晴天の黒姫山周回。ティアドロップなど感動しました(^^ゞ
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,512m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:45
天候 | 文句なしの快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・キレイなトイレもあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ちょっと解かりずらい処があります (お知らせする看板を見落とさなければ大丈夫(^.^) ・凍結する時期はゴルフ場の急斜面は危険です。新道や西登山口が無難かと ・粘土質の道が続きます。笹も多くスパッツは身に着けた方がいいでしょう |
その他周辺情報 | ・温泉はたくさんあります。今回は苗名の湯へ…450円…汗を流すだけならお勧めです! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
黒姫山…信濃富士とも呼ばれ北信濃の方々から愛されている御山。
この山塊には個性派ぞろいの御山が多く、姿かたちからすると地味な印象を持ってました。
この御山に初めて登ったのは10年以上も前のこと。
新道から古池めぐってさあこれからと思っているとガス・ガス…ガス
終始何も見えず頂上だけとって、逃げるように降りた記憶しかありません。
私の勤め先にこの地方出身の方が居て山登りを趣味にしている訳では無いんですが
あそこは『素晴らしい』と何度か聴かされていた御山。
高山を知らない郷土愛あふれる方の思い込みでは?と少々斜に構えていました。
先週ある会議でその方と隣り合わせとなり『黒姫は登ったことあるの?』と、訪ねられて
「一度だけ登ったんですがガスガスでなんで」と話すと、この季節も『素晴らしい』よ!
う〜ん本当は雪が着いているだろう南アルプスの展望台に行こうと考えていたのですが
先週の鹿島槍もガスガスで何も見えなかった御山に登り返して感動したし
この週末も晴天が約束された絶好の御山日和ですからね
『何も見えなかった御山を登り返そう』シリーズ第2弾と決めました(^_-)
ルートは前回新道を廻ったので、今回は反対側の小泉山道を経て気分次第で
色々ある道を気の向くまま歩こうかと、さほど下調べもせず登山口に向かっていました。
自宅から距離はあるのですが高速の信濃町ICを降りるとホンのわずかの下道で
登山口の黒姫高原町営駐車場に着けます。
コンビニは使い古した地図に記入済みで、野尻湖にほど近い国道18号を北に
向かい2キロ行かない処に711があります。
食料を調達して、初めての登山口へ ^^
まだ夜が明けきれないので、少々戸惑いながらもナビの云う通り向かえば問題ありません。
100台は停められるでしょうか?スキー用なんでしょうね早く着きすぎて
誰も居ません^^;
日が上がるのを待ってスタートです。
舗装路少し歩くと『登山者入口』なる看板がありますので誘導通りに進みます
スキー場は何処でも歩けるので逆に少々迷う感じです^^; しかし随所に『童話の森コース』
なる看板が配置され分母が『23』と進むにつれて分子が増えるように作ってあります。
ここがポイント『8/23』この看板だけは見逃さないでください。小さく分岐の
矢印と『黒姫山小泉山道』と書いてあります。後はホントにこっちでいいの?
と思わせる踏み跡を辿ると本格的な山道になりますのでご安心ください^^
しかし、このスキー場のルートは結構デンジャラスでした。『上級者コース』を
登るのですが、粘土質の夜露に濡れた道は滑る滑る^^;雪や氷はありませんでしたが
アイゼン着けたくなるくらい滑り、このルート下りはヤダなって感じです。
地図をよく見れば東側の斜面の等高線の込み具合は西や南より込み入っています。
スキー場を超え普通の登山道に出てからは、少し急ですが問題なく登れます。
越見尾根を鋭角に登り上げれば、黒姫乗越です。ここの分岐を今回は右にとります。
外輪山を左手にみて火口に降りて行くルートです。火口に降りるとそこは八ヶ岳を
思わせる苔むした森が広がっていました。気が着けばここまで誰にもお会いしていません。
本当に静かです。でも怖いとい感じは全くでありません。木々の間から差し込む光が
とても綺麗で様々な植物を輝かせてくれていました(^^)/
そして…森の先が急に開けて…思わず『ウワー』って声を出してしまいました。伸び伸びとした空間が突如として現れ『凄い凄い』と駆け出してしまいたくなる絶景です。
『ティアドロップ』『黒姫の瞳』…そう思える原風景にしばし呆然としていました。
七ッ池に着いたようです。池の表面は薄氷が張っている処もあり色々なものを
閉じ込めて、より一層輝きを放っています。
この景色を見れただけで、本当に来て良かったと深く深く思いました。
余り過度な期待をすると裏切られたときの落胆が大きいので、そんなに期待して
いなかったんですが、これだから山は止められません(^^ゞ
しばし絶景を楽しみ峰の大池まで進み(ここはまあまあかな^^)外輪山を
目指します。
急登を一登りすると『黒姫山』の山頂と『しらたま平』の分岐に出ました。
急ぐ時間でもないし…ここはチョット寄り道して、眺めがいいと書いてある
『しらたま平』に歩を向けます。
この稜線も実に気持ちがいいです。飯縄山の紅葉は今が盛りのようですし
高妻山や戸隠山もその特徴ある面構えを惜しげもなく見せてくれます^^;
その後ろには、先週登った鹿島槍や五竜岳に白馬、更に背後には立山(雄山)と剱も
見て取れます。槍穂は勿論南アに富士に八と見れる範囲全部です。
北アの陰に隠れて全容は視えませんでしたが、御嶽の噴煙も解りました。
しらたま平に着くと最後に、雨飾や火打が…
本当に素晴らしい!この絶景は黒姫山山頂でも楽しめます。
山頂には7、8人の方が代わる代わるいらっしゃり、口々に感嘆を発しては
最高の時間を思い思いに楽しんでいるようでした。
さて、登ったら降りねばなりません。下山ルートはスキー場を降りるのは嫌だったので
表登山道を落ちて行くことにしました。下降を初めて200メートルくらいは
滑るので慎重に進みましたが、それ以降は道も比較的に穏やかになり正解だったようです。
駐車場に戻る最短ルートは御鹿池の林道を通るルートですが、ゲートがあり『車両進入禁止』とか『牧場内の通り抜けは出来ません』って書いてあります。
おそらく歩いて行く分には問題無いと思ったのですが…なんか気が引けて(小市民)
来た道を少し戻り、町民の森の休憩所を経て舗装路歩いて戻りました。
黒姫山に行かれる際は、七ッ池に是非寄って視て下さい
今回の山行のきっかけを作ってくれた会社の同僚に感謝です
山はホントに楽しい!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんにちは。黒姫山は、
拝見するにホットスポットですね〜
まだ、紅葉も楽しめそうですね。
童話の森なんて洒落た名前で、たしかに・・そんな感じがする
森かも知れませんし、
周囲には北アなど百名山にも囲まれ
眺望も抜群、
黒姫の瞳なんて見たいと思います
・・・・それと、剱が見えるなんてそそりますよ〜
レコで拝見してもステキな景色を頂きました
キャロさん お晩です♪
黒姫の瞳…命名by naotosasですのであくまでも非公式です^^;
スキーゲレンデからのこの登山道結構ヘビーでして…
そんな道中を経て辿り着いた先が「黒姫の瞳」=七ッ池で
だからこその感動なのか知れません
(西からのルートだとそうでもないかもです)
剱は本峰を観賞するならこの御山の前の高妻山からだと素敵だと思います
是非いつの日か訪れてみてください
naotosasさん こんにちは〜 タロバットで御座います<(_ _)>
あいこまに続くgasgas再訪シリーズ黒姫山!
ナオさんは本当にいろいろなお山に登られているのですね〜
改めて凄いな〜と思います
しかし、突然開けた笹原窪地にティアドロプ・・溜息しかでません
素晴らしい景観ですね〜 ・・これは登山地図見ても解りませんね!
いや〜素晴らしい・・
ほぼ黒姫駅から歩かれているので、黒姫の表参道を歩かれた感じですかね〜
黒姫山頂に立たなくても、この景色を目の当たりにしたいと思いました
標高差があるロングお疲れ様でした〜
タロバットさん こんばんは♬
再訪シリーズ…は…まだまだ沢山企画があったりしまして
若い頃は天候がどうだの考えずにひたすらピークを取りに行く
そんな山行をしていた時期があったりと…ああ恥ずかしい
ティアドロップは…本当にそんな感じに思えましてね
天候がよくて、湖面が凍っていて、人が居なくて
様々な条件が整ったからこその思いかもしれません
表参道は正直そんなに面白くはなかったですよ
でも、下山にスキー場コースはとてもデンジャラスに思えて
ついつい…安全第一に
北信五岳の壱画に是非ともおいで下さいませ^^
自分も黒姫は雨の日に1度行っただけですので、
再訪しなければと思っていました
やはり ているといいですねえ。
妻は小学生の頃は、黒姫&苗名の滝に毎年キャンプに行ってたそうですが、自分的には殆んど知らない地域です。
七つ池、忘れずにメモります!
晴れているとガスの中では雲泥の差ですからね
そんな御山が幾つもあって…登り返していたりしています
苗名の滝も時間さえ合えば行くつもりだったのですが
温泉だけ入らさせて戴き次回の楽しみにしたいと思います
ペンさんご夫婦でしたら老後の楽しみに(あとどれだけ時間があるのか???)
とっておいてもいいかもです
オッと失礼しました^^;
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