【百名山再訪】羊蹄山 <倶知安（比羅夫）コース>

2014年10月12日(日) [日帰り]

• GPS: 07:09
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,609m
• 下り: 1,593m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:11
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:09

6:03 半月湖野営場
6:26 6:26 風穴
6:35 6:35 比羅夫コース2合目
6:56 6:56 比羅夫コース3合目
7:04 7:04 比羅夫コース4合目
7:20 7:20 比羅夫コース5合目
7:38 7:38 比羅夫コース6合目
7:54 7:54 比羅夫コース7合目
8:16 8:16 比羅夫コース8合目
8:31 8:46 比羅夫コース9合目
8:54 8:54 旧小屋跡分岐
8:59 8:59 火口中央道分岐
9:04 9:04 北山
9:13 9:13 京極コース下山口
9:18 9:18 真狩岳
9:22 10:05 羊蹄山
10:07 10:07 喜茂別コース下山口
10:38 10:38 真狩コース下山口
10:46 10:46 旧羊蹄小屋跡
10:53 10:53 旧小屋跡分岐
11:05 11:05 比羅夫コース9合目
11:17 11:17 比羅夫コース8合目
11:36 11:36 比羅夫コース7合目
11:52 11:52 比羅夫コース6合目
12:05 12:05 比羅夫コース5合目
12:21 12:21 比羅夫コース4合目
12:30 12:30 比羅夫コース3合目
12:42 12:42 比羅夫コース2合目
12:47 12:47 風穴
13:12 半月湖野営場

【登り】3時間05分（4時間55分）
【下り】3時間05分（3時間40分）
※括弧内は『山と高原地図』のコースタイム

【消費水分】水1.5�� + オランジーナ1本
【すれ違った人】30組くらい

天候

快☆晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【車】道の駅『ニセコビュープラザ』 ⇒ 比羅夫登山口
前日から引き続いての行程。
4時30分に登山口に到着、
車は既に10台程度停まっていた。
下山時はどこから出れば良いのやらという数で、
半月湖畔自然公園の駐車場に停めた登山者もいたようだ。

コース状況／危険箇所等

7合目より上はほんのり雪化粧。
北西向きのコース故に日当たりが悪く、
ほとんどが融けずに残っている。
とても滑るので要注意。
軽アイゼンは不要だった。

その他周辺情報

下山後は『倶知安温泉』へ。
日帰り入浴\800也。
倶知安町民の憩いの場といった雰囲気で、
客数の割に落ち着いていて湯船も広々としている。
温めのお湯で何時間でも居られそうだ。
とても良い。

写真

10/9 19:12

今更ながらコンデジを購入。
痒い所に手が届く、
スーパーサブ的な活躍を期待。

10/12 5:59

登山口での仮眠から目覚める。
山頂は晴れていた。
…往くか。

10/12 6:02

いざ往かん。
約束の景色をお見せする為に。

10/12 6:04

序盤は緩い登りだ。
ついついペースが上がる。

10/12 6:27

風穴に攀じ登ってみる。
まさかの無風にしょんぼり。

10/12 6:29

ニセコの街並み。
下界はうっすらとガス。

10/12 7:32

朝月とニセコアンヌプリ。

10/12 8:11

下界のガスが晴れた。
気温が上がってきているか。
更に気持ちが逸る。

10/12 8:12

7合目を過ぎると、
ほんのり雪化粧の世界だった。

10/12 8:30

8合目を過ぎてシャリバテ、
フラフラの身体で9合目到達。
限界だったのでここで補給。

10/12 8:50

ハイマツもカチンコチンだ。

10/12 8:50

9合目を過ぎて、
やっと陽光を浴びる。
無風で暖かい。

10/12 8:52

うーん白い。

10/12 8:52

赤と白。

10/12 8:58

ここを登り切れば、
山頂が出迎えてくれるはず…。

10/12 9:00

…見えた！

10/12 9:03

倶知安方面。
圧巻の展望に声が出ない。

10/12 9:09

陽光降り注ぐ山頂。
先程までの疲れが吹き飛ぶ。

10/12 9:11

こちらは京極方面。

10/12 9:12

広角で収まり切らないデカさ。

10/12 9:16

山頂はすぐそこにある。
求めていた景色が、
すぐそこにある。

10/12 9:18

三角点は山頂ではなく、
山頂から5分程の位置にある。

10/12 9:22

登頂！

10/12 9:23

2回目なのでピース。
爽やかな山ボーイさん、
撮影ありがとうございます。

10/12 9:27

突き抜けんばかりの青空。
最高！

10/12 9:27

来し方を振り返る。

10/12 9:27

ダイナミック火口。

10/12 9:28

大福を頬張りながらの景色。
風は岩で遮られ、
直射日光が暖かい。

10/12 9:42

尻別岳があんなに小さく。

10/12 9:42

遠くに見えるのは、
恵庭岳と樽前山かな。

10/12 9:48

洞爺湖も見える。

10/12 10:17

山頂を充分に堪能した。
さて下山を始めよう。

10/12 10:23

南側の岩場歩きは慎重に。

10/12 10:28

前回は全く見えなかった景色。
こんな景色だったのか。

10/12 10:29

昆布岳方面。
内浦湾もうっすらと見える。

10/12 10:30

あの山は…？

10/12 10:31

北山から山頂を目指す登山者。
きっとみんな笑顔だ。

10/12 10:33

こっちは白い。

10/12 10:33

こっちは黄色い。

10/12 10:33

ぐるりと一周大展望。
こんな贅沢、
そうそう味わえない。

10/12 10:39

真狩下山口から少しだけ登る。
登りはこれが最後だ。

10/12 10:42

先月お世話になった避難小屋。
来年は小屋泊したい。

10/12 10:45

最高の景色をありがとう、
羊蹄山。

10/12 11:12

9合目からは下山モード。
デジイチをザックに収納し、
コンデジの出番だ。

10/12 12:07

突然のわんこ。
飼主が登山者と話している間、
ずっと待っていた。
おりこうさん。

10/12 12:37

紅葉はどうか？

10/12 13:01

ただいま。
4回転びそうになった。

10/12 13:58

下山後の『倶知安温泉』。
ここは良い、
とても良い。

10/12 15:46

遅めの昼食は『大心』。
本店がまだ栄通にあった頃、
家族でよく通っていた。
札幌味噌と言えば大心だ。

10/12 16:22

おまけ。
帰宅途中、
赤井川の紅葉が綺麗だった。

撮影機器：

EOS 6D CANON

IXY 630 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 飲料 ハイドレーション ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ポール

感想

noshi

2日目の朝。

昨日かなりの距離を歩いたので、
流石に脚が張っている。

沢山寝たので体調は良いのだが、
起きた時点では正直しんどかった。

まずは登山口へ向かおう。

山頂がガスってたら止めよう。

そんな逃げ道を用意したが、
山頂は綺麗に晴れていた。

ごちゃごちゃ言ってないでさっさと登って来い、
と羊蹄山に言われているようだった。

ハードな山行になることは目に見えていたので、
荷物を極力減らして軽量化に努める。

足取りは若干重たいが、
山頂の快☆晴具合に気持ちが逸る。

序盤がオーバーペースだったことに、
自分でも気付いていなかった。

そして8合目を過ぎてバテた。

脚がガクガクしてきて力が入らない。

シャリバテ。

脚が爆発しそうだ。

何度も立ち止まりながら9合目まで歩き、
ここで補給を取った。

大福1個をがっついてオランジーナを流し込む。

これだけで大分元気になった。

再び歩き始め、
この日初めての陽光を浴びながら山頂へと向かう。

そして外輪に到達。

先月登った時とはまるで違う景色。

爆発したのは脚ではなく心だった。

…やった。

正反対の位置にある山頂標識がとても近く見える。

先程までの疲れはどこへやら、
足取りはいつの間にか軽くなっていた。

山頂を堪能してぐるりと外輪一周。

時折吹き付ける程度の風が心地良い。

これ以上無い贅沢だ。

山頂に別れを告げて下山を開始。

9合目からは、
先日購入したばかりのコンデジの出番だ。

下山時にデジイチを提げていないと本当に楽だ。

これで今後の下山モードが捗るだろう。

そう言えば、
今日も下山途中で声を掛けられた。

単独の女性の方で、
聞くとニペソツ山で会ったと。

申し訳ないことに全く覚えてないので、
恐らくはスライドした程度なのだろう。

曰く、
ピンクの帽子がとーっても目立つらしい。

この帽子はトレードマークになるかもしれない。

この日、
羊蹄山を目指したのには理由がある。

遥々北海道まで遠征して来られたものの、
展望を得られず失意のうちに帰られた方へ。

今年のうちに、
どうしてもこの景色をお見せしたかったのだ。

自身のスケジュール的に、
この日しか無いことは分かっていた。

無茶な山行になることも分かっていた。

反省点の残る山行にはなったが、
無事下山出来たのだから今回はそれで良いと思う。

山頂が見えた時に元気になって、
結局元気なまま下山した。

山頂で火薬を使い切ったのだろう、
最後まで脚が爆発することは無かった。

きっかけ一つで人間は変わる、
そういうものなのだなとつくづく感じた。

コメント

くりぼう

また羊蹄山へ・・・
今回は違うルートですが、また羊蹄山へ行かれたんですね
確かに私も行った時は頂上付近からの眺望無しでしたから ・・・
上の方は雪も積もっているんですね
こちらも標高の高い山は雪が積もりました
最近は休みの度に台風接近で山へ行けず、今週はGW休みの代わりの長期休みだったのに、また台風接近で、旅行がてらの遠征登山が中止に ・・・
台風が過ぎてから、ちょい遠征登山に行けたらと思っています

noshi

★kuriboさん★
今回は比羅夫コースか京極コースかで考えましたが、
真狩コースから時計回りに攻めたかったので比羅夫コースにしました。
残る京極コースと喜茂別コースは来年ですね。
雪と言うよりは霜が重なったような感じでした。
タイミング的にはギリギリだったのかもしれません。
本州の方は台風が大変みたいですね。
北海道はあまり台風の影響を受けないのが幸いですが…。
kuriboさんの遠征レコも楽しみにしております！

naotoGS

お疲れ様でした
こちらも素晴らしい晴れを堪能されたようですね。
山頂からの眺めもいいし、街から眺めるのもいい山だと思います。
比羅夫ルートならヒカリゴケ見てきましたか？

noshi

★naotoGSさん★
なかなか晴れないイメージの羊蹄山だけに、
眺望は格別でした。
ヒカリゴケは…風穴ちゃんと見なかったのですよね。
早く山頂に行きたかったのでｗ