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Yamareco

記録ID: 5283246
全員に公開
山滑走
尾瀬・奥利根

雪に閉ざされた尾瀬の主峰「燧ヶ岳(俎堯法廖BCスキー滑走)

2023年03月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:30
距離
22.4km
登り
1,359m
下り
1,344m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:53
休憩
0:29
合計
8:22
6:27
8
除雪終了地点
6:35
6:35
38
7:13
7:13
327
12:40
13:09
71
14:20
14:20
20
14:49
除雪終了地点
天候 快晴☀
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●除雪終了地点に路駐
・ミニ尾瀬公園から約1km地点まで除雪されている。
・ミニ尾瀬公園にも30台程度駐車可能だが、除雪終了地点にも10台以上のスペース有り。
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度
★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:1人】


◆登行の状況
・除雪終了地点から七入の九十九折まで国道を約4.2kmをひた歩く。
・標高1200〜1300m付近の九十九折の車道はショートカットした。車道の防護柵を乗り越える箇所もあり、積雪量が少なくなると車道を歩いたほうが良いかも。
・ブナ平を進むにはモーカケ沢を渡渉する必要があり、スノーブリッジを探して右岸側に渡った。ブナ平は平坦が故に方向感覚が分かり難くGPSで現在地を確認しながら歩きたい。
・メラッパ田代の湿原は平坦地、周囲は針葉樹に覆われており明瞭な尾根や沢もないので道迷いに要注意。
・標高1700〜1750m付近にはちょっとした急斜面がありジグを切って登る。固い雪面の場合は、シートラしても良いかも。
・東ノ田代は樹木がない雪原が広がる。山頂から北東方向に延びる沢に入るように現在地を確認して進む。その後は、沢に沿って登っていく。
・標高2100mを越えると森林限界となり山頂までやや急傾斜の雪面が広がる。一部にアイスバーンが現れたので、シートラしてアイゼンを装着したが、新雪でズボズボの区間もあり結果的にはクトーを付けてシール登行でも良かった。

◆滑走の状況
・標高2100m以上の森林限界は、固く締まった新雪&アイスバーンのmixで滑り難かった。
・標高1900〜2100m付近は固いバーンの上にフワフワの新雪が10〜15cmあり概ね快適。
・メラッパ田代付近は平坦で、若干登りもあり滑走には不向きかも。できる限り滑走できる斜面をルーファイしながら下る。
・あとは、消化試合、最後の七入から除雪終了利点までの車道は緩やかな下りなっているが、スキーが止まるので、スケーティング&ストックで押しで最後までスキーで滑走した。
ミニ尾瀬公園から約1km除雪され、キリンテ手前まで車で入れた。
2023年03月19日 06:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 6:28
ミニ尾瀬公園から約1km除雪され、キリンテ手前まで車で入れた。
では、出発しよう。
まずは、七入まで約3.3kmの車道歩きスタート。
2023年03月19日 06:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/19 6:36
では、出発しよう。
まずは、七入まで約3.3kmの車道歩きスタート。
わーお、正面に燧ヶ岳の山体が見えてきた〜♪
2023年03月19日 07:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 7:05
わーお、正面に燧ヶ岳の山体が見えてきた〜♪
40分歩き七入に到着。
いや〜テンション上がるね〜♪
2023年03月19日 07:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 7:08
40分歩き七入に到着。
いや〜テンション上がるね〜♪
更に七入から900mほど車道を歩き、ここから車道をショートカットしていく。
2023年03月19日 07:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 7:32
更に七入から900mほど車道を歩き、ここから車道をショートカットしていく。
先行者は1名いるようだ。
ブナ林の中を進む。
2023年03月19日 07:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 7:42
先行者は1名いるようだ。
ブナ林の中を進む。
再び車道に出る。
ショートカットするため、再び雪を使ってフェンスを乗り越える。
2023年03月19日 07:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/19 7:49
再び車道に出る。
ショートカットするため、再び雪を使ってフェンスを乗り越える。
急斜面はジグを切って登行していく。
2023年03月19日 07:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 7:56
急斜面はジグを切って登行していく。
標高1330m付近で、再び車道歩き。
2023年03月19日 08:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 8:02
標高1330m付近で、再び車道歩き。
燧ブルーの空とブナに積もった白い雪が美しい。
2023年03月19日 08:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 8:07
燧ブルーの空とブナに積もった白い雪が美しい。
先行者のトレースは御池方面に続いていたが、車道を1.2kmほど進み、
2023年03月19日 08:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 8:16
先行者のトレースは御池方面に続いていたが、車道を1.2kmほど進み、
標高1400m付近からぶな平に入山。
モーカケ沢は雪が無い箇所が多く、スノーブリッジで渡渉できる場所を探し上流へ。
2023年03月19日 08:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/19 8:25
標高1400m付近からぶな平に入山。
モーカケ沢は雪が無い箇所が多く、スノーブリッジで渡渉できる場所を探し上流へ。
渡渉後、ノートレースの緩やかなブナ平をどんどん歩く。
方向感覚が分からなくなる場所なので、GPSで確認しながら進む。
2023年03月19日 08:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 8:33
渡渉後、ノートレースの緩やかなブナ平をどんどん歩く。
方向感覚が分からなくなる場所なので、GPSで確認しながら進む。
標高1500m付近で沼山峠に続く車道を横断。
2023年03月19日 08:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/19 8:47
標高1500m付近で沼山峠に続く車道を横断。
メラッパシ田代の湿原を通過。
2023年03月19日 09:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 9:08
メラッパシ田代の湿原を通過。
昨日の新雪は10〜15cmで大したことはないが、本日の雪はシールにくっつき団子状になって重い。。
2023年03月19日 09:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 9:27
昨日の新雪は10〜15cmで大したことはないが、本日の雪はシールにくっつき団子状になって重い。。
正面に標高1700m付近の急斜面が見えてきた。
2023年03月19日 09:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/19 9:31
正面に標高1700m付近の急斜面が見えてきた。
急斜面はクトーを装着しジグを切り登行。
2023年03月19日 09:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/19 9:44
急斜面はクトーを装着しジグを切り登行。
標高1800m付近に広がる東ノ田代の湿原に到着。
ここで再び先行者のトレースと合流。
2023年03月19日 10:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 10:15
標高1800m付近に広がる東ノ田代の湿原に到着。
ここで再び先行者のトレースと合流。
山頂まであと僅かだが、なかなか近づかないね〜
2023年03月19日 10:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 10:15
山頂まであと僅かだが、なかなか近づかないね〜
沢に沿って登行。
2023年03月19日 10:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 10:41
沢に沿って登行。
シールに付く雪が厄介だな〜
何度も止まってスキー板裏の雪を落としながら進む。
2023年03月19日 11:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 11:18
シールに付く雪が厄介だな〜
何度も止まってスキー板裏の雪を落としながら進む。
標高2100m付近で森林限界を雪原に突入。
振り返ると会津駒ヶ岳等の北側が見渡せる。
2023年03月19日 11:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 11:35
標高2100m付近で森林限界を雪原に突入。
振り返ると会津駒ヶ岳等の北側が見渡せる。
山頂の俎瑤△閥呂。
雪面の一部がアイスバーンになったので、シール登行からアイゼン装着のシートラにチェンジ。
2023年03月19日 11:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 11:57
山頂の俎瑤△閥呂。
雪面の一部がアイスバーンになったので、シール登行からアイゼン装着のシートラにチェンジ。
しかし、新雪もあってズボズボ。
クトーを付けてシール登行でも良かったと反省。
2023年03月19日 12:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:20
しかし、新雪もあってズボズボ。
クトーを付けてシール登行でも良かったと反省。
山頂稜線に乗り、あとは俎瑤猟困悄
2023年03月19日 12:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:38
山頂稜線に乗り、あとは俎瑤猟困悄
最高峰ではないけど、俎瑤謀着。
体調が万全でなく、出発から6時間もかかってしまった。
2023年03月19日 12:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:47
最高峰ではないけど、俎瑤謀着。
体調が万全でなく、出発から6時間もかかってしまった。
俎瑤瞭酖貘Δ猟望。
眼下には真っ白な尾瀬沼、背後には日光白根山の頂が聳える。
2023年03月19日 12:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:47
俎瑤瞭酖貘Δ猟望。
眼下には真っ白な尾瀬沼、背後には日光白根山の頂が聳える。
西側には最高峰の紫安瑤蛤険には至仏山も見える。
2023年03月19日 12:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:48
西側には最高峰の紫安瑤蛤険には至仏山も見える。
最高峰の紫安堯
2023年03月19日 12:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:48
最高峰の紫安堯
紫安瑤離▲奪廖
本日はアイゼン&ピッケルがあるので余裕があれば立ち寄ろうかと思ったが、時間もないので俎瑤鮖劃困箸靴茲Α
2023年03月19日 12:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:48
紫安瑤離▲奪廖
本日はアイゼン&ピッケルがあるので余裕があれば立ち寄ろうかと思ったが、時間もないので俎瑤鮖劃困箸靴茲Α
至仏山も真っ白。
2023年03月19日 12:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:48
至仏山も真っ白。
西側には新潟県の名峰が勢揃い。
2023年03月19日 12:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:49
西側には新潟県の名峰が勢揃い。
平ヶ岳をはじめ、
2023年03月19日 12:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:49
平ヶ岳をはじめ、
左から中ノ岳、越後駒ヶ岳、荒沢岳が良く見える。
2023年03月19日 12:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:49
左から中ノ岳、越後駒ヶ岳、荒沢岳が良く見える。
尾瀬沼をバックに記念撮影して滑走スタート。
滑走の状況は動画をご覧ください。↓
2023年03月19日 12:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 12:51
尾瀬沼をバックに記念撮影して滑走スタート。
滑走の状況は動画をご覧ください。↓
復路は1時間40分で除雪終了地点に戻る。
お疲れさまでした!
2023年03月19日 14:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/19 14:54
復路は1時間40分で除雪終了地点に戻る。
お疲れさまでした!

感想

最近の寒暖差の影響で2〜3日前から体がだるい等の風邪の症状が出てしまい、週末は静養かなっと思っていました。
でも、昨日は新雪が降ったようだし、日曜の天気はピーカンの予報。
この時期でもパウダー滑走できるかも、やっぱり、山に行きたいな〜、標高差1300m程度なら大丈夫だろうと、風邪薬を飲んでスタートしました。

でも、後半は息が上がりバテバテ。
更に、シールの裏に新雪が団子状に付いて重いし歩き難いし、甘く見た結果、散々でした。

それでも、至高の頂は絶景かな。
貸切の山頂で、まったりと休憩し、一気に滑走、苦労した分、楽しさ倍増の燧ヶ岳でした。


<燧ヶ岳からBCスキー滑走したGoPro動画はこちら↓>


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