旭岳-安足間岳
- GPS
- 07:00
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,269m
- 下り
- 2,260m
コースタイム
04:20 旭岳
05:50 北鎮岳
07:00 安足間岳
08:30 旭岳
09:00 ビジターセンター
ガッツギア3
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は繋がっているので板のまま旭岳まで行けるが、夜明け前の頂上直下は硬いので最後だけ爪を履いたほうがよい。 |
その他周辺情報 | 下山後の風呂は東神楽森の湯。JAF600円, 人数制限無しの熱いサウナ、冷たい水風呂。浴場に水飲み場あり。外気浴が良い。かなり良い。ここに入るために旭岳に登っている。 |
写真
感想
金曜は仕事の帰りが遅かったので土曜は山へ行けず。雪山は遠くてお金がかかるので土日連チャンしなければコスパが悪い。でも行く。経験は金で買えん。羊蹄、増毛再戦も捨てがたいが今回は大雪へ。長時間のクルマの運転をしたくなかった。羽田-千歳便はたくさん出ていて便利だが羊蹄も増毛も千歳空港から片道2時間半の運転をしないといけないので結構疲れる。その点、旭川空港からの旭岳は近くて楽だ。今回は下山後に東神楽"森の湯"に行きたいのでクルマを借りたが、森の湯を諦めればクルマは必要ない。バス(いで湯号)で空港と旭岳間の移動は完結する。次からそれでも良いな。土曜は旭川空港に下りたら久々に東光ラマイへ。週末激混みの印象があるが時間がズレていたので空いていた。Gオイルを補給したら旭岳温泉ケイズハウスへ。ここは夏も秋も冬も、いつ来ても空いていて良い。温泉入ってのんびりして18時に寝た。
1時起床。朝風呂入って2時出発。昨晩はパラパラ雪が降っていたがスッキリ晴れた。月が明るいおかげで宿から旭岳がくっきり見える。まずは圧雪をせっせと登って旭岳へ。月灯りで樹木に影ができて綺麗。振り返れば旭川の夜景も素敵。途中で道を間違えて遠回りしてしまった。石室の手前で山の写真を撮っている人がいた。夜の写真はもう撮り終わっているといいが、まだ撮影中だったら山に取り付いている僕のヘッドライトが邪魔になるのでは。でもどうにもできない。すまない。旭岳には4時20分に着いた。東の空は明るい。朝が来るのがずいぶん早くなった。裏旭へ下りる斜面は昨日の降雪のおかげで柔らかかった。シールのままスパーッと。お鉢の足元はガッチガチなので板担いで爪。お鉢平でシールウォークできた試しが無い。雪が着きにくい地形なのだろうか。中岳で朝が来た。今日は東に低い雲が無かったので素晴らしい夜明けだった。白いお鉢平はとても美しい。安足間岳-比布岳の間の斜面は真っ白だ。あれはパウですね。2年前の同時期に北鎮岳に登った時、「あっちを滑ればよかった」と後悔したので今日はあの斜面を滑りに来た。北鎮岳でシールを剥がしたら鞍部までスパッと。まあ硬い。150m登り返して比布岳。最近は愛山渓から入山することは無くなったが、この尾根は景色が良くて楽しい。
安足間岳でシールを剥がしたらいざ、魅惑の斜面へ。雪は良い。雪は良いのだが斜度が無い。中岳から見ると雪の壁に見えたんだけどなあ。でも悪くはなかった。その後は裾合平をトラバースして帰るつもりだったが、直帰すると温泉開店待ちになってしまうので途中から旭岳に登り返して地獄谷を滑って帰ってきた。実は旭岳の山頂でシールを剥がしたのも、地獄谷を滑ったのも初めてだった。地獄谷の上部は硬くて全然気持ちよくなかった。待てば緩むだろうが13時半の飛行機を逃すと次は19時なので、それはない。高度を落とすと吹き溜まりになって調子が良い。最後はお待ちかねの圧雪縦溝を楽しんで下山。朝イチの圧雪縦溝は本当に楽しい。パウ、シャウ、圧雪縦溝。一番好きな雪質は圧雪です。
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