記録ID: 53336
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
猿倉-白馬岳-天狗山荘-鑓温泉-猿倉
1990年07月14日(土) ~
1990年07月15日(日)
- GPS
- 12:40
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,241m
- 下り
- 2,222m
コースタイム
7/14 猿倉0630-0710白馬尻0720-1030?村営頂上宿舎1050-1120白馬山頂1150-1210村営頂上宿舎1300-1420白馬鑓ヶ岳1440-1500天狗山荘
7/15 天狗山荘0630-0750鑓温泉0810-1040?猿倉
7/15 天狗山荘0630-0750鑓温泉0810-1040?猿倉
天候 | 7/14 曇り時々晴れ 7/15 雨、稜線は風雨強い |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
大雨の時、鑓温泉〜杓子沢間の落石はほんとに怖いです |
感想
2ヶ月ほど山に行けず、また、2週間後に南アルプスの山行を予定していたため、梅雨明けを待ちきれず、荷物を軽くしての白馬-唐松の縦走を目指した。
初日は曇り空の下大雪渓を登る。稜線はガスが多く展望は良くないが、特に問題なく天狗山荘へ。食事付きは私だけで、その品数の多さに驚いた。
二日目は風雨。とても不帰ノ嶮など越えられる状況ではなく、飛ばされそうになりながら稜線を引き返し、鑓温泉へ下る。
鑓温泉を過ぎ、鑓沢あたりからは雪上を転がっていく落石を頻繁に見るようになる。そして急傾斜の落石沢(当時はその名前は知らなかった)。ここは20秒おきくらいに落石が通っていた。当然躊躇するが、意を決して渡る。渡り終わる直前に上からガン、ガンという音。拳より少し大きい落石。これが丁度雪を渡り終えて岩の上に出た私の右足のふくらはぎに当たった。石の勢いで足が跳ね上げられたのが記憶に残っている。
その瞬間は間違いなく骨折したと思った。しかし、一歩踏み出してみると...痛みは少しあるものの、十分歩ける。神様に感謝し、小日向のコルを越えて猿倉へ。
タクシー相乗りで白馬駅へ出たが、このころから右足が痛み始めた。帰宅した頃(ちなみに、東京はこの日梅雨明けしていた)は、まともに歩けない状態だったが、これくらいは我慢しなければならないということだろう。
痛みは、2週間後の夏休み山行の初日まで続いた。
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