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Yamareco

記録ID: 5240254
全員に公開
山滑走
甲信越

巻機山〜牛ヶ岳〜大兜山

2023年03月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
the841 その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:51
距離
20.6km
登り
2,190m
下り
2,519m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:45
休憩
1:14
合計
11:59
距離 20.6km 登り 2,285m 下り 2,564m
2:59
27
3:26
3:28
48
4:16
4:21
165
7:06
27
7:33
7:34
13
7:47
7:58
16
8:14
8:15
246
12:21
12:59
21
13:20
8
13:28
17
13:45
13:58
19
14:56
2
14:58
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野中に車1台デポ
6:30頃 ニセ巻付近からご来光を。いい一日になりますように。
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6:30頃 ニセ巻付近からご来光を。いい一日になりますように。
南へ延びる国境稜線。
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南へ延びる国境稜線。
先行者とその奥に割引岳
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先行者とその奥に割引岳
山々に日が当たり始める。
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山々に日が当たり始める。
巻機への最後の登り
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巻機への最後の登り
巻機山頂から割引方面
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巻機山頂から割引方面
柄沢山〜朝日岳方面
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柄沢山〜朝日岳方面
これから向かう牛ヶ岳方面
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これから向かう牛ヶ岳方面
牛ヶ岳から東へ延びる国境稜線
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牛ヶ岳から東へ延びる国境稜線
パートナーの後ろに後続1名
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パートナーの後ろに後続1名
山頂直下で滑走準備
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山頂直下で滑走準備
さあいざ北面へ
登り返しの大兜が眼下に
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登り返しの大兜が眼下に
風下側の方は思いのほか雪がいい
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風下側の方は思いのほか雪がいい
前回もガリガリだったけど巨大な北面バーンへ
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前回もガリガリだったけど巨大な北面バーンへ
中間から下はパウダー天国
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中間から下はパウダー天国
貸し切りの面ツル斜面
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貸し切りの面ツル斜面
どこでも滑れる。最高。
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どこでも滑れる。最高。
登り返しもありか?
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登り返しもありか?
最後の樹林帯もパウダー
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最後の樹林帯もパウダー
沢床へ。ここより上流では穴空いてた。
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沢床へ。ここより上流では穴空いてた。
取り付き付近は完全に埋まってる
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取り付き付近は完全に埋まってる
ここから登り返し
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ここから登り返し
先ずはデブリを越えて
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先ずはデブリを越えて
右の方へと
斜度もあるし隠れたクラックが結構あって難儀した
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斜度もあるし隠れたクラックが結構あって難儀した
振り返る。奥の山は金城山かな?
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振り返る。奥の山は金城山かな?
牛ヶ岳をバックにひたすらジグを切る
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牛ヶ岳をバックにひたすらジグを切る
斜度が緩んだだ所でひと段落。
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斜度が緩んだだ所でひと段落。
尾根通しに
尾根上部で雪が固くて行き詰る
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尾根上部で雪が固くて行き詰る
結構斜度あり
この辺りからは雪も柔らかくなりシールで行けた
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この辺りからは雪も柔らかくなりシールで行けた
稜線へ出るとネコブ山がお出迎え
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稜線へ出るとネコブ山がお出迎え
山頂まではもうすぐ
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山頂まではもうすぐ
越後三山
ネコブ方面
牛ヶ岳方面
滑走は1339pとの間の谷へ
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滑走は1339pとの間の谷へ
斜度も雪も文句なし
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斜度も雪も文句なし
予想以上にいい
雪も全然生きてた。
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雪も全然生きてた。
面ツルが延々と
登り返しポイント偵察しながら
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登り返しポイント偵察しながら
プチアドベンチャー
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プチアドベンチャー
タキ沢左岸を歩いて帰る
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タキ沢左岸を歩いて帰る

感想

牛ヶ岳の北面を滑って大兜山へ登り返す山越えのルート。
最初にチャレンジしたのが8年前。当時はソロで原付デポ作戦で挑むも悪天敗退。それから転職したり何だかんだとしばらく山から離れた時期があったけど、昨年から一緒に山行へ行く仲間が増えたこともあり、7年振りに再チャレンジするも強風とガスで牛ヶ岳北面1600m地点で再び敗退。

今回こそはと間違いない天気の日を選んで三度の挑戦。
野中に車を一台デポして清水へ。3時前なのに既に4台くらい…今日の天気なら大賑わいになるんだろう。暗い中ヘッドライトを点けて歩き始める。明るい月がきれいだ。井戸の壁あたりにライトが見える。泊りか先行者だろうか?雪は硬くうっすらと新雪が乗っているので斜度があるとシールがズルズルと滑って登りづらい。
いつの間にか月が赤く色づいていた。その後徐々に色が濃くなり幻想的な風景だった。6合目付近で先行者のスキーヤーに追いつく。柄沢山か余裕があれば朝日岳へと考えているとのこと。この辺りから雪は良くなりプチパウダー。いつも苦労するニセ巻直下は担いだ方がいいと思っていたが、思った以上に雪がいいのでシールで行くも途中でやっぱりしんどくなりアイゼンへ。結局斜面の不安定なところで換装するといういつものパターン。6:30頃にニセ巻に上がると朝日が。最高の天気だ。
パートナーがなかなか上がって来ないので心配していたら装備を落としたらしい。自分も先週滑走中に携帯を落としたが、これは本当にヘコむ。
巻機山頂周辺は相変わらずカリカリだったけど問題なく登頂。牛ヶ岳とのコルへのちょっとした下りがボコボコ&ガリガリ斜面なのでスプリットモードだとちょっとしんどい。牛ヶ岳山頂に着いて風下で滑走準備をしていると後続のスキーヤーが追い付いてきた。ソロで行先は同じ。4:30スタートで野中にチャリデポして周回とのこと、強い。
一足お先に北面へ。風下側の方が雪がよかったけど、前回敗退した一枚バーンをリベンジしたくて左へトラバース。上部は相変わらずのガリガリボコボコ斜面だったけどその下はまっさらで広大な斜面で最高!その後もどこを滑ってもGoodパウダーが延々続く。ラインも自由自在、広大過ぎるパウダー斜面が贅沢過ぎる。一瞬登り返しもありか?と頭をよぎるほど素晴らしかった。
最後の樹林帯も地形を楽しみながら沢床まで快適パウダー。予定通りのポイントに滑り降りるも沢に穴が開いている。沢は完全に埋まっていると勝手に思っていたので、念のため沢に降りず尾根を回り込んで下降ポイント確認。結局下流は全然埋まっていたので何の問題もなかった。
取り付きはデブリがゴロゴロ。尾根寄りにルートを取るが斜度がなかなかある上に固い層に薄い新雪でズルズル滑って登りづらいことこの上ない。おまけに隠れたクラックもいくつかあって進路を塞がれる。クトーを頼りに苦手なジグを細かく切りながら気合で登る。
斜度が緩んだあたりで一休み。振り返ると牛ヶ岳の雄姿が見事だ。
スキーヤーは沢沿いを詰めていく様子。我々は雪崩が怖いのでもう少し尾根沿いに上がってそこから樹林帯へトラバースするルートへ。
ところが予想以上に雪が固い。トラバースしたいポイントへ着くもこのガチガチ斜面をスプリットモードで行くのはちょっと無理。ここでシールを諦めアイゼンへ。再び不安定な急斜面での換装。全く成長していない…。アイゼンで2〜30メートルくらい?尾根沿いに上がると雪が柔らかくなったので再びシールへ。この雪ならトラバースも容易。
そしてようやく大兜山山頂へ。360度の景色が素晴らしい。山頂には先行のスキーヤーのトレースの他野中からのスノーシュートレースも。ここでこの後のルートも検討しながらの大休止。当初予定では余裕があれば一旦下ってから大割山へ登り返し、北東ルンゼを滑る予定だったが、大兜山から見る周辺の山々の下部は雪が落ちて黒々している。滑るラインも怪しいかもということでこのまま下山することに。
滑走は山頂北のルンゼか1339との間かで悩んだ結果、より良さそうだった1339方面へ。ここは予想以上に雪も全然生きていて斜度も快適そのもの。思った以上のパウダー斜面で最高でした。
その後斜度が緩むと一気に雪が重くなり消化試合へ。沢付近まで滑り降りたら滑走終了。あとはシールでスノーブリッジを探しながら沢沿いに。以前来た時は完全に埋まっていたタキ沢も今年は全然雪が少ない。ギリギリ繋がっているブリッジで左岸へ渡りあとはのんびりと野中まで。
天気にも雪にも恵まれて充実した一日になりました。


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訪問者数:527人

コメント

素晴らし過ぎる!
2023/3/10 14:29
NagaiJunrinaさん
ありがとうございます。ナガイさんの記録も拝見させてもらいました。
このルートのガイドツアーというのも凄いですね。
いつもHPのブログも楽しみに拝見しています。
2023/3/13 21:57
プロフィール画像
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