猿ケ馬場山
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- GPS
- 09:35
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,488m
- 下り
- 1,488m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:23
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特別に危険な所は無いが宮谷の第1回目渡渉点のスノーブリッジは薄くなっているので危険です。第2回目のスノ−ブリッジはまだ分厚いので大丈夫とは思いますが、雨と、暖かさ次第です。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ストック
ワカン
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
水曜会の雪山シリーズ最後は2008年5月に登って以来15年ぶりに白川郷南東の猿ヶ馬場山です。日曜朝までの天気予報は雨天予報でほぼ諦めていたのですが、月曜朝の天気予報で好天予報にガラリと変わります。
雨天の中何時もの通り駅で待ち合わせして、名神高速道路から東海北陸道に入りますが相変わらずの雨で、本当に明日は晴れるのかと心配しますが翌日、宿を5時前に出発し荻町まで車を走らせるにつれて天気は回復してきます。荻町の国道156号線側道には既に岐阜ナンバ-の車が止まっており既に出発された様子で、我々も横に駐車します。
今日は快晴で陽が登ると雪が緩んでくるのでアイゼンは持たずにワカンにします。まだ誰も居ない荻町合掌造り集落を抜け林道に入りますが、予想通り道路脇には残雪が有りますが道路上には雪は無いので林道を辿ります。途中で分岐して地形図には記載されていない林道が尾根を登る様に伸びていますので更に登り続けCo800m付近で雪が繋がる様になって来ると前の土曜、日曜の物と思われるトレースが残っているのでル-トを気にすることなく登り続けます。
荻町からの地形図に記載されている宮谷林道に登り着く頃になって朝日が射して来ます。林道を少し辿ると尾根を登るトレースと林道を宮谷に進むトレースが分かれていますか殆どの方は尾根ル-トに入っているようで、渡渉点の状況が少し心配ですが帰雲山への最短ル-トですので、15年前と同じル-トでワカンを履いて林道を奥に進みます。
心配していた1回目の渡渉点はスノ-ブリッジはかなり薄くなっていますので足場を確認しながら慎重に渡りますが、今年のように暖かい陽気が続けばいつまで渡れるのか心配です。2回目の渡渉点のスノ-ブリッジはまだ十分に分厚く安全に渡れます。此処からはトレースは宮谷源頭に向かって伸びているのでどうやら帰雲山東側のコルを目指している様子。前回は帰雲山西側のコルに登り着きましたが、今回は目の前のトレースを辿ります。宮谷源頭に広がるブナとダケカンバの林を登り切るとコルに到着。振り返ると真っ青な空に笈ケ岳〜大笠山〜大門山への稜線が伸びています。
猿ヶ馬場山への尾根はブナ、ダケカンバのなだらかな尾根で、白山北方尾根を振り返って写真を撮りながら登り、樹相がダケカンバ、オオシラビソ(?)からオオシラビソ(?)だけになると猿ヶ馬場山に到着。
先着された単独行の方が寛いでおられます。眼前には北アルプス、乗鞍岳の峰々が展開し、振り返ると白山から白山北方尾根、笈ケ岳、大笠山への峰々の絶景です。風も無く春の日差しの中で北アルプスを眺めながらのんびりと昼食。何時までものんびりして居たい所ですが、下山は安全な尾根ル-トにして重い腰を上げ、正面に白山を眺めながら下り始めます。
雪は緩んでいてワカンにして正解です。先発された単独の方はアイゼンを履いているようですが結構潜っています。帰雲山に登り返し、猿ヶ馬場山に別れを告げてブナに覆われた尾根を快適に林道まで駆け下ります。
林道脇の木も芽吹く準備は出来ているようで、此の辺りの雪も1カ月もしない内に消えてしまうかもしれません。下り切った荻町合掌造り集落は朝の静けさとは様変わりして大勢の外国人観光客で大賑わいしています。場違いな所に迷い込んだ気分ですが、昨日宿泊した宿で頂いたクーポン券で地酒を買うべくお土産屋に寄り道。
地酒をゲットして駐車場に戻ります。絶好の登山日和に恵まれた上に地酒まで頂き、良い一日でした。お疲れ様でした。
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