武尊山 皇海山 日光白根山 仙ノ倉山
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コースタイム
09:48 裏見の滝駐車場
10:26 須原尾根分岐
11:16 手小屋沢避難小屋分岐
12:37〜12:55 武尊山頂
13:45〜13:55 剣が峰山
14:51 武尊沢
15:20 須原尾根分岐
15:48 裏見の滝駐車場
10月11日 皇海山
07:26 皇海橋
08:05 中間点
08:33 不動沢のコル
09:07〜09:15 皇海山
09:41 不動沢のコル
10:01 中間点
10:32 皇海橋
10月11日 日光白根山
13:28 丸沼高原山頂駅
13:46 大日如来
14:26 森林限界
14:54〜15:26 日光白根山頂
15:57 弥陀ヶ池
16:49 菅沼登山口
10月12日 仙ノ倉山
07:49 平標登山口
08:44 鉄塔下
09:09 松手山
10:12〜10:19 平標山
10:54〜11:05 仙ノ倉山
11:37 平標山
12:19 松手山
12:35 鉄塔下
13:02 平標登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
武尊山 危険なところは梯子やロープがかかっている。ただ剣が峰からの下りが、急な上に道は濡れていてドロドロ、岩と木の根で滑りやすくかなり気を使う。怪我をしないように緊張の連続で疲れる。 皇海山 特に危険なところは無い。沢を詰めて稜線に出る手前がかなりの急斜面で、道が崩壊しているので注意が必要。 日光白根山 特に危険なところは無い。山頂から弥陀ヶ池に下る斜面が、ザレた急斜面で、少し気を使う。弥陀ヶ池から菅沼までの道が予想以上に長く感じる。岩も多く雨の日は注意か。 仙ノ倉山 危険なところは無い。階段が多く感じるかもしれないが、ダイトレの比では無い。 |
その他周辺情報 | 皇海山への林道は思っていたより、走り易かった。神室山、トムラウシの温泉過ぎてからの林道、船形山(大滝キャンプ場)に比べれば全然問題は無いと思う。酷いと言うレコが多かったので、ちょっとビビッていた。ただ、林道ツーリングなどのバイクも多く、慎重に走ることに変わりは無い。 |
写真
感想
武尊山
10日、朝一番に高崎でレンタカーを借りた。
高速経由で裏見の滝を目指す。50台くらい停める事が出来る駐車場にトイレもある。
支度をして歩き始める。直ぐに武尊神社がある。従一位の神社ってすごいなと思い、今週の山の安全を祈願する。
しばらく林道を歩き、細くなると直ぐに須原尾根分岐となる。木々の紅葉を見ながら一気に登る。尾根に出て左に沢が響いてる。直ぐに避難小屋が見え、小屋には降りずに登っていく。斜度が増した所で、腹が減ったので一息入れ、おにぎりを頬張った。間もなく梯子、ロープの連続で一気に高度を稼ぐ。
ここさえ注意すれば後は、のんびり尾根歩きで山頂に着いた。山頂には平日にも関わらず多くの人が居た。ここでのんびり休憩する。ガスがかかっていて、あまり周りは見えない。団体さんが降りはじめた頃ようやく、前部尊が見え始めた。それより剣ヶ峰のカッコいいこと!ときめいてしまう。早速降りていく。
剣ヶ峰への稜線歩きは、とても美しい。左に皇海山、日光白根山も見え前には映画でも見るように剣ヶ峰がある。何枚も写真を撮りながら楽しんだ。武尊沢への分岐を過ぎ上りつくと剣ヶ峰。山頂は狭く、獅子ヶ鼻山が美しい。
ただここからの下りは大変だった。道は急で、岩、木の根、ドロドロと滑りやすく緊張を強いられる。気をつけながら沢まで来てホッとした。あとはのんびり裏見の滝駐車場を目指す。十分に気をつける必要があるが、ここは剣ヶ峰周りで歩くのが楽しい山だと思った。裏見の滝も見事だった。(崩落の危険があり、裏には周れないけど)
皇海山
11日、朝から車を走らせていく。長い林道があるので気が重いのだが、思っていたよりマシだった。ただ後に付いた車が距離を詰めて来るので、それがおっかなかった。
皇海橋駐車場に着き、支度をして歩き始める。ここも最初は林道を行く。やがて山道になり渡渉を繰り返しながら歩いて行く。のんびりと森の中だ。標識が多く間違いそうも無い。
やがて稜線が近くなってきた所で、沢をつめて登っていく。このまま沢をつめるのかと思ったが、稜線近くで右に急な斜面を取り付いて登る。ここがこの山の一番の難所か。道が崩壊している所もあり、登り辛いが頑張って進む。やがて斜度が緩むとコルに到着。目の前に鋸山が飛び込んでくる。かっこいい!
左に折れ、山頂へ道をたどる。途中岩場にロープがある。そこ以外は稜線をたどるだけ。目の前に青銅の剣が現われれば、山頂は直ぐである。ただし、展望が無い。唯一右側のところから、日光白根山が見えた。
一息入れて、登ってきた人と“何も見えませんね”と言って写真を撮り合って、そそくさと降りていく。往路を辿るだけなので、のんびり歩いて行く。コルから急な道を下り、沢を確実に降りれば、後は何も気にせずに歩き続けた。駐車場で車に乗り込み丸沼高原を目指して走っていく。
日光白根山
丸沼高原駐車場に12:55に到着。早速チケットを買ってゴンドラに乗り込む。景色がめっちゃ綺麗だ。乗ってるだけで楽しい。山頂駅を出て直ぐ右手に足湯があり、人が溢れていた。
白根山は目の前にドーンと構えている。今からあそこに行くのか?ちょっとびびったが、気を取り直して歩き始める。神社を見送り、鹿避けゲートを潜り歩いて行く。続々と降りてくる人が居る。今から登るの?的なその視線が痛い。でも大丈夫です。設定時間までに登れなかったら、そそくさと降りますから。
今日は車を菅沼に回してくれるので、気持ちの中では余裕があるが、遅くても17時までには菅沼に降りてしまう予定だ。それ以上遅いと、森は暗闇が迫ってくるだろう。もちろん、ヘッデンと懐電も持っているが、使わないのが一番。写真も写らないし。
分かってはいるが、降りてくる人の多さに待ち時間が増える。でも右手に広がり始めた景色に気持ちは楽しくなってくる。先ほど登った皇海山も見え。昨日登った武尊山も見えた。やがて回り込むように歩いていた道が開けてきて、森林限界に来た。登りきると、目の前に白根山がドーンと広がった。荒涼とした風景だ。
ただ、この時間にのんびりと登っている集団が居て驚いた。上りきると火口の淵を周り、祠に着いた。その先に構えるのが山頂だ。ここまで1時間20分あまり、時間的には余裕で来れた。山頂に着く頃には先客が居なくなり、誰も居ない山頂を楽しんだ。
ここから見たかった、男体山、女峰山、大真名子が目の前に見える。3年前に縦走したことが懐かしく思い出された。それ以外にも360度素敵な景色が広がる。地球が作り上げた風景にしばらく見とれていた。
やがて後から来た団体に山頂は占領された。それでも、この景色をずっと見ていたくて、心に刻みたくてじっと見ていた。やがて団体さんが降り始めたので。彼らも菅沼に降りると教えてくれたので、その前に降りて行く。
直ぐに急な斜面を降りる、やがてザレた斜面になり、慎重に降りた。遠くに見えていた弥陀ヶ池が近づいてくる。一気に降りると分岐を過ぎ、弥陀ヶ池に着いた。誰も居ない池は静寂に包まれて、神秘的だ。ここから菅沼までは森の中なので、白根山に振り返ってお別れを言った。先ほどの団体はまだ急斜面を下っていた。
ただ、ここから菅沼までが案外長く感じた。ここでも何人かの人を抜いたが、皆さんは暗闇の中を下るつもりなのか?決してお勧め出来ることじゃないと思う。最低限日が暮れる前には、登山口に着きたいものである。計画時点で着けないようじゃ困る。
ただ、白根山は本当に素敵な景色が広がっていた。大真名子から見たときも思ったのだが、この自然が作り上げた風景は、何度見ても素晴らしいと思った。
仙ノ倉山
12日谷川岳に行こうかとも思ったのだが、天気予報では、仙ノ倉の方が良いらしいのでそちらに向かう。17号線を走って苗場を過ぎる。初めて苗場のスキー場を見た。苗場とくれば、ユーミンがリフレインするのは、この年代の人なら分かるかな?
駐車場から歩き始めると直ぐに普通の道になる。そして登山口から山へ取り付いていく。いきなり階段で登る。ダイトレを思い出す。ダイトレでは一体何千段を、登って降りたか気が遠くなりそうだった。それに比べればなんてことは無い。のんびり歩くだけだ。一度鉄塔の下を潜り、登り続けると突然前が開けてくる。これから登る道が手に取るように分かる。どれだけ急であっても、視界が開けていると力が湧いてくる。
ただこの日は台風の影響で気温が異常に上がった。ハッキリ言って暑い。先ほどから調子が上がらないのは、そのせいなのか?。ただ台風のおかげで入り込んだ雲が見事な雲海を見せている。遠く富士山も見えているし。景色は最高!天気も最高!今日も登山日和だ。ただし人も多い。
松手山で一息入れて、一気に登っていく。急登が終われば、後は稜線を行くだけで平標山に着いた。おにぎりを頬張り、仙ノ倉に続く稜線を歩いて行く。なんとなく北海岳へ向かう稜線に似ていると思った。
最初に見えたピークでは無く、仙ノ倉山はもう少し奥にあった。ここから見た景色がまた素晴らしい。谷川もはっきり見えたし。富士山、武尊山、日光白根山、燧ヶ岳に佐渡島まで見えてめっちゃ感動しました。
本当に素晴らしい三日間に感謝して、感動して帰路へと着きました。かなり暑くなったので、水が余裕無かったです。もちろん足りましたが。
明日は松山に行くのだけれど飛行機飛んでくれるかな?
でも素晴らしい三日間、素晴らしい風景に感謝です。
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