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記録ID: 534268
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

燧ヶ岳−至仏山(濡れた木道で至仏山敗退)

2014年10月15日(水) ~ 2014年10月17日(金)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
--:--
距離
43.8km
登り
2,538m
下り
2,155m
天候 晴・曇・雨
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:新宿発の大清水行き夜行バス(朝3:30到着)
帰り:戸倉乗車の新宿行き高速バス(15:30乗車)
コース状況/
危険箇所等
大清水から尾瀬沼の木道は前日の台風の雨が凍り、下りが特に怖かった。
尾瀬ヶ原の木道は乾いていたが、足元にはやはり要注意。
至仏山は頂上付近にも木道が敷かれている場所が多く、雨・あられ・霧・風のため遭難するんじゃないかと思い、Uターンした。
その他周辺情報 御池ロッジと山の鼻小屋に宿泊した。御池ロッジは舗装路に通じており、風呂は石けん可、携帯もドコモは通じた。山の鼻小屋の風呂は石けん不可、衛星の公衆電話があった。
大清水を4:00出発。5:30ヘッドランプ消灯。景色が見えてきた
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大清水を4:00出発。5:30ヘッドランプ消灯。景色が見えてきた
前日の台風の雨が凍って、尾瀬沼に下りる木道がツルツル。前を歩く女の子達が尾てい骨を打ったとか騒いでいる。急な下りの百メートルくらいチェーンアイゼンをつけた
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前日の台風の雨が凍って、尾瀬沼に下りる木道がツルツル。前を歩く女の子達が尾てい骨を打ったとか騒いでいる。急な下りの百メートルくらいチェーンアイゼンをつけた
6:30尾瀬沼湖畔に到着、朝食。ベンチは濡れて凍っていた
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6:30尾瀬沼湖畔に到着、朝食。ベンチは濡れて凍っていた
尾瀬沼を反時計回りに燧ヶ岳長英新道をめざす。木道が凍っているので、そろりと歩く
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尾瀬沼を反時計回りに燧ヶ岳長英新道をめざす。木道が凍っているので、そろりと歩く
木道の更新工事。こんな大きな木槌
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木道の更新工事。こんな大きな木槌
資材はヘリ運搬なんだ
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資材はヘリ運搬なんだ
材料は芯材が丈夫なのだろうか。その後の観察でも全て芯材だった
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材料は芯材が丈夫なのだろうか。その後の観察でも全て芯材だった
朝早くから営業していた長蔵小屋売店。
あとでペットボトル1本半しか持ってないことに気付いたが、戻る気にはなれなかった
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朝早くから営業していた長蔵小屋売店。
あとでペットボトル1本半しか持ってないことに気付いたが、戻る気にはなれなかった
尾瀬ヶ原とはまた違い、この辺もいい景色
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尾瀬ヶ原とはまた違い、この辺もいい景色
今日は天気良さそう
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今日は天気良さそう
ここから長英新道
前日の台風のためか、登山道にずっと水が流れていた
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前日の台風のためか、登山道にずっと水が流れていた
1合目は1700mくらいだったか。ここ2合目は1800m
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1合目は1700mくらいだったか。ここ2合目は1800m
3合目くらいで眺望が開けた
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3合目くらいで眺望が開けた
4合目で2000m。1合が100mきざみなら頂上は2600mとなるが
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4合目で2000m。1合が100mきざみなら頂上は2600mとなるが
心強い足場
オッ、新手のアイテムかとワクワク
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オッ、新手のアイテムかとワクワク
近づくと階段になっていた。歩く部分だけ平らに切ってあるが、どうやって切るんだ?
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近づくと階段になっていた。歩く部分だけ平らに切ってあるが、どうやって切るんだ?
ミノブチ岳に出た。精悍な幹のハイマツ
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ミノブチ岳に出た。精悍な幹のハイマツ
山座同定できないが、気持ちいい眺め
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山座同定できないが、気持ちいい眺め
頂上、「俎(まないた)ぐら」の人も見える
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頂上、「俎(まないた)ぐら」の人も見える
日陰では雪が残る。長英新道、私の足跡だけ
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日陰では雪が残る。長英新道、私の足跡だけ
もうすぐ頂上なのに9合目。4合目(2000m)のあとは50m刻みのようだ
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もうすぐ頂上なのに9合目。4合目(2000m)のあとは50m刻みのようだ
頂上、「俎ぐら」に到着。お宮と案内標識と三角点はあるが頂上標識が無い。2346mで最高点ではないが地図ではここが頂上なのに
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頂上、「俎ぐら」に到着。お宮と案内標識と三角点はあるが頂上標識が無い。2346mで最高点ではないが地図ではここが頂上なのに
「柴安ぐら」はさらに高い(2356m)ので、皆、行くようだ
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「柴安ぐら」はさらに高い(2356m)ので、皆、行くようだ
「柴安ぐら」に向かう北斜面は枝に雨が凍り付いている。枝をつかんで道を下ると、バリバリと氷が降る
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「柴安ぐら」に向かう北斜面は枝に雨が凍り付いている。枝をつかんで道を下ると、バリバリと氷が降る
「柴安ぐら」に頂上標識があった。地図の頂上もここで良いのでは。
ザックをデポしてきたが、こっちの方がくつろげて昼食適地
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「柴安ぐら」に頂上標識があった。地図の頂上もここで良いのでは。
ザックをデポしてきたが、こっちの方がくつろげて昼食適地
「俎ぐら」に戻り下山方面を眺める。
宿泊する御池ロッジも見える。なあんだ、すぐそこだ、という思いがその後の苦労を倍増させた
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「俎ぐら」に戻り下山方面を眺める。
宿泊する御池ロッジも見える。なあんだ、すぐそこだ、という思いがその後の苦労を倍増させた
濡れたら傾いた木道は歩けまい。歩行跡が草地に続く。
せめて爪の浅いチェーンアイゼンを使えば脇を歩くのを避けられるのでは
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濡れたら傾いた木道は歩けまい。歩行跡が草地に続く。
せめて爪の浅いチェーンアイゼンを使えば脇を歩くのを避けられるのでは
使用期限がとっくに過ぎている木道
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使用期限がとっくに過ぎている木道
草紅葉の景色は何事もなく広がって、木道はのんびりと続いている
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草紅葉の景色は何事もなく広がって、木道はのんびりと続いている
燧ヶ岳を振り返る。きれいだ
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燧ヶ岳を振り返る。きれいだ
裏燧橋を渡る。吊り橋なので歩く毎にギシギシと揺れが大きくなる。楽しい
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裏燧橋を渡る。吊り橋なので歩く毎にギシギシと揺れが大きくなる。楽しい
石が動いたり足が滑ったりして2回転んで(尻餅はつかなかったが)下山した
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石が動いたり足が滑ったりして2回転んで(尻餅はつかなかったが)下山した
2日目。燧裏林道から尾瀬ヶ原歩き。
通行止めでなければ燧ヶ岳からここ「見晴」に下りてくるのが一般ルートだ
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2日目。燧裏林道から尾瀬ヶ原歩き。
通行止めでなければ燧ヶ岳からここ「見晴」に下りてくるのが一般ルートだ
ヨシ?の草紅葉
至仏山方向
振り返ると燧ヶ岳
手前側のコウホネの紅葉が早い。小さな池でも温度が違うのか
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手前側のコウホネの紅葉が早い。小さな池でも温度が違うのか
池に映る「逆さ燧」
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池に映る「逆さ燧」
似たような写真だけど、こっちもお気に入り
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似たような写真だけど、こっちもお気に入り
3日目。至仏山経由で鳩山峠の予定が・・・・
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3日目。至仏山経由で鳩山峠の予定が・・・・
2060m地点で、濡れた木道に横風の霧が通り過ぎて、恐怖を感じUターン決定
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2060m地点で、濡れた木道に横風の霧が通り過ぎて、恐怖を感じUターン決定
本日の最高到達地点
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本日の最高到達地点
至仏山の山の鼻ルートは下山方向通行禁止。石も木道も滑りやすく下山はつらいが、下るしかない
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至仏山の山の鼻ルートは下山方向通行禁止。石も木道も滑りやすく下山はつらいが、下るしかない
山の鼻に戻り、鳩待ち峠に向かう。
木道ばかり睨んでいて気が付いたが、左右に割った木材では節がシンメトリーになっている
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山の鼻に戻り、鳩待ち峠に向かう。
木道ばかり睨んでいて気が付いたが、左右に割った木材では節がシンメトリーになっている
木道は右側通行だそうで、下りには横木があり、登りにはない場合が多い。登りだって滑るけど
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木道は右側通行だそうで、下りには横木があり、登りにはない場合が多い。登りだって滑るけど
こんな焼き印。始めはミッキーマウスに見えたが営林署のマークか?
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こんな焼き印。始めはミッキーマウスに見えたが営林署のマークか?
至仏山越えは出来なかったが、とにかく鳩待峠に到着
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至仏山越えは出来なかったが、とにかく鳩待峠に到着
撮影機器:

装備

備考 チェーンアイゼンを持っていった。尾瀬沼手前の下りではやむなく使用したが、至仏山では使わず引き返した。持っていることで心強かった。

感想

燧ヶ岳では台風一過の晴天だったが、至仏山では雨、あられ、濡れた木道と霧を含んだ横風により、あと高度200mで登頂を断念した。
すれ違った人によると至仏山山頂から小至仏まで、強風と岩の氷結でしんどいとのことだったので、登頂しても引き返すつもりだったのだけど・・・・・。
私のカウントでは、向こう側に行った人3人、Uターンした1人、向こう側から来た1人。
だいたい、なんで山のてっぺん近くまで木道をつけるんだ、植物保護、環境保護のためで、登山者のためでないことはよく判っているが、行く手をふさぐヌルヌル木道には腹が立った。尾瀬名物だから木道だというのはいかがなものか、他の山と同じ方法で環境保護出来ないものだろうか。
ついでに、爪の浅いチェーンアイゼンの木道での使用はどうしたらいいのだろう。湿地を歩かざるを得ない場合の緊急措置として、あるいは山の事故を防ぐため、場合によっては許されるだろうか。

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コメント

初めまして
こんにちは

霜や雨で濡れた尾瀬の木道は滑りやすいですよね。私も転んだ事があります。
草紅葉も終わり少し寂しい雰囲気の尾瀬もいいですね。
山の上のほうは天気が悪かったみたいでしたが青空と尾瀬ヶ原の景色を見せて頂きました。ありがとうございます。

ミッキーに見えるマークは東電のマークとおもいます。
2014/10/21 17:38
Re: 初めまして
早速のコメントありがとうございます。
ミッキーマウスのようなのは東電のマークだったのですね。
尾瀬の整備はずいぶん東電により進んだようですが、今後、木道の整備はどうなるのかと思います。
金をかけた更新事業よりも、補修、横木の追加など、低予算でボランティアが参加できる方法があるのではと考えながら歩きました。
もっとも私は北海道なので何もお手伝いできませんが。
2014/10/21 17:57
プロフィール画像
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