三田原山
- GPS
- 04:58
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,338m
- 下り
- 1,880m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 4:58
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
BCツアー2日目は妙高山の外輪山、三田原山へ。前日の鍋倉山は凄まじい暑さだったので今回は薄着でと思うが、昨日とは違い今回は2300m地点まで上がるからあまり横着なこともできない。この時期の悩ましい問題。特にBCの場合は登り、停滞、下りの際の体感温度差が激しくなる傾向が強い。いいかげんスコップやらビバーク用具やら修繕用具やら荷物が多いのに、万が一に備えての防寒用具も増えてしまう。まぁクライミングも荷物の多さでは同じか…いや、やっぱりクライミングの方が重たいかな?とはいえ、スキーはザックを背負って滑ってこなくてなならない。背面に荷重がかかるので、いいかげんヘタクソがますますヘタになるんですよね、荷物が重いと(^^:
杉ノ原スキー場でゴンドラと高速リフトを乗り継いでスキー場トップ1850m地点からスタート。滑走は林道に出てスキー場下部まで滑り込むので、スキー場中腹にある大駐車場に戻るために帰りリフト券を買っておくようにとBC山地図に注意書きが。その旨をリフト券売り場で伝えて事前にチケットを買ってスタート。なんと単発のチケットでもシニア割ありました(^^:
歩き始めて少し進むと、正面に急峻な谷が2本見えてくる。雪崩の頻発地帯らしいがこの斜面の下を通過しなくてはならない。「上部を確認しながら一人ずつ、ザックのベルトは外して、ポールのハンドリーシュも外して素早く通過するように」と指令が飛びました。雪崩受けた際に、ザックやポールがアンカーになって引き込まれないようにとのことです。しばらく天候が安定していて雪崩の心配は少ない日だったとは思うが、想像するとやはり怖い。パウダーの魅力と雪崩の恐怖は紙一重。
ここを通過すると、あとは南に大きな黒姫山を見ながら2300m地点まで稜線目指してゆっくり上っていく。斜度も強すぎず気持ちの良い登り。トレースはしっかりついているが、自分で登りやすいところを選べるので楽。途中、若者のパーティーに我々の最年長K氏が「失礼ですがおいくつで?」と問われ、「78!」と答えたら、即座に「僕も78まで頑張ります!」と(笑)。K氏は地元山岳会の雄、岩場のルート開拓に名を残し、山の本も何冊か著わしている名士ですが、いつまでたっても引退する気はさらっさら無く(笑)、今でこそヤバい山行から身をひかれているが、山スキーや沢登をご一緒させていただくこともある生涯現役の登山家。このような方が身近にいる間に、いろんなことを学んでおこうと思う。
いくつかのパーティーと言葉を交わしながら、地図にある2300mピークとその先のピークとの間のコルに登り詰めると、そこには圧巻の妙高山がそびえていた。妙高山を囲む三田原山や赤倉山のロケーションは凄い!まるでシフォンケーキの型のように妙高山をリング状の外輪山が囲んでいる。ここまで見事な山容を初めて見た。いくら見ていても飽きない眺めだったが、準備を整えて行動食を取ったら滑走開始。お隣にいたパーティーは火打まで縦走予定だそうで、「今日はどこまで?」と問うと、「んーー、酒飲んだらそこで終了」とのことでした(笑)
稜線からは池ノ峰に向けてなだらかなダケカンバの尾根を滑っていく。なだらかな尾根なので尾根分岐がわかりにくく適時立ち止まる。前日と同じで木はあまり密に生えておらず、立ち木に衝突する危険は少なく楽しく滑ることができる。植生はダケカンバからシラビソ、ブナと変わっていき、池ノ峰を過ぎて林道に近づくとカラマツの林になった。さすがにカラマツ林は木が立て込んでいる。斜度も緩くなってきたのでけっこう漕ぐところも増え汗だくに。カラマツ林の中で一休み。
その後、滑らない林道を漕いで漕いでスキー場へ復帰。そのまま目についたリフトに乗ったが、ん?高速リフト?しかもやたらと距離が長い…本来の予定通りであれば杉ノ原第1ロマンリフトにのってそのままゴンドラ近くまで登ったら終了となっていたはずだが?後からBC地図と自分のGPS軌跡を照合したら、林道をだいぶん端折って三田原第2高速リフトに乗ってしまったらしい。本来ならリフト料金足らなかっただろうに乗せてくれたみたいです。すみません。おかげでスキー場のかなり上部までリフトで登り、最後にゲレンデ3劼らいあったかな?圧雪バーンロングライドのオマケも付いて、充実の山行となりました。最後は腿パンパン(^^:
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