたっぷりの山菜そばをいただけます

写真

3/5 6:13

5時半過ぎ到着で月山志津温泉先の除雪済み駐車スペースは満車で路駐に
雪の壁は2〜3m程度、気温は-7℃
湯殿山と姥ヶ岳が見える

3/5 6:16

正面にこれから登る湯殿山を見ながらスタート

3/5 6:37

これ、見たかったやつ！
道路標識に手が届くほどの積雪

3/5 6:52

初めは石跳川に沿うように歩く
標識からそのまま進めば行けるみたい
素晴らしい1日を予告するように陽が昇る

3/5 6:54

早々にスノーシューを装着し、程なく自然博物館に到着
正面に湯殿山、もう少し進めば姥ヶ岳も見えるはず

3/5 7:05

なのに一向に姥ヶ岳が見えてこないのでおかしいと思って現在地を見たら、尾根に乗らず沢筋に進んでいた^^;
戻ってルート復帰を試みます

3/5 7:28

尾根に乗ったら右手に姥ヶ岳
明るい尾根はトレースバッチリ

3/5 7:31

ブナの森からのぞく真っ白な姥ヶ岳
月山はその奥なのでまだ見えない

3/5 7:59

ガリガリに凍りついたように見える雪面

3/5 8:03

見上げると熊棚があった
このあたり、いっぱいいらっしゃるんだろうなぁ。。。

3/5 8:10

ピークのように見えるとんがりにわくわく
でも斜度は増してくる

3/5 8:13

青と白にブナが似合う

3/5 8:14

振り返ると真っ白な朝日連峰

3/5 8:15

雪庇と姥ヶ岳

3/5 8:17

途中からスノーシューのヒールリフターを上げて登る

3/5 8:19

振り返っても絶景

3/5 8:25

この先がピークと信じたくなる風景

3/5 8:33

でもピークはまだ上にあるんだと軽く絶望
とはいえこのお天気だから精神的ダメージは少ない

3/5 8:34

振り返ってこの景色を見れば元気回復

3/5 8:36

ホイップクリームたっぷり
稜線上には人の姿も

3/5 8:37

姥ヶ岳の向こうにちらりと月山も見えてきた

3/5 8:41

歩いてきた道を振り返る

3/5 8:42

どこか知らない惑星に来ちゃったみたい

3/5 8:44

雪深い世界

3/5 8:46

こんな道を歩ける幸せ

3/5 8:47

青と白しかない世界

3/5 8:47

この山を歩いていることが夢みたいでうれしさが込み上げる

3/5 8:51

山頂まであと少し
直下は少し風が強かった

3/5 9:03

なんという無垢な世界

3/5 9:03

純白のビクトリーロード

3/5 9:06

ここを滑っている人がいる
気持ちよさそう

3/5 9:08

姥ヶ岳へ縦走する人もいたみたい

3/5 9:16

無事湯殿山に登頂！
この赤鳥居が見えれば山頂の証
登山道のない山だからか、山頂標や三角点の類はなし

3/5 9:16

そして真っ白な鳥海山

3/5 9:17

蔵王も見えた
こう見ると雪が少ない

3/5 9:25

姥ヶ岳の奥に月山

3/5 9:28

山頂で女性と撮り合いっこ
まずは姥ヶ岳と月山
レンズに雪が付いちゃった^^;

3/5 9:29

こちらは鳥海山と一緒に

3/5 9:25

絶景づくし

3/5 9:27

少しだけ姥ヶ岳方面へ進んでみる

3/5 9:29

少し下って湯殿山を振り返る

3/5 9:37

静かな鞍部でしばし絶景を眺める贅沢時間
せっかくだからもっと先まで行ってみればよかった。。。

3/5 9:40

磐梯山

3/5 9:40

吾妻連峰

3/5 9:40

真っ白な朝日連峰
スキーヤーが画になる

3/5 9:52

ずっと見ていたいこの景色

3/5 9:52

奥にちらりと頭を出しているのは飯豊のどこかかな

3/5 9:56

本日の相棒と月山

3/5 10:04

帰りたくなくてずっと山頂をウロウロ

3/5 10:11

スケールの大きさに圧倒される

3/5 10:12

雪国の美しさ

3/5 10:30

とろとろクリーム

3/5 10:30

月山山頂
拡大すると月山神社が見える

3/5 10:30

月山神社をズーム

3/5 10:33

あぁ、明日が休みだったらなぁ…もっとこの絶景を見ていたい

3/5 10:39

続々と登ってきます
帰りを考えて私は泣く泣く下山開始

3/5 10:49

帰りは朝日連峰がずっと視界に入る

3/5 10:49

本当に美しい

3/5 10:49

後ろ髪引かれながら下界へ

3/5 11:24

こんなにも真っ青な空
まさにThe Dayでした

3/5 11:33

自然博物館の屋根の雪の厚みがすごい

3/5 11:46

明るいところで標識をもう1枚
このあたりは気象庁の観測地点はないのですが、積雪日本一と言われる西川町

3/5 12:28

駐車エリアからすぐの月山志津温泉で汗を流す
露天からは姥ヶ岳とさっきまでいた湯殿山が見える贅沢な眺望

3/5 13:02

駐車場には立派なかまくら

3/5 13:45

場所は変わり、出羽屋でせりがたっぷりの山菜そば

3/5 13:45

おそばも噛みしめるほど香りがふわっとして美味しかった〜♪
満腹で帰りの長旅開始！

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

ILCE-6400 SONY

SC-53B samsung

感想

umi-co

残り少ない雪山シーズン、東北のお天気が確約された日曜日。
当初は西吾妻山で今季最後のスノーモンスターと思っていましたが、混みそうだなぁ…と尻込み。
先日の蔵王で月山・湯殿山の話をしていたことを思い出して直近の情報を調べていると、湯殿山のこの景色が見たい！という久々の衝動が湧き上がり、このモチベーションのまま日曜日の山形遠征を決行しました。

体力、体調などいろいろ不安はありましたが、行ってみれば最高の1日。
青空に雪たっぷりでまるでどこかの惑星に来たみたい。
スケールの大きさに圧倒され、青と白の世界を堪能し尽くしました。

出羽三山で「未来」を祈る生まれ変わりの山、湯殿山。
この世の美しい世界を見せてくれました。