廃屋の白岩小屋に泊まってみた〜タワ尾根で迷って下山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,383m
- 下り
- 1,808m
コースタイム
タワ尾根分岐〜篶坂ノ丸 1:30
篶坂ノ丸〜林道 1:40
林道登山口〜鍾乳洞バス停 0:30
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■長沢背稜 桂谷ノ頭の前後が結構険しいく破線レベル。迷う心配はないでしょう。 天祖山から水松山方向へのルートは地図にあるルートの上に平行してもう一つあります。このルートは何だろうとちょっと混乱しました。 モノレールを離れてからウトウノ頭までに険しい岩場が3つほどあります。巻くこともできるものもあります。 ■タワ尾根 登りの場合はルートが収斂されていくので問題ないかもしれませんが、広がったりうねったりという尾根の下りはルートが拡散するため予定通りに進むのは難しいかもしれません。今回は、金袋山も人形山も確認できずに巨木にたどり着いてしまいました。ここで周囲を詳細に観察せずに直進して、ガイド地図にないより北側の作業道に入り込んだようです。 |
その他周辺情報 | 西武秩父駅で昼食を調達しようとしましたが、駅の商店街にたくさん店があるのですが、そういう物を売っている店は貧弱なコンビニコーナーくらいしかありませんでした。ちなみに、三峰口駅にも神社にもそれ向きの店はありませんでした。飲食店はありました。 神社に食事ができる店が2つほどあります。せっかくなので昼食にそばを食べて、缶ビールを調達しました(本当はこっちがメイン=バスの中で地ビールの缶が破損)。 帰りは東日原バス停まで歩きましたが食事ができる店は一つも開いていませんでした。通常は営業しているのかも分かりません。バス通りから奥には入ればあるという案内を目にはしました。 |
写真
感想
■白岩小屋について
この山域に注目していなかったので、白岩小屋が避難小屋になったことを今年になって(だったかな?=早くても昨年)知りました。奥秩父の避難小屋は利用者が多いと聞いていたので、それを外すべくこの時期に来てみました(その心配は無用だったようですが、ちなみにこの日の雲取山避難小屋の利用者は2名だったそうです)。
ほとんど廃屋と化しています。全体的に老朽化しているので、いつ立ち入り禁止になってもおかしくありません。避難小屋マニアの方は急いだほうが良いでしょう。例えば、雁峠避難小屋は危険を理由に閉鎖されました。
床が傾いているわ埃が積もっているわで、快適に泊まれるのは3人ほどでしょう。ゴミと化した営業時の備品が多数ころがっています。管理人部屋もなぜか鍵がかかっている倉庫も同様です。撤退にあたり責任もって片付けずに放置したようです。街中で言えば、夜逃げですね。布団が沢山ありますが、使えるのは毛布1枚ぐらいです(保存のためロープに吊るしておきました)。他は触る気にもなりません。この日の利用者は私だけでしたが、利用者がほとんどいないのは埃の積もり具合から歴然です。使えるゴザが3枚ありましたが、就寝向きの場所ではなく休憩向きの場所に置いてありました。入口の扉のガラスが割れていて、天井も隙間が大きく空いていますが、寒さを感じたのは日の出頃だけでした。
言うまでもなく快適ではありません。これで明るければまだ良いのですが、これほど暗いとテントの方がましという気がします(写真はフラッシュを使っています)。
掲示されている料金表に幕営料というような記載がありますが、テント場として整備されたスペースはありません。周辺で平坦な場所をさがせということでしょうが、トイレの臭いを避けるとなると適当な場所は僅かです。
小屋近くにある案内板によれば水場は10分かかるとのことでしたので見に行きませんでした。
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