大菩薩嶺(ハマイバ前〜湯ノ沢峠〜黒岳〜小金沢山〜大菩薩峠〜大菩薩嶺〜丸川峠〜裂石温泉)
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,674m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大月〜ハマイバ前\500 大菩薩登山口〜塩山\300 塩山〜相武台下\1,660 |
写真
感想
紅葉シーズン真っ盛りの10月にどこにもいかないのも淋しいので、久しぶりに大菩薩でも行こうかな、と思い立って行ってきました。久しぶりも久しぶり、高校以来なので24年ぶりくらいでしょうか。
そのときは落合から登ったことは記憶してます。天気は霧雨で何も見えず帰ってきたことも記憶してます。今回は天気は大丈夫そう。紅葉はどうでしょうか、期待が膨らみます。
コースですが、一般的な裂石、上日川辺りはあまりそそられず、小菅か丹波から峠を目指すのも考えましたがやはりピンと来ないので、前日地図を買って検討。すると大月からハマイバのバスを確認。しかも始発7時。これはほぼ理想的な感じです。ここから湯ノ沢峠に出て、小金沢連峰を縦走してさらに大菩薩嶺へ。コースタイムだと10時間超えそうなので、最悪は峠から下山もあるという想定で出発。
大月7時だと相模線の始発で間に合いそうなので今回は自転車で相武台下まで。家を4時40分に出て、コンビニで朝食を買って十分始発に間に合いました。
流石にうつらうつらしながら乗り継ぎ、6時半過ぎに大月に到着。ハマイバ前行のバスに乗ったのは思った通り自分一人でした。面白い名前ですね。どうも破魔・射場のようです。漢字残してくれると良いんですけど。現在は管理釣り場などを行っている施設の名前となっているようです。
バスを降りてまずは車道歩き。結構傾斜があって、距離もあって容易ではありません。寒かったのも最初だけですぐに汗が出てきます。やがて主稜線が見えてくると結構紅葉している感じ。期待できそうです。
大峠へ向かう林道のゲートは開いています。車も結構通っています。湯ノ沢への分岐には車が数台。ここはすでにゲートが閉じており、歩くしかありません。ひどい状況の林道を歩くのもあっという間に終わってしまい、登山道に入りました。道は涼やかな小沢に沿って登っていますが、登山道の下から時折水が流れる音が聞こえてくるほど地下水の多そうなところ。最後道は南側に沢から離れ、湯ノ沢峠に到着。ここで小休止。時間を見て、1時半までに大菩薩峠に着けなければエスケープと決めてスタート。
黒岳への登り、最初はササが多く道に生えていて滑る。かなり厳しい状況でしたがなんとかそれを抜けると普通の登りとなり、まずは開けた白谷ノ丸。南アルプスの展望があります。ここからも展望の稜線歩きかと思ったら、一転黒岳の山頂は樹林の中。しかし人が多い。これまで全く会わなかったので驚きました。黒岳からは少し下り、鞍部は広葉樹の林。やまなしの森林百選という看板がなければ気づかなかったと思いますが、なんか普通と違う感覚はありましたね。そこから小さなピークを越え、前方にはササ原が広がる牛奥ノ雁ヶ原摺山が見えます。展望良さそう。少しタフな登りをこなして山頂に。ここも人が本当に多い。期待していた富士山の展望はなし。残念。それにしても長い名前ですね。
小金沢山も樹林の中に入ってしまいます。ここの山頂もやはり人が多い。そして、ここは海抜2014m。標高年でした。ちょっと得した気分です。
さて、ここからは休憩なく一気に大菩薩峠を目指します。ルートはまず左へ直角に折れる感じ・樹林の中で、尾根の西側を巻いていく感じ。意外と岩場が多く、慎重に歩いていくと、ササ原に出て前が開けます。石丸峠の先にはこんもりした熊沢山。その西側斜面はダケカンバでしょうか、見事な黄葉。天狗棚山は小さなピークで、それを越えると牛ノ寝通りを分岐し、その先に石丸峠。熊沢山は見た目通り少しきつい登り。きつい割にピークは巻いてしまいます。いよいよ大菩薩峠へ向けて下り。これも急な下りで、慎重に歩を進めて小屋が見えてきました。大菩薩峠は1時少し回って到着。何とか全コース踏破できそう。小屋からの大菩薩嶺は少し枯れた色に見えます。雷岩までは開けた道。しかもこれまでよりさらに人が多い。よけるように歩いていきます。雷岩で再び林の中。少し歩くと山頂へ到着。時間も遅くなってきたためが大分人が少なくなりました。
展望もなくすることもないので早々に丸川峠へ。まず尾根を下りますが、間もなく左へ急に折れて巻道へ。ここで間違わないように注意しないと。しばらく巻道が続き、やがて左手に明瞭な尾根が出て、それに沿っていく感じ。樹林を抜けると急に下り、間もなく丸川峠です。
小屋はこだわりがある模様でジュースを買おうとしたら売ってませんでした・・・。
コーヒーを中でゆっくり飲む気分でもなかったので仕方なく降りることにしました。この下りが最後の難関というかんじでかなり急な岩場が出てきます。慎重に抜ければ大丈夫ですが。道が沢沿いになればもうすぐ。右手に沢があったので両側に沢が出てきて、橋を渡るともうすぐ車道に出ます。そこから15分下るとバス停。お風呂も魅力的でしたが、10分後に駅へ行くバスが来てしまうのでやむなく断念。
目標のコースが達成できて満足。黄葉もそこそこきれいでした。
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