【晩秋の奥日光を歩く】前女峰 〜 女峰山 〜 帝釈山へ

2014年10月17日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,098m
• 下り: 1,098m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:26
• 休憩: 0:52
• 合計: 8:18

6:48 志津峠(1,785m)
7:08 ゲート
7:42 7:52 馬立分岐
8:02 馬立
9:35 9:45 ガレ沢 右岸→左岸
9:52 唐沢小屋
10:23 10:26 前女峰(2,359m)
11:38 11:50 女峰山三角点
11:53 12:06 女峰山(2,483m)
12:20 専女山
12:31 帝釈山(2,455m)
13:13 13:17 富士見峠
14:13 馬立分岐
14:46 ゲート
15:06 志津峠(1,785m)

天候

晴れ　・最低／最高気温 (熊谷：10.9／23.1 ℃)
　　　　　　　　　　　 (奥日光：1.9／12.1 ℃)
　　　・昼間の時間：11:14 (日出：5:51 　日入：17:05)

・当日の気象[全国] : 気象人
http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary_detail.php?date=2014-10-17

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎ 群馬県の県道69号 → 国道122号 → 国道120号(第二いろは坂)。
　中禅寺湖畔を通り過ぎ、戦場ヶ原を左に見て、「光徳入口バス停」を
右折します。
　T字路を経て「裏男体林道」の終点が、「志津峠」です。(6:37着)
　「志津峠」は 6,7台は駐車可？ですが、「駐車場」とはなっておりませんので。　

コース状況／危険箇所等

◎「裏男体林道」や この先の「志津林道」では、工事が行われており、
「志津峠」や路肩＆ゲート付近での"駐車"には、注意が必要です。
　二荒山神社の「駐車禁止」看板が、所々に設置されております。

◎ 男体山との双璧を成す、名峰・女峰山ですね。
　最初は 志津林道歩きですが、馬立分岐から荒沢へ下ります。
　そして「馬立」(1,730m)から、ガレ沢右岸側のやや上部登山道を
登って行きます。
　明るい快適な樹林帯のルートです。
　どこの登山道もそうですが、風雨で掘られ、登山靴で固められて
根っこや石が 多く浮き出ています。

　・唐沢小屋(2,240m)から上部は、尾根状態が大きく広がり、ルートがやや
緩慢になります。
　・正規ルートは、これから”ガレ場”を経て 女峰山頂へとなるようですが
右側に見える無名峰(後で「前女峰」と解る)が気になり、自然にルートを右に外れ
コルへ向けて、道無き道を進み、そして、稜線づたいに"無名峰"へ。
最後は、藪漕ぎ状態。
　山頂には、何も無かった。(ヤマレコにルートを登録して初めて、前女峰と解る)
ここから見る「女峰山」は、荒々しく聳えていた。

　◎問題は、ここから「女峰山二等三角点」への"直登"でした。
　先ずコルへ戻り、三角点へ向けて 直登開始。
　予想に反し、とんでもない"直登"。
　石楠花＆コメツガ、ダケカンバの幼木の猛烈な"藪漕ぎ”。
　先が全く見通せない中、掻き分けてやっとのことで「二等三角点」に。
　相当時間をロスしてしまいました。

◎ 女峰山から帝釈山へは、やや瘠せ尾根ながら、軽快な稜線です。
　振り返れば、鋭い女峰山。前方には雄大な「男体山」＆「大／小真名子山」。
　そして、富士見峠へ下ります。
　・冨士見峠から、「小真名子山」と「大真名子山」を経て「志津峠」へ戻るか、
楽に林道を下るか。
　時間的には、「大真名子山」を経て戻ることは充分可能だが、前女峰にて
時間をロスしたこともあり、安全に林道を戻ることとした。

　お陰で、振り返って「女峰山」を見ながら、また近づく男体山を眺めながらの
ノンビリ林道下りを楽しんで、無事「志津峠」へ15:06に戻ってきました。

写真

10/18 7:53

志津峠(1,785m)より
男体山を見る

10/20 5:54

志津林道から
女峰山を見る

10/20 5:55

馬立(1,730m)地点

10/18 7:58

まずは、明るい笹原を
行く

10/20 5:57

快適な登山道を行く

10/18 8:00

土石流に有効な
谷止工

10/18 8:01

女峰山の方は、
ガスっている？

10/18 8:03

男体山と大真名子山
を見る

10/20 6:01

10/17 9:34

ガレ沢を渡る

10/18 14:11

男体山と大真名子山を
見る

10/18 14:14

唐沢小屋

10/19 17:27

前女峰(2,359m)より
見る 荒々しい女峰山

10/18 14:21

コルより女峰山の
二等三角点に向けて
直登。
強烈な藪漕ぎの始まり

10/18 14:22

体が石楠花とコメツガの
間に挟まり、全く身動き
の出来ない状態に。

10/18 21:17

強烈な藪漕ぎ状況下で
振り返って、前女峰を
見る

10/18 14:25

藪漕ぎの間から
女峰山山頂を左に見る

10/18 14:27

女峰山二等三角点
(2,463.7m)

10/18 14:30

二等三角点標石上で
気温 2.5℃

10/18 21:12

二等三角点より
前女峰を見る

10/18 14:34

女峰山山頂の神社

10/18 14:37

女峰山山頂にて
(2,483m)

10/18 14:40

女峰山より帝釈山と
小真名子山を見る

10/18 14:43

女峰山より男体山と
大真名子山を見る

10/18 14:44

女峰山より帝釈山を
見る

10/18 14:45

女峰山を帝釈山に向けて
下山する、U市のAさん

10/18 7:48

女峰山を帝釈山に向けて
下山する、U市のAさん

10/18 14:49

女峰山を見る
こんなにも、鋭角なんだ

10/18 21:05

帝釈山と
小真名子山を見る

10/18 21:08

専女山より
女峰山を見る

10/19 17:25

帝釈山より
女峰山を見る

10/17 12:31

帝釈山(2,455m)

10/19 17:30

富士見峠へ向け下る
前方は、小真名子山

10/19 17:32

富士見峠へ向け下る

10/19 17:34

富士見峠(2,036m)

10/19 17:34

ゴツグツ石の
林道を下る

10/19 17:37

林道を下る

10/19 17:38

女峰山、帝釈山を見る

10/19 17:42

真っ青な空

10/19 17:44

馬立分岐

10/19 17:46

女峰山を見る

10/19 17:47

前方の男体山が徐々に
大きくなってくる

10/17 14:46

車止めゲート

10/17 15:42

車での帰路。
赤沼 駐車場付近より
見る「男体山」

10/19 17:56

車での帰路。
赤沼 駐車場付近より
見る「男体山」

10/17 15:44

車での帰路。
赤沼 駐車場付近より
見る「男体山」

10/19 17:57

国道120号線の
戦場ヶ原付近。

撮影機器：

COOLPIX S510 NIKON

感想

fuya0123

◎ 日に日に、晩秋 → 初冬に近づいています。
本格的な木枯らしシーズン到来の前に、晩秋の樹林をもっと歩きたい。
　ここ「奥日光」の山々は、コメツガの明るい樹林帯で、とても歩きやすい
登山路です。

◎ 前女峰(2,359m)について。
　ここからコルを経て、女峰山二等三角点への"直登"は、無謀でした。
　コルからガレ場へトラバースして、正規ルートへ戻るべきでした。

　強烈過ぎて、どう掻き分けても 一歩も前に進めない状況でした。
　全く見通せない状況です。
　という以前に、石楠花＆ダケカンバ＆コメツガの幼木を痛めたことと思います。
　反省しきりです。
・やはり最初から、"正規ルート"で「女峰山」を登るべきでした。

◎ [復路]の林道歩きというのは、面白くないものですが、真っ青な秋空のもと
振り返っての「女峰山」や、段々近づいてくる雄大な「男体山」を楽しむことが
出来、苦になりませんでした。
◎ 帰路、裏男体林道からの「太郎山」や「山王帽子山」。
　120号国道・赤沼駐車場付近からの「男体山」が、西陽を浴びて
実に雄大でした。
・紅葉シーズンではありますが、ウイークデーなのに、いろは坂の下りは
渋滞でした。
　さすが、名所の日光です。