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記録ID: 525674
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ハイキング
富士・御坂

初登山の孫には過酷だった烈風の宝永山

2014年10月08日(水) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 fujinohide その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:49
距離
5.5km
登り
475m
下り
487m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

富士宮口新五合目9:07――9:25新六合目9:30――9:42宝永第1火口縁――9:51宝永第1火口10:00――11:10宝永山11:13――11:37宝永第1火口11:50――12:08宝永第1火口縁――12:15宝永第2火口縁12:22――12:50富士宮口新五合目
天候 晴れ、風強し
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・新六合目の雲海荘と宝永山荘は営業継続中。
・山頂への登山道は一応通行禁止のバリケード設置。
富士宮口新五合目から海、伊豆半島も見えている
2014年10月08日 09:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
10/8 9:04
富士宮口新五合目から海、伊豆半島も見えている
出発前のタイちゃん
2014年10月08日 09:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9
10/8 9:04
出発前のタイちゃん
いよいよ出発!!
2014年10月08日 09:07撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
10/8 9:07
いよいよ出発!!
草紅葉
2014年10月08日 09:17撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
10/8 9:17
草紅葉
新六合目
2014年10月08日 09:25撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
10/8 9:25
新六合目
新六合目標識
2014年10月08日 09:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
10/8 9:30
新六合目標識
山頂への登山道は一応、閉鎖
2014年10月08日 09:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
10/8 9:30
山頂への登山道は一応、閉鎖
宝永第1火口縁で宝永山をバックに
2014年10月08日 09:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7
10/8 9:42
宝永第1火口縁で宝永山をバックに
山頂をバックに
2014年10月08日 09:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
10/8 9:42
山頂をバックに
宝永第1火口に到着
2014年10月08日 09:51撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
10/8 9:51
宝永第1火口に到着
第1火口から宝永山
2014年10月08日 09:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
10/8 9:54
第1火口から宝永山
宝永山山頂にて
2014年10月08日 11:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12
10/8 11:10
宝永山山頂にて
宝永山からの山頂
2014年10月08日 11:11撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
10/8 11:11
宝永山からの山頂
宝永第1火口に戻ってきました
2014年10月08日 11:37撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
10/8 11:37
宝永第1火口に戻ってきました
宝永第1火口縁の標識と
2014年10月08日 12:08撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
10/8 12:08
宝永第1火口縁の標識と
宝永第2火口縁にて
2014年10月08日 12:15撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
10/8 12:15
宝永第2火口縁にて
富士山自然休養林遊歩道にて
2014年10月08日 12:29撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
10/8 12:29
富士山自然休養林遊歩道にて
紅葉を背に
2014年10月08日 12:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
10/8 12:42
紅葉を背に
残っていたヤハズヒゴタイ
2014年10月08日 12:44撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
10/8 12:44
残っていたヤハズヒゴタイ
無事、新五合目に戻りました
2014年10月08日 13:08撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7
10/8 13:08
無事、新五合目に戻りました

感想

 私は外孫3人、内孫3人の6人の孫に恵まれている。一番大きな孫は小6年生の女の子だが山には一切興味は無く、一度も一緒に山に登ったことは無い。2番目が小3年生の男の子で小さい時から山に興味を持ち、4年前から山に連れて行くようになり、毎年富士山に挑戦中である。次が内孫の小1年生の女の子でやはり私が山に出掛けている姿を見ているので山に興味があり3年前から一緒に登り始めた。しかしもっと連れて歩きたいのだが習い事が多くて山に行く時間が取れないのが残念である。次は5歳の男の子タイちゃん。歩くのはあまり好きでないようであまり山に興味を持っていなかったが、兄や従姉妹達が今年私と富士山に行き、その話を聞いているうちにどういう風の吹き回しか富士山に登りたいと言い始めた。
 希望する者は拒まずで、先ず手始めに宝永山に登る計画をした。しかし天候の不順及び土日の私の日程が取れずに今年は駄目かなと諦めかけていた。親の方から幼稚園だから休ませて平日でも良いからとの提案で、本日、思い切って出かけてきた。
 富士宮口新五合目は平日なので上の駐車場も登山口に近い所に停めることが出来た。ここ二〜三日は朝の冷え込みがきつくなってきて、タイちゃんにはスキー用のキルティングを着せて歩き始める。今日は風が非常に強く余計に寒さを感じる。それでも足取りはしっかりしていて新六合目から宝永第1火口まで順調に歩いてくれる。風が強くてゆっくりと休めなかったこともあるが今までの孫の中では1番早いタイムで到着。
 当初の予測ではもうここで歩くのは嫌と言いだすのでなないかと思っていたがまだまだ元気である。ここからが問題の宝永山へのザレ道で足が取られきつい登りのため、どこまで歩けるかなと様子を見ながら進む。下山してくる人たちが子供連れを見て、これ以上先は風が強くて大人でも歩けないくらいだから子供は絶対無理だから止めた方が良いと親切に忠告してくれる。今日はタイちゃんの限界を見極め挑戦させることが目的だから、宝永山まで行けなくても歩けるところまで登るつもりで先に進む。
 九十九折の最初のターン辺りで弱音を吐き始める。足はまだ歩けそうなので手をつなぎ、引っ張りながら歩くと、「もう歩けない。嫌だ」と大泣きに泣き始めるがすぐに歩き始める。段々、1回の歩く距離が短くなり、大泣きは相変わらずである。周りに人が居なかったが遠く離れた前後の人にも泣き声は聞こえたのではないかと思う。しかし、子供を連れて歩き慣れている私から見ればまだ歩けそうなので根性をつけるため無理して引っ張って歩かせる。一昔前の巨人の星の星一徹そのものであった。
 馬ノ背は風が強いと判断し、宝永山山頂近くへのショウトカットコースに入る。ここからは猛烈な風で、下山してくる人が子供連れを見て非難的な目で注意してくれる。タイちゃんも限界に近いのでここで引き返そうかと思ったが、ここまで来ればもう少しなので、なんとか宝永山山頂まで連れて行ってやりたい。そこで風とタイちゃんの残り体力を考えて、タイちゃんをオンブして宝永山山頂まで登ることにした。烈風はすさまじかったが大人はなんとか歩けるし、これ以上の風は数多く経験しているので子供は無理でもオンブしていけば大丈夫と判断した。背中でタイちゃんが「寒い、もう家に帰る」と大泣きであるが無視して登り宝永山山頂へ。
  山頂では記念写真を撮ってすぐに引き返す。下りはタイちゃんも泣き止み、元気に歩いてくれる。登ってくる人たちが皆、「坊やいくつ?5歳。すごいね。たいしたものだ」と褒められて本人もご満悦であった。やはりオンブしてでも宝永山頂を踏ませてあげて良かったナと私も思えた。
  タイちゃんの初めての山は強風で過酷であったが、山の上からの展望に「わ!!、きれい。すごい。」と感動していてくれたのでどうか山嫌いにならないことを願っている。
  
 

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コメント

子の将来の興味、、、いろんなチャンス作ってあげるっきゃない
fujinohide さま

引率お見事
ある程度強引でないと折れる子ばかりになりそうです

子供に騙されてはあかん と、親御さんに訴えて訓練いたしましょう
疲れても回復早いのが子供。
チョコ一粒で1劼亙發ます

うはははは
2014/10/9 22:52
子供はエネルギー補給が大事
芋さん、こんにちは。
本当に最近の子供はすぐに「疲れた。」と弱音を吐きますが、足取りを観察していればまだまだ歩けるか分りますので、エネルギー補給・休憩を上手に組み合わせればけっこう歩けますよネ。
今回は風のため休憩しながらのエネルギー補給が不十分で飴をなめさせながら歩かせました。予想していたよりタイちゃんも頑張ってくれました。
2014/10/10 9:15
プロフィール画像
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