雨の美ヶ原を一人でふらり
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 584m
- 下り
- 579m
コースタイム
天候 | 台風18号近づき雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所無し |
写真
感想
台風18号が近づいてきましたが、予報では風が強まるのは夕方からとの事なので、深まる秋の半日を雨の美ヶ原で過ごしてきました。
山本小屋から歩き始めましたが、当然他に雨の中を歩いている人はいませんでした。
美しの塔に居た時に、宿泊の団体さんがバスで通りましたが、なんと思っていたものやら。けれどこちらはいたって平気で、自分の世界に浸って楽しいものです。
美しの塔〜塩くれ場を過ぎて、しばらく進んで茶臼山入口の表示板から放牧地に入ります。雨で所々に水溜りがあり、そのうえ注意しないと牛のふんがあります…汚くないけどね。
そのうちに左手のガレ場から2頭の鹿が飛び出してきましたが、突然なので驚いてカメラを向ける事もできませんでした(尻の白い毛だけが印象にあるけど)
草地を歩くうちにガレ場に出ますが(鉄平石だったかな?)平らな石でケルンが積み上げてありました。右に曲がると茶臼山が先に見えてきます。
頂上は生憎の雨で視界は悪く、さっき歩いてきた美ヶ原がうっすらと見える程度です。長居をせずに落葉松林を下りますが、途中から石の多い道となり結構手間が掛かりました。所々で紅葉で色づいている木の下では思わず足を止めてしまいます。
ここではカモシカに遭遇。足元に注意しながら歩きながら、ひょいと顔を上げると、直ぐそこにカモシカ君がいました。静かに写真を撮ってから、こちらが動くとのそのそと薮の中に入って行きました。
広小場は今は使われていないキャンプ場のようでした(東屋があり、炊事場があり、広場があり、トイレ・・・これは使用禁止の張り紙あり)
今度はここから登り返しです・・・標識に百曲とあるように、九十九折の道が延々続きますが、道は広く歩きやすいです。40分程歩くと道も徐々に明るくなり、ガレ場を過ぎると美ヶ原高原の上に戻ってきました。
この高原の縁を東から西へ回りますが、多分晴れていれば眺望も良く気持ち良いコースだと思いました・・・アルプス眺望コースですからね。
烏帽子岩はガスで良く見えませんでしたが、王ヶ頭に向かって真っすぐに続く道を歩き始めます。
王ヶ頭で一休み。とにかく今日は雨を承知で来ているんで、文句は言えませんが、この次に誰かを連れて来る時にはこのアルプス眺望コースがお勧めですね。
雨の中で哲学的な時間が得られて満足でした。
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