記録ID: 7887926
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山滑走
尾瀬・奥利根
奥利根横断 敗退(米子頭山〜小沢岳〜上銅倉沢滑走〜ネコブ山)
2025年03月08日(土) ~
2025年03月10日(月)


体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 57:43
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 3,073m
- 下り
- 3,190m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:30
距離 12.9km
登り 1,822m
下り 970m
天候 | 3/8: 晴れ→曇り 3/9: ガス&強風 3/10: ガス&強風→快晴&無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
三国川ダム〜六日町駅: タクシー 7,000円 |
写真
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4165571.html
以前、平ヶ岳から小沢岳の東斜面を見て、あの大斜面を滑りたいなと考えていた。そこまで行くのであれば奥利根横断しちゃえばいいじゃん、ということで久しぶりに電車&タクシー利用で山に行くことに。
電車でスキーを持ち運ぶために、スキーケースに入れる必要があるが、軽量化のためツェルトで巻く
以前、平ヶ岳から小沢岳の東斜面を見て、あの大斜面を滑りたいなと考えていた。そこまで行くのであれば奥利根横断しちゃえばいいじゃん、ということで久しぶりに電車&タクシー利用で山に行くことに。
電車でスキーを持ち運ぶために、スキーケースに入れる必要があるが、軽量化のためツェルトで巻く
米子頭山。何も考えずにぼーっと濃いトレースを追っかけていたら以下記録の方の米子頭山へのトレースだった。お恥ずかしい
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7878313.html
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ブサの裏沢にこちらの方のトラック
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7888218.html
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トトンボの頭からも滑走。カリカリ&デコボコ。クラックにも注意しながらゆっくり滑っていく。
永松山は横着してスキーで巻きながら滑る。トラバースしていくにつれ斜度がきつくなってきて焦った。北東面に回り込むと大きなクラックがあったりで結局スキーを脱いでクラックを避けながらアップダウン。素直に稜線通り歩けばよかった
永松山は横着してスキーで巻きながら滑る。トラバースしていくにつれ斜度がきつくなってきて焦った。北東面に回り込むと大きなクラックがあったりで結局スキーを脱いでクラックを避けながらアップダウン。素直に稜線通り歩けばよかった
小三ツ石山から三ツ石沢まで滑走。強烈なフラットライトで傾斜の具合も、自分が進んでいるのか止まっているのかも分からなかった。雪もぎゅっとパックされた生コン雪で、ひたすら作業のように高度を落としていく
まだ活動できる時間はあるが、これ以上進むと稜線に出てしまい、幕営適地を探すのが大変になるため、三ツ石沢の尾根末端に乗って幕営地を探す。
本当は小沢岳の東斜面を滑走したポイントまで進む予定だったが、ルートミスしたり、稜線縦走で手際が悪かったりで時間がかかってしまった。
三ツ石沢のゴルジュっぽい箇所で対岸に氷壁のようなものが見えた。ガスでよく分からなかったが、ここらへんは沢床の地形が複雑そうに見えたので、尾根に乗ったのはルートとしても結果的に正解だったかもしれない
本当は小沢岳の東斜面を滑走したポイントまで進む予定だったが、ルートミスしたり、稜線縦走で手際が悪かったりで時間がかかってしまった。
三ツ石沢のゴルジュっぽい箇所で対岸に氷壁のようなものが見えた。ガスでよく分からなかったが、ここらへんは沢床の地形が複雑そうに見えたので、尾根に乗ったのはルートとしても結果的に正解だったかもしれない
2日目。初日は予定地まで進められなかったので少し早めに出てヘッ電歩き。三ツ石沢を登っていくが、強烈なガスと暗闇で周囲の状況が全く分からない。GPSログの通り、あっち行ったりこっち行ったり中々進まない。リングワンデルングを経験
1m先がどうなっているか分からないこの状況で小沢岳東斜面を滑れるわけもなく。ツェルトに入って待機。
天気予報では大きな高気圧に覆われつつ、3/8夜から3/9朝にかけて小さな南岸低気圧が東進する予定だったので、すぐに晴れるだろうと予想していた
天気予報では大きな高気圧に覆われつつ、3/8夜から3/9朝にかけて小さな南岸低気圧が東進する予定だったので、すぐに晴れるだろうと予想していた
10時までに活動再開できれば奥利根横断は継続できると考えていたが、10時になっても天候は回復せず。
奥利根横断を諦めて、小沢岳の東斜面を滑走して、登り返して戻り、ネコブ山経由で下山する案として、引き続き天候回復を待つ。
その間にイグルーを作成
奥利根横断を諦めて、小沢岳の東斜面を滑走して、登り返して戻り、ネコブ山経由で下山する案として、引き続き天候回復を待つ。
その間にイグルーを作成
踏み抜きにも苦労する。スキー利用できそうな区間が分かれば良いのだが、ホワイトアウトなので判断ができずツボ足のまま進んでいく。
2日目と同様、雪庇やクラックに注意しながら、こまめにGPSを確認しながら少しずつ進んでいく
2日目と同様、雪庇やクラックに注意しながら、こまめにGPSを確認しながら少しずつ進んでいく
十字峡まで降りてきた。
桑ノ木山からの滑り始めは最高の景色を眺めながら広大な山頂部をまったり滑ることができ気持ちが良かった。
尾根に入ってから十字峡までは雪庇やうねりがあり、快適に滑れる感じではなかった。途中は大きなクラックなどを迂回するために何度かツボ足になる。踏み抜きが大変だった。
本日は気温が上がり、下部は腐った雪で重かった。
桑ノ木山から北西方面の尾根を滑った方が楽かもしれない。ただ、下津川を暫く歩くことになるので雪崩リスクは要考慮
桑ノ木山からの滑り始めは最高の景色を眺めながら広大な山頂部をまったり滑ることができ気持ちが良かった。
尾根に入ってから十字峡までは雪庇やうねりがあり、快適に滑れる感じではなかった。途中は大きなクラックなどを迂回するために何度かツボ足になる。踏み抜きが大変だった。
本日は気温が上がり、下部は腐った雪で重かった。
桑ノ木山から北西方面の尾根を滑った方が楽かもしれない。ただ、下津川を暫く歩くことになるので雪崩リスクは要考慮
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