矢ヶ崎城跡・仏岩・生島足島神社


- GPS
- 03:01
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 553m
- 下り
- 530m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 3:50
*矢ヶ崎城跡駐車場所と仏岩登山口の間は車移動の為、実際の歩行時間は2時間28分
天候 | 快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上田市街から国道152号線を経由 国道142号線の分岐手前で右折し細道を走行 道路余地の草叢に駐車 【仏岩】 国道152号線を大門峠に向かって走行すると 左側に登山者用の駐車スペースがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
【矢ヶ崎城跡】 古いテープがあるのみで、標識等は一切ありません 落ち葉、松葉に埋もれる急斜面は踏み跡が錯綜しています つい巻きたくなりますが、尾根を外さぬように注意 落ち葉が滑るので、滑り出したら止まらなくなりそうです 足下に注意しながら、慎重に登下降しました 【仏岩】 駐車場所に案内板、標識等があり 登山道もよく整備されています 急斜面の巻道、高度感のある岩場の通過にはご注意ください |
写真
感想
ガイドブックによると、矢ヶ崎城跡はとてつもない急斜面の様子、
単独登山して遭難するリスクがかなりありそうなので、
困った時の友頼みとばかりに連絡すると、その本を既に購入済みでした。
故に話が簡単に纏まり、難関の二つの城跡を訪ねてみました。
今を盛りと桜や花桃などで彩られる長閑な山里を横目に、
内心、近づく急坂に緊張感の高まりを抑えられませんでした。
見上げると首が痛くなる程の、いやはや物凄い急斜面!
落ち葉に埋もれ、踏み跡がわかりにくい上、
獣道でもあるのか、錯綜しており、確認しながらの登り、
尾根を外さなければ問題ありませんが、
急斜面故、つい誘惑に負け、巻きたくなります。
少し緩んだかと思うと、今度は岩場を交える、更なる急坂、
木の根、幹など掴めるものはなんでも掴んで、三点支持!
乾いた落ち葉、油を含む松葉が足にしっかり絡んで滑り、
滑り始めたら止まらないだろうという恐怖にさいなまれました。
まだ葉の茂る前の、明るく快適な自然林に辿り着くと、
かつて城の内部だったと思われる広い尾根を歩いていました。
城跡を示す標識等もなく、ただ広い城郭だったと想像するのみです。
登り始めの急坂が嘘のような平坦な尾根からは、
樹間に蓼科山、谷の左側に中山城跡のある尾根が見えていました。
松茸山らしく、青いビニールテープが風になびいており、
季節によっては入山は遠慮した方が良いでしょう。
さっきまでの恐怖も忘れ、のんびりコーヒーブレイク♪
下山中、振り返った岩混じりの急斜面は、本日の最難関でした。
次に向かった中山城跡登山口は、防獣柵に立ち入り禁止とあり、
左手前の木に手作りの標識もあるのに、なぜ?と
長和町役場に問い合わせると、個人の所有地で
持ち主を把握していないとの返事でした。
わからなくては許可を得ることもできず、中山城跡は断念。
時間がたっぷりあまり、近くの仏岩に登ることにしました。
初めて登ってから恐らく20年以上経っていると思います。
こんな岩場の通過があったの?と記憶は全くなく、
急坂は木道で整備されているものの、気が抜けず、
アルミ梯子の後に鎖場、そして最後に三回の鉄梯子は
吹く風の勢いと高度感に足が竦みます。
以前登った時には、このような恐怖を感じていたのか
年齢と共に感じる恐怖は増加していると思います。
今回は、最後に朱塗りの門が晴れやかな生島足島神社に参拝。
幾度となく前を通りながら、いつも忙しく、
参拝せずにおり、度重なる失礼のお詫びも申し上げました。
桜も見頃で、本当に気持ちの良い日に来られ、大満足♪
池の周りを散歩中、日向ぼっこに木枠上に登ろうとした子亀が
一度目は仰向けに落ち、思わず大爆笑!
でも、挫けることなく挑戦し、見事に成功!
ウサギさんに馬鹿にされるカメさんですが、
やはりカメさんの地道な努力に惜しみない拍手を送りたくなります。
ゆっくり参拝させて頂き、有難うございました。
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