記録ID: 535340
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
紅葉の御神楽岳(日本二百名山)[蝉ケ平⇒室谷コース周回]
2014年10月24日(金) [日帰り]
- GPS
- 05:34
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,183m
コースタイム
蝉ヶ平登山口7:38⇒湯沢の出合8:28⇒高頭9:41-9:47⇒湯沢の頭10:18⇒雨乞峰(分岐)10:55⇒御神楽岳山頂11:02
[標準CT 5:45(59%)]
山頂11:39⇒雨乞峰(分岐)11:44⇒室谷登山口13:08
[標準CT 2:50(52%)]
※本日のペース:標準ガイドタイムの52〜59%程度です。
蝉ヶ平の標準CTは、「新潟100名山(新潟日報社)から引用
室谷の標準CTは、「新潟県の山(山と渓谷社)」から引用
※歩数は約17,000歩でした。
[標準CT 5:45(59%)]
山頂11:39⇒雨乞峰(分岐)11:44⇒室谷登山口13:08
[標準CT 2:50(52%)]
※本日のペース:標準ガイドタイムの52〜59%程度です。
蝉ヶ平の標準CTは、「新潟100名山(新潟日報社)から引用
室谷の標準CTは、「新潟県の山(山と渓谷社)」から引用
※歩数は約17,000歩でした。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
室谷登山口:駐車スペース10台程度(退避スペースに路駐) 蝉ケ平登山口:駐車スペース5台程度 ※どちらの登山口も砂利道を走りますが、一般車でも走行可能な道でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【蝉ケ平コース】 ★登山道整備度:2(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :4(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :4(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :4(良5・4・3・2・1悪) 【室谷コース】 ★登山道整備度:2(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :2.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :1(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:1(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :4(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:0人】 本日は、職場の友人raskさんと日本二百名山の御神楽岳に登ります。 新潟県側からの登山ルートは、蝉ヶ平ルートと室谷ルートの2つがありますので、今回は、蝉ヶ平ルートを上りで、室谷ルートで下山する周回コースの登山です。 今日は登り口と下山口が異なりますので、車2台で、朝5時半過ぎに新潟市を出発です。 阿賀町の室谷集落から15分ほど林道を進み、室谷登山口に車1台をデポし、室谷登山口から約30分かけて蝉ヶ平登山口に向かい、朝7時半に登山口到着です。 どちらの登山口も道中、砂利道を走りますが、普通車でも十分に走れる林道でした。 蝉ヶ平登山口前は、車は2台ほどしか駐車できませんが、50mほど離れた場所に5台ほど駐車できるスペースがありました。 今日は、金曜日の平日ということで、先発者はおらず、朝露対策として、雨具をズボンのみ着用し、いざ、出発です!! 【蝉ヶ平コース(登山口⇒湯沢の出合)】 登山口から「湯沢の出合」まで、切り立った岩肌を右手に見ながら、広谷川の左岸を進みます。 一部、ヘツリ箇所がありますが、道幅は30cm程度あり、足場もしっかりしているので、濡れていても慎重に歩けば、危険性は少ないと感じました。 また、2〜3箇所ほど、渡渉箇所がありますが、渓床の露岩部が非常にツルツル滑るので、設置されているトラロープや滑り止めを利用しながら進みました。 ヘツリや渡渉等は注意が必要ですが、ブナ林の中、広谷川の渓谷を覗きこみながら歩き、登山口から約50分で湯沢の出合に到着です。 【蝉ヶ平コース(湯沢の出合⇒高頭⇒山頂)】 「湯沢の出合」からは、「高頭」までは、急登の連続になります。 最初はブナ林の急登を登ると、岩場が出現し、最初のロープ箇所が登場します。 岩場は、足場を慎重に確認しながら登れば然程難しい感じはしませんでしたが、八海山をはじめ普通の登山道なら「ロープ」でなく「鎖」だろうなっと思えるような細いトラロープがやや頼りなく感じました。 「湯沢の出合」から雨乞峰(室谷分岐)までの間、トラロープ&鎖場の箇所は20箇所程度あります。 岩場の熟練者なら鎖等を使用しなくても登れるような箇所ですが、一部、濡れていて滑り易い箇所がありますので、このような岩場は慎重に進んだ方が良いかと思います。 また、ロープや鎖が設置されていない箇所でも、濡れている岩に苔が生えて滑り易い箇所が一部ありますので、周囲の灌木に掴まりながら登ります。 このような岩場や痩せ尾根を繰り返しながら、標高をどんどん上げていきます。 また、登山道からは、山頂直下に広がる岩壁やスラブは、超迫力があり、一見の価値有りです!! 今回は紅葉も見頃で、岩壁の暗い灰色の中に黄色や赤色が点在する山容は、「風光明媚」の一言に尽きる感じがしました。 途中、日差しが強く、この季節でも急登は汗ばむ陽気、「夏場は厳しいコースだなぁ」と思いながら登り、ようやく高頭に到着。 絶景を眺めながら小休憩し、次は湯沢の頭経由で雨乞峰を目指します。 高頭からは、鎖場等は少なく、痩せ尾根を登ったり若干のアップダウンを繰り返しながら進みます。 一部、日当たりの良い灌木地帯で、刈り払いが行われておらず、20m区間ほど藪化して歩き辛いところがありましたが、湯沢の出合から2時間半弱で室谷コースの分岐点に到着です。 さっきまで晴れていたので、この辺りから雲がやや多くなってきました。 山頂は目の前、分岐から10分弱で山頂に到着しました。 【室谷コース(山頂⇒登山口)】 やや雲が多く、最高の眺望とは言えませんでしたが、山頂からは、本名御神楽岳への稜線や貉ヶ森山が良く見えました。 また、北側には、粟ヶ岳、青里岳、矢筈岳が右から揃って眺めることができ、記念撮影をして、昼食を食べ、下山することとしました。 下山は、再び雨乞峰まで戻り、室谷ルートへ入ります。 このコースは、全体的にブナ林の中を進みますので、眺望は良くありません。 また、登山道は、雨?の影響か、水溜りやぬかるんだ場所が多く、登山道の脇を迂回しながら、登山靴が濡れないように下山です。 粘性土に落ち葉が溜まり、滑り易い箇所はあるものの、急登は少ないコースなので、順調に下山し、山頂から約1時間半で、無事、登山口に到着です。 今回の蝉ヶ平コースは、見頃な紅葉の中、ヘツリや鎖場、痩せ尾根等、色々と楽しめて、満足のいく山行でした。 高所が苦手な方は厳しいでしょうが、今回の上りの感想としては、慎重に進めば、「怖いな〜」と感じる瞬間は、無かったのが正直な所感です。 また、当初の予定は、もっと早く下山できれば、午後から貉ヶ森山も行く予定でしたが、下山が午後2時前になったので次回の楽しみにしておきたいと思います。 |
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コメント
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カメラを斜めにする技で迫力が数段アップしていますね!!
笑いました
この時期の御神楽岳、最高の景色ですね!
笑って下さり、ありがとうございました
この場所に来たら、「やりたいな〜」と思っていたので、raskさんに演出して頂きました。
紅葉は、現在、標高500〜1000mが良い感じなので、来週頃まで、天気が良い日は、岩場と紅葉が楽しめると思います。
同日 福島県金山から登っていました。
10時過ぎに山頂だったのでお会いする事かないませんでした。
新潟側の登山道理解できました。ありがとうございました。
錫杖流山歩き で 当方もブログやっとります。
お約束ショット私も次からやってみます。
コメント頂き、ありがとうございます。
あの日は、終始、誰にも会えず、唯一、カモシカに会えただけ。
まさか、福島県側から登っている方とニアミスしていたとは驚きです。
ブログも拝見いたしました。
福島県側も渓流に映えた紅葉が美しく、新潟県側では見れない御神楽岳の一面を感じることができました。
私も、機会があれば、福島県側への縦走も考えてみたいです。
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