丹沢大山(梅の木尾根ロストで疲れた)
- GPS
- 07:55
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,110m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 8:27
天候 | 曇り、一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
梅の木尾根は一般道ではなく、痩せ尾根などもありおすすめではない。とくに下りは要注意。 |
その他周辺情報 | クアハウスで汗を流そうと寄ってみたが平日は風呂はやっていない。 |
写真
感想
日向林道奥の県営駐車場に車を停め8時30分に大山へ出発。出発準備中に腹ぐわいが悪くなっていたので、日向ふれあい学習センターでトイレを借りる。扉が閉まっていなくてよかった。
学習センター横の登山口より登り、いったん車道に出てすぐにまた登山道に入る。九十九曲りの道は広く歩きやすい。途中早々と下山する人たちとすれ違った。九十九曲りを登りきると地蔵さんがあり尾根道になる。ここから見晴台までおおむねなだらかな登りだ。
登山口には見晴台まで50分とあったところ75分かかった。想定内であり問題なし。天気予報は晴れ、しかし実際は全体的に曇り大山はガスで見えない。
ここから山頂まで一気に登る。もっとも何度も立ち止まり一息いれるがまとまった休憩はなし、場所もなし。
不動尻分岐の手前あたりで、気温が下がってきたような気がした。顔など汗ばんでいたが、腕は冷たく手が赤黒くなっていた。そこで長袖をのばし腕を覆う。この時点で手袋をすべきであるとあとで気が付いたが、このときはしなかった。
11時50分大山山頂に着いた。見晴台から95分かかった。これは30分あたり150m登ったペースであっておおむね実力とおりである。ちなみに展望台までは30分あたり190mであった。これは歩きやすい道という実感とあっている。
大山山頂はたくさんの人がいてにぎやかだ。そのうち地元の幼稚園児と思われる20人ほどの団体が上がってきて一層にぎやかになった。見ていて楽しい。
さて昼食を済まし日が射して展望が開けたので双眼鏡を取りだそうとしたとき、指先に異常を感じた。左右の手の指先の感覚がなくしびれている。
さきほど手が赤黒くはれていた事を思い出した。もしかして軽い凍傷?まさかこの時期の大山でそれはないと思った。ともかくあわてて軍手をした。いままでにこんなことはなかったが足とか肩とかに血流が集まり、指先まで回らなかったのだろうか。しびれはしばらく続き感覚が戻ってくると指先がピリピリとした。下山途中で完全にもどった。
山頂で1時間ほど休憩し1時過ぎ下山開始。不動尻分岐より梅の木分岐(矢草の頭)に向かう。下山開始から1時間ほどで到着。
ここには道標はあるが梅の木尾根の表示はない、矢草の頭の表示もない。ただ柱に手書きで梅の木尾根と小さく書いてある。梅の木尾根方向にはロープが張られていていかにもうさん臭い。この尾根は登りで何回かきたが下りは初めてだ。
ロープをまたいでみると割とはっきりした道がある。少し行くと落ち葉が多くなり踏み跡不明瞭、しかも急で滑りやすい。この時点で少し妙な気がした。前にここを登った時、分岐点の少し手前で岩場の登りがあったはずだが、そういう所を通っていない。そこで振り返ってみたらさっきの分岐点の道標が少し見えた。するとなぜか安心して先にすすむ。木に赤テープの目印があったりしてさらに安心して進む、があいかわらず落ち葉多くはっきりしない。あとでGPSログを確認したところ、およそ50mぐらい下降した所だろうか、わりとはっきりした踏み跡道が左側に続いている。しかしこのときその踏み跡が尾根筋から外れていると思い無視し、直進した。
これが大間違い、この先ますます急となり狭くなる典型的な小尾根パターンとなる。始末に悪いのがところどころにある赤テープの目印だ、これに誘われて深入りしてしまう。
さすがに小尾根パターンに気づき登り返す。この時は分岐道標まで戻り、再度道を確認してやりなおすか、一般道の安全策をとるか考えようと思った。梅の木尾根で日が暮れると危険だ。
急な登りを引き返しようやく先ほどの踏み跡道まできた。あまりにも明瞭な道なのでこちらを少し行ってみることにした。少し行って振り返って驚いた。先ほど戻ってきたところは明らかに小さな支尾根であることが一目瞭然に分かった。さらに進むと広い尾根に出て踏み跡が続いている。梅の木尾根だ。とりあえず安心する。時間ロスは1時間足らずで済んだ。この時点で3時過ぎなので暗くなるまで十分余裕ある。
おそらく矢草の頭から分岐道に入ってすぐの段階で方向を誤ったと思われる。今度通りかかったら確認してみたい。
このあとは順調に進み、奥ノ院分岐から日向林道に出て5時前に駐車場に到着した。
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