愛せない美しさ… 西穂高・独標 〜諸刃の剣〜
- GPS
- 05:55
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 716m
- 下り
- 715m
コースタイム
天候 | 終日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険を感じる場所はなし。 独標の最後のアプローチで落石,滑落の可能性はあるがそれほど危険には感じなかった。気を付けて登れば特に問題はないものと思われる。 稀に浮き石があるので、グループで登るときは適度な距離を空けて登りましょう! |
その他周辺情報 | 寄った温泉:奥飛騨温泉郷平湯温泉 ひらゆの森 500円だけど泉質良し! 食事はもちろん、宿泊も可能。 |
写真
感想
今回は職場の山岳愛好会のメンバーの休暇取得が5人同時多発!
職場の同僚5人で西穂高へ。
どのメンバーとも山行はあるが、今回の5人の組み合わせは初めてだ。
ゼイタクに乗用車2台に分乗し、4時間かけて新穂高ロープウェイ駅に到着。
平日とはいえ、ロープウェイ駐車場はガラガラさには驚いた。
山頂駅からは360度の展望OK!
雲はほとんどなく、天気は良好。
白山も良く見えていた。
そして10時、登山届を提出しスタートを切る。
特に危険や険しい個所もなくあっという間に西穂山荘着。
とてもきれいで立派な山荘だった。
もう越冬準備と思われる作業をされていた。(>>お疲れ様です。)
山荘から先は尾根歩きになるため、笠ヶ岳や穂高はもちろん、南アルプスや八ヶ岳、振り返れば乗鞍も見える。
とても気持ちいい道。
そんな道もそう長いことはなく、独標直下の最後のアプローチに。
遠目には結構険しそうに見えていたけど、実際はそれほど難易度が高いわけではなく高度感も低い。
気を付けて登れば特に問題はない。
そして西穂高独標の頂標を目にする。
長い長い北アルプスの末端にあるここからは北アルプス以外の多くの山々を一望できる。
眼下には上高地も。
梓川は今日もきれいに輝き、その流れは遠く光の中まで繋がっていた。
穂高の稜線もきれいなんだけどね。。。複雑な心境だよ。
吊尾根、それに重太郎新道と岳沢・・・
昨年、ソロで奥穂高に登り、上高地へ下りるときに使った。
忘れない。
重たいザックに背中を引かれながら進んだ吊尾根。
あの時間に下山する人はほとんど皆無で、稀にいてもすぐに追い抜かれ続けた重太郎新道。
誰にも気づかれず、一人ぼっちの汗を流して下った記憶だけが今も鮮明に残る。
なぜだろう。
あんなにも辛かった道も、一歩離れて眺めればこんなにも美しく見えてしまう。
雄大でド迫力な北アルプスの稜線は、見る者に大きな感動を与える反面、そこを行く登山者にはその歩を止める険しさを併せ持つ。
それが山の楽しいところ・・・なのかな。。。
また来るよ。北アルプス。
やっぱ北アは1泊以上の準備をしてきたい。
ほとんど変わらぬ労力で、得られるものは全然違うと思うから・・・
遠かったけど、天気が良くて景色が最高だったね。いつか黒部五郎岳にも行ってみたい。でもまずは涸沢から奥穂高岳だね。今年の忘れ物だから。来年こそはテント持って行きましょう
そうだね。
7月に涸沢だね。
自分は冬も地味に登ります。
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