塔ノ岳 〜五里霧中の階段地獄〜

2023年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,237m
• 下り: 1,268m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:29
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:12

7:17 大倉バス停
7:22 7:22 大倉山の家
7:27 7:28 丹沢クリステル
7:37 7:37 丹沢ベース
7:50 7:50 観音茶屋
8:08 8:08 雑事場ノ平
8:12 8:12 見晴茶屋
8:33 8:34 一本松
8:56 9:03 駒止茶屋
9:12 9:12 堀山
9:20 9:24 堀山の家
9:47 9:47 天神尾根分岐
10:15 10:30 花立山荘
10:38 10:38 花立ノ頭
10:43 10:43 金冷シ
11:49 11:50 塔ノ岳
12:03 12:03 金冷シ
12:08 12:08 花立ノ頭
12:20 12:21 花立山荘
12:40 12:40 天神尾根分岐
12:55 12:58 堀山の家
13:05 13:05 堀山
13:12 13:21 駒止茶屋
13:34 13:35 一本松
13:47 13:48 見晴茶屋
13:51 13:51 雑事場ノ平
14:04 14:04 観音茶屋
14:10 14:11 丹沢ベース
14:21 14:21 丹沢クリステル
14:26 14:26 どんぐり山荘
14:32 14:36 大倉バス停
14:37 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

朝７時の大倉バス停。ハイカーを沢山乗せたkanachuのバスが、ひっきりなしにやって来ます。

大倉バス停から大倉尾根方面に歩きます。

登山口の手前から、沢山の道標があります。

大倉尾根の登山口に到着しました。ここから山頂まで6.4km。「体力と経験に応じた計画で楽しい登山を！」　下山後に響く言葉です。初めて登山する方には、お勧め出来ません。

登山口から30分程で観音茶屋に到着です。下山時は営業されていました。

登山口から1km地点です。この1kmまでは、斜度も緩やかで疲労感も無く、あっという間に到着してしまいましたが、この先はそうはいきません。

大観望との分岐点に到着です。私達は反対側のコースを選択しました。

ガスに包まれて “今のところ” 幻想的な木々の中を進んで行きます。 “今のところ” 幻想的です。

登山口からおよそ1時間10分。見晴茶屋に到着です。

見晴茶屋を過ぎると、これまでの緩やかな道とは異なる、登山道らしく急勾配な “階段ぽい” 道が現れます。この先の道と比較すれば、ココはまだ “ぽい” という表現はあながち間違ってはいないと思います。

このような木道が、山頂までたくさん出現します。進行方向に直角に交わる木板のピッチが、歩幅に合わないので、チョット歩き辛いのです🚶💦

登山口から2.4km地点です。この時点では幻想的であるような、無いような、木々の中を進んで行きます。

“階段ぽい” ではなく、“階段” の道になりました。山頂まで、あと3kmぐらいはあるんじゃないでしょうか😱

登山口から約1時間半で、駒止茶屋に到着しました。ここまで比較的ゆっくり歩いています。妻に疲労感が出ていたので、茶屋横のベンチで小休止しました。

登山口から3.6km地点に2時間弱で到着しました。尚もゆっくり歩いています。

堀山の家に到着。横にあるベンチは、沢山のハイカーで賑わっていました。

勾配のキツイ、ピッチの短い階段が続きます🚶💦先が見えないので、一つの階段を登り終えても、達成感も、次の目標までのやる気も湧き上がりません。疲労感が一段と増す区間でした😱

登山口から約3時間、花立山荘に到着しました。

「金冷し」に到着です。ガスの中、私達の前を歩く人が、階段を登り終えた後につく溜息で、まだまだ階段が続くんだな…と気付かされます。すでに妻の目には生気が感じられません。

ようやく現れた、山頂直下のビクトリーロード。

登山口から約3時間半。山頂に到着です。富士山は見えませんでした。肌寒い中、昼食を済ませて下山しました。

下山時、花立山荘を過ぎたあたりでガスが抜けて、眼下に太平洋が見えました。

登りの時には見えなかった登山道の景色。晴れていたら、一味違う疲労感になったんじゃないでしょうか。他のハイカーの方々と下山のタイミングが重なったためか、まるで観光地の散策路を歩いているかのような人の列が、時々できていました。

感想

ussy1975

山行から暫く経ってしまいました💦
雨続きの一週間明けの日曜日に
“てんくら”の登山指数「A」を信じて
丹沢は塔ノ岳に行ってきました。

初めての丹沢。
人気があることは知ってましたが、
朝６時半前に着いたら、
バス停裏の🅿️は満車。
周りも駐車場探しに必死な車が
右往左往…。
しかし、バス停から100m過ぎた
辺りにあった小さな🅿️に停める
ことができました。\500/1日

登りは、山頂まで終始ガスに包まれ
五里霧中とは正にこの事。
終わりの見えない階段地獄に
同行の妻は疲れ果て、
2度と登りたくないと言っています。

とは言え、下山時には
眼下に広がる街並みや太平洋を
見渡す事が出来、登りの鬱憤は
この景色で一気に吹っ飛びました。

バス停には、臨時運行のバスが
ひっきりなしにやって来ては
沢山のハイカーを下ろしては
乗せる…都市部の駅ロータリーを
彷彿させる光景でした。
人気が伺えます。