西穂高沢BC
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- GPS
- 12:51
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,377m
- 下り
- 1,611m
コースタイム
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 10:08
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:42
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
前日の乗鞍から車中泊、上高地へ。
岳沢から入って滑るルートに、前穂高沢、明神岳から上宮川谷、そして西穂高沢(西穂沢も滑走記録ある)などがある。連日の好天で雪も緩むだろうと選んだ訳だが、結果は読みが外れた。
上高地は八ヶ岳や大山とは違う。威圧感というか、入ったら帰って来れない聖域みたいな場所に感じる。岳沢登山口からはワカンとツボのトレースあり。明神に向かっていた。夏道を辿り奥明神沢を目にして、自分には無理と納得できた。あれは無理。
陽のあたる西穂高沢へ目標を定め、デブリに苦労しながら取り付きへと向かう。そうデブリ。斜面は広いがデブリも一面に広がっていて好きには登らせてくれない。雪は表面がザラメになっていて予想通り。斜度が変わる頃からアイゼンに履き替えると膝〜太ももくらいは沈む。あ、これモナカっていうやつ。
12時をすぎて、陽のあたる左岸でサラサラ雪が落ちる。自分は日陰の右岸だが気味が悪い。2600m辺りまであえぎ登ったが雪崩の規模が大きくなってきたので撤退。
滑りの方はターンごと板が先走り転ぶ修行のやうな雪。さっさと帰りたい。
しかしせっかく持ってきたので泊まることにする。雪がありそうな場所を探すも1mくらいしか積もっていない。墓か便所かという四角い穴を掘り、上にツェルトをかぶせたお粗末な宿にする。-10度ほど。風がないから寒さをあまり感じなかった。結露もないし縦にも横にも広いし壁から雪が取れるし()慣れたら意外とイケる?
下にひいたエマージェンシーシートは滑ってしまい足元が雪につく。整地しても寝てるうち雪が沈んで斜めになる。防水シュラフなら足元濡れないのかな。久々に山に泊まると気持ちがいい。
翌朝は5時発、8時前に坂巻温泉に着いた。モルゲンのジャンダルムが美しい。北アはやっぱり別格。
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