燧ヶ岳
- GPS
- 11:02
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 1,488m
- 下り
- 1,484m
コースタイム
- 山行
- 10:43
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 11:02
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
その先の魚沼方面は冬季通行止め |
コース状況/ 危険箇所等 |
■国道352号線(ミニ尾瀬公園→七入方面)はスノーモービル(雪上車?)のわだちがあり、御池→沼山峠(尾瀬沼)方面の県道まで続いていました。 ■明瞭な尾根や谷がなく平坦な地形も多いので、何度もルートを間違えそうになりました。 ■メラッパシ田代→東ノ田代の登り(1730m付近)が最も急斜面でした。10mほどスキーを担いでツボ足で登りましたが、すねまで沈み込む雪のため苦労しました。 ■2210m付近のダケカンバが無くなる森林限界付近で、斜度が急になりました。これより上部の斜面がカチカチだったとしてもアイゼンに換装しやすそうな場所は無さそうだったので、ここにスキーをデポしてアイゼンで登りました。結果的には部分的に硬い斜面はありましたが、全体的にほどよく雪が緩んでいたため、スキーを担いで山頂まで行っても良かった気がします。 ■俎瑤悗虜埜紊療个蠅任蓮▲魯ぅ泪弔龍瓩で踏み抜きがありました。 ■柴安瑤砲眦个蹐Δ隼劃債床爾竜泙弊稱匹房茲蠅弔ましたが、クライムダウンが怖そうだったので、山頂の約30m手前で引き返しました。スキーなら降りれるかもしれませんが、自分のスキルでは難しそうです。 ■東ノ田代からの下り(1770m付近)で間違って南東の硫黄沢方向の谷に入ってしまい、5mほど登り返しました。雪の状態が良ければ、もう少し北寄りのモーカケ沢源頭を滑ったほうが早いと思いました。 ■メラッパシ田代からの下り(1570m付近)でも下りる谷を間違えてしまい、平坦な車道を遠回りで歩くことになりました。三角点のある1572.9mピーク北側のモーカケ沢方面の谷を滑ったほうがよさそうでした。 ■ブナ平と国道352号線(七入→ミニ尾瀬公園)は斜度がないため、スキーがなかなか進まず、ストックで漕いだり歩いたりしました。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉「燧の湯」(700円)(ミニ尾瀬公園から約1km) |
写真
感想
燧ヶ岳はGWに行くものだと思っていましたが、ヤマレコの過去の冬季記録を参考にして、今回無事に登ることができました。記録をアップしていただきありがとうございます。他には書籍の「山スキー百山」「山スキールート212」を参考にしました。また有料会員しか見られないようですが、ヤマレコ機能の「みんなの足跡(スキー)」も役に立ちました。
2日前の10日(金)に降雪(雨?)があったと思われますが、ここ1週間はほぼ降雪がなかったようです。雪は安定しているようでしたが、ソロということもあり、なるべく沢筋や急斜面を避けて滑りました。下山時に比較的新しそうなトレースがあったので、他に入山されている方がいらっしゃったかもしれませんが、道中は誰にも会いませんでした。
当日は気温が高かったようで、スノーボールも発生していました。帰りのキリンテ付近で急にゴロゴロという音が鳴ったと思ったら、檜枝岐川対岸の下ヨナゴ沢?で全層雪崩が発生していました。
書籍「雪崩事故事例集190」にも載っていましたが、2019年3月には山頂直下の南東斜面2250m付近で、表層雪崩による事故があったようです。全体的に斜度が緩やかで雪崩リスクは低いとはいえ、急斜面もあるので降雪直後の入山は注意が必要だと思いました。
4月下旬までの国道352号線の冬季閉鎖中は、往復約7.6kmの車道歩きがあるとはいえ、逆の考え方をすると、2時間多く歩くだけで静かな山スキーができる良い山だと思いました。またスキーを脱いだ途端すねまで沈み込む雪を見て、改めてスキーの浮力の高さを実感しました。
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