羊蹄山〜ナイトハイクでご来光〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,609m
- 下り
- 1,609m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道は問題ない。稜線は霜が付いているので滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 真狩温泉、日帰り500円 |
写真
感想
ヤマレコでよく、夜に登り御来光を見るというレコが出ていて、すごいなあと思いながら自分ではきっと出来ないだろうなと思っていた。
ヘッデンの光だけで夜の登山道を歩くなんて絶対に無理!誰か一緒に行くなら・・・
と思っていたら参加者登場!
日高幌尻岳の北カールでクマに会いビビッてしまったM君と、斜里岳で会ったフルマラソン、鉄人レース、トレイルランなどなんでもやるマルチアスリートS君が興味を示し、羊蹄の夜道を一緒に歩いてくれる事になった。
場所は真狩コース。出発は午前零時。少し時間はズレたがヘッデン付けてスタート!
登山口の手前でこれから歩こうとする団体さんが用意をしていて、お先に歩き始めた。
ヤマレコにも載っていたが、夜歩くと何合目の表示しか写すものもなく、一応撮って登ったが今回写真は全部は載せない。
真狩ルートは風もなく、星も出ていて歩くには最高のコンディション。もう冬の星座オリオン座が見えていた。
でも上に行くにつれだんだん風が出てきて寒くなり、1枚また1枚と羽織るものが多くなった。
今回不思議な気持ちになったのは、ヘッドランプだけで登っていると斜度があまりわからなくて平衡感覚がおかしくなった事だ。
明るいと360度の視野の中で歩けるが、夜一部の光だけで歩くと情報量が足りなくて身体が不具合を起こしたのだろう。
車酔いまではいかないが、なんか変な気持ちになった。
九合目についたのが午前3時半で、このまま上に上がっても御来光まで時間があり、寒く風の強い中待たなきゃならない、という事で急遽羊蹄小屋に寄る事にした。
新しい羊蹄小屋では学生達がもう起きていて頂上に行く支度をしていた。
小屋の中は暖かく、きれいでさすが新築って感じ。
学生達が出たあと3人でまったりとして、4時20分に小屋を後にした。
そこからが大変な事になったのだった。
下からさっきの団体さんが登ってきて、それもみんな外国人の方。
後で聞いたらインターナショナルスクールの生徒たちらしい。20名以上いた。
しかも空が明るくなっているではないか!
我々より遅く出てさくさくと登って来た団体さんに追いつかれ、誰よりも早くついてのんびりしたために御来光に遅れをとってしまったとしたら一生後悔する事になる。
うさぎとかめみたいだ。
そこから走るように登った。後から来た外国人の少年達も走って付いてきて、みんなでがんばって登った。
でも気が付いたらマルチアスリートS君の姿がない。
彼は御来光を見るために仲間を置いて猛スピードで走って行ったのだった。
もう人の事はかまってられないという事だろう。
自分も稜線までの最後の登りに耐え、なんとか日の出る前に頂上についた。
頂上には先に行った学生(北大スキー部)たちと自分達と、外国人さんの団体とあと何人かいて満員状態。
しばらくすると厳かに御来光が昇り、みんな大絶叫。
快晴とまではいかないが、赤く染まった空の中、遠くの山はほとんど見渡すことが出来た。
クマビビM君もマルチアスリートS君も大喜び。
気温はマイナス5度くらいで、風が強いため体感温度はマイナス10度以下だったと思う。まわりの植物はすべて霜が付いていた。
どこを写しても絵になるような風景で、写真撮りまくりして時間がかかったが、とても満足して下山となった。
アスリートS君は来週岩手のフルマラソンに出場するらしい。
夜歩いて御来光なんて初めての体験だったが、1人じゃなかったらまたやってもいいかなと思った。
初めまして。
今日,僕も,比羅夫コースを0時発で登り3時頃9合目に着きましたが,9合目の手前から強風とガスがかかってきて足元しか見えなくなったため,これは御来光は無理だなと思い,9合目と山頂の間くらいで引き返してきました(8合目くらいまでは倶知安の夜景がきれいに見えていました。)。
しかも,恥ずかしながら,引き返し始めてすぐにルートをロスト…。
携帯片手に15分くらいちょろちょろして,やっとルートに復帰できました。
今更ですが,御来光が見れたのなら引き返さなきゃよかった…(笑)
しかし,山の上は寒かったですね〜。
お疲れ様でした。
そうですか比羅夫コースから行かれたんですね。
我々も九合目でガスっぽ状況になりましたが、御来光は絶対に出る!出て当たり前!今日を逃していつ御来光だよ、という気持ちでいたので引き返すという選択肢はまったく考えていませんでした。
逆にもっと快晴の中見られると思っていたので、ちょっと不満が残りました(笑)
STHさんも九合目から山頂の間で戻られたのはとってもとっても残念でしたね。
そこまで行かれたのなら、まずは山頂まで行かれた方が良かったですね。
STHさんは1人で登られたのですか?すごいですね!尊敬しちゃいます!
ほんとに強風で上は寒かったですね。
この時期は寒くて大変そうなので自分は無理ですね。賑わっていて驚きました。
一人の稜線は心細いのでよかっかですね。
頂上は僕もびっくりするくらいご来光ハンター達が集結してました。
頂上手前で「おお!」という歓声があがったので、ご来光間に合わなかったかと一瞬ドキっとしました(笑)
稜線は一人でも平気なのですが、森の中はちょっと嫌ですね。
以前神威岳に午前2時くらいから一人で登った時、何かの(動植物ではない)気配を感じました(笑)
kumapapaです。
羊蹄山お疲れ様です。とても綺麗ですね。
以前に足がつってしまうと話したら芍薬甘草を紹介いただきました。本日恵庭岳で下山時またも足がつりましたが無事下山する事ができました。 本当に感謝しております。
ありがとうございました。
効きましたか?
今回一緒に行ったアスリートのS君に教えてもらいました。
これを知ってから安心して山に行けるようになりました!
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