ドタ参加・「FB山好きイベント」秋晴れの天狗岳ゆるハイク
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 852m
- 下り
- 832m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に悪いところはないが、西天狗の登り以降、黒百合平経由唐沢鉱泉まで、大きな石ごろごろのルートで、滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 駐車場は、唐沢鉱泉手前の公共駐車場。午前五時半到着でラスト二台。 下山後の温泉は、縄文の湯。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
結果としてはよかったが、前週も前々週も、台風に警戒しながらの山だった。
今回は何の憂いもない、好天の予想。それは万人にとっても同じで、混むはず、かな。
しかしながら、雪の来る時期にあたり、岩ルートには薄氷が張る時期。下手すれば薄い積雪も。最も警戒すべき時期は、こうした季節の変わり目。でも、場所によっては最後の無雪期チャンス。
当初は、夏にピークを踏んだだけになっていた黒部五郎に、小池新道から一泊で速攻をかけようと思っていた。
しかしながら、金曜の仕事終わりが遅くなっただけでなく、朝にあった電車の人身事故で、通勤ルートを変えていたため、車をいつもとは違う遠い駅に置いたため、そこまで戻らねばならず、帰宅は深夜になってしまった。
これでは深夜発、新穂高早朝出発がとてもできない。ただでさえ、最近仕事が混んでいて寝不足が続いている。
ちょっと負荷をかけた山をやりたかったが、ほかの案が浮かばないので、日曜に兼ねてやろうと思っていた燕岳日帰りをやることとし、土曜には、たまたま友人が企画していたfacebook「山好きグループ」の天狗岳ゆるハイクイベントに、ドタきゃんならぬ、ドタ参加することにした。
いい天気だから、いずれの山も、楽しめるはずと。
深夜12時過ぎに家を出、上信越道で佐久平PAまで行き、車中仮眠。明るくなるまで寝て、唐沢鉱泉7時の集合に合わせ、のんびり下道を行けばよい。
結局、4時ころ起きちゃったので、そのまま走り出し、佐久ICで出て、八ヶ岳の北を廻り、唐沢鉱泉の駐車場には五時半ころ着いた。駐車場はほぼ満車。数台空いた隙間の一つに停めた。もうメンバーが来ているかもしれないので、眠らず、パッキング整えトイレなど済ませているうちに、続々と車が到着する。そして明るくなると、どんどん出発していく。そんな中、ゆるハイクの今回チームは、7時前に集合。総勢15名とのこと。
到着の早かったメンバーのほぽ半数とともに、天狗岳の西尾根へと取り付く。
快晴だ。山を始めて年を経ていない人たちも多いので、のんびり行くが、このコースは、あまり長いこと歩かなくても、ほどなく稜線に出て、展望が開ける。
途中で後発隊が追い付いて合流し、展望台を第二、第一と経ると、北アルプスから南アルプスまで、みごとな展望が目の前に広がる。
西天狗への最後の急登は、大岩のゴロゴロで、慣れない人は苦戦もしたが、それでもほどなく西天狗の頂上に。
喜ぶ参加者たち。こういう時は、来てよかったと思う。
驚いたのは、出身小学校(神奈川県)とその周囲の小学校、中学校の横断幕を広げたパーティーがいて、思わず名乗り出、一緒に写真に納まった。
思い思いに参加者が写真を撮るのを待ち、東天狗へ。かなりの数の人々が東天狗の頂上や稜線に見えている。こんな良い天気だもの。
東天狗に着くと、佐久側やその向こうの奥秩父、関東の山々が広がるとおもったが、残念ながら、そちらは雲の中だった。
眼下に、みどり池としらびそ小屋は見えた。
ここからすりばち池を経て黒百合平に下る。石ごろごろのルートで、慣れない人たちは苦労していたが、広がる大展望にも励まされ、暑くも寒くもない快適な大気に、「いいなあ」の声はしきりに上がる。
黒百合平では、小山屋のベンチで思い思いの昼食。黒百合ヒュッテで、ビーフシチューやカレー、うどんの注文、またデザートにケーキセットなどをたのむ人々も。覗きに行ったが、なかなかうまそうだ。ケーキとコーヒーでおしゃべりに拍車のかかった女子たちをせかし、ここから唐沢鉱泉に下る。
積雪期にしか来ていないが、雪がないと、石がごろごろ、おまけに滑りやすい道で、少々疲れる。
それでも、午後の陽射しは眩しく、紅葉した木々の葉を光り輝かせ、木漏れ日、落ち葉、どれをとっても、息をのむ美しさだ。
こんな山もある。山がもっと好きになっただろうか。
途中から、メンバーの一人の足に痙攣が起こり、半数が先に行き、後ろの半数は、彼を囲むようにゆっくり下った。
唐沢鉱泉の赤いモミジが逆光の中で輝いているそばに、心配そうな先着組が待っているのが見えたのは、15時半少し前だった。
ここで解散。みんな喜んでくれた山旅だったようだ。
車で下った途中にある縄文の湯で、何人かのメンバーと共に汗を流して、翌日の燕岳に同行することとなったsnow-gou氏とともに、蓼科にある彼の隠れ家に向かった。
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