ほんとうの空、紅葉の安達太良山周回
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- GPS
- 06:42
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 884m
- 下り
- 877m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:41
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
裏磐梯登山口 (登山口に駐車場なし、路肩駐車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。奥岳〜山頂は、雨の後で、粘土質の登山道のぬかるみ、滑りやすいくらい。山頂〜クロガネ小屋は、がればで浮石注意。クロガネ小屋〜奥岳登山口は、馬車道と旧道がるが、馬車道は、広く登山の長いアプローチの林道様。 |
その他周辺情報 | 安達太良登山後、裏磐梯へ車移動。紅葉シーズンで、平日にも関わらずたくさんの紅葉狩りの方がでていました。特にレークライン。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具(1)
ヘッドランプ(1)
カメラ
バッテリー及び線材(3)
メモリ(2)
地図(1)
医薬品(1)
着替え(1)
帽子(2)
ウインドブレーカ(1)
ダウン(1)
手袋(2)
靴紐予備(1)
スパッツ(1)
ザックカバー(1)
防水袋
ストック(1)
飲料水(2)
保温ボトル(1)
食料(1)
非常食(1)
お酒
サングラス(1)
ロールペーパー(1)
洗面用具(1)
ゴミ袋(1)
保険証(1)
免許(1)
ナイフ(1)
ライター(2)
コップ(2)
コッフェル(1)
バーナー(1)
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感想
夜間移動し、高速のあだたらサービスエリアで二時間強程仮眠し、目が醒めると、車の周りは、白い濃霧に覆われていた。だめかなあと一瞬、天候を思う。天気が一番のご馳走だからと。サービスエリアで、豚汁定食を食べる。身体も頭も元気が出てきた。サービスエリアの天気予報は良し、紅葉が見頃と言っている。サービスエリアから濃霧で速度規制の高速を走り出すとすぐに二本松インターチェンジ、ここをおり、岳温泉方面に向かい、20分程で、安達太良高原スキー場の駐車場に着く。ようようと夜明けを迎えた。朝日を受けて、朝日に染まる雲海が広がるのがみえる。朝日を受け美しい。あたりはすっかり晴れて、今日の登山を迎えてくれているようです。
ここからの安達太良山は、優しい山容を見せています。登り始めても暫くは、優しく受け入れてくれる山の様であります。結論から言えば、しかし、時折、硫黄臭がする山をゆっくり登り、山頂付近から一変し、火山性の山であるころを再認識させた山でもありました。
秋を楽しみながら、時間に囚われず、ゆっくりと周回してみようと奥岳登山口から、最初、渓谷を歩くコースに入り歩き始めたが、前日までの雨で、足下が悪く、引き返し、スキー場のリフト沿いに歩き始める。ゆっくりゆっくり話しながらの速度で歩く。落葉松が、黄金色に染まっている。紅葉は、全体に終わり気味、ススキの穂が目立つ。粘土質の土は、ぬかるんでいる。でも、極端に歩きにくいわけではない。 五葉松平、薬師岳と一時間半程で着く。薬師岳は、雲海に浮かぶ遥か向こうの山山を見せてくれる。更に、智恵子抄のあの言の葉が書かれた碑が立つ。いっぷくさんも私も青い空にうかぶ踊ってる雲をゆび、智恵子抄を思いました。ここから、暫くは植生保護のための木道が暫く整備され歩きやすい。仙女平まで来ると、山頂1.3kmの道標、稜線までは比較的急な斜面を40分程登ると辻の峰となる。その間、木々は低くなり、足下は、岩がゴロゴロ、そして、時折、何処という訳でなく、硫黄臭が漂ってくる。傷んだ道標が寧ろ山の自然を感じさせてくれる。振り返ると、雲海に溶け込む。
峰の辻への分岐から山頂は別名の乳首山を想起させる。青空に凸が面白い。山頂に立つと360度の視界、磐梯山、桧原湖、ひょっとしたら、猪苗代湖、飯豊連峰、那須?山座を事前に分かってたと何時も思うが、次はと思う。さすがのいっぷくさんも、東北の山はあまり知らない様だ。山頂直下で早い軽い食事をし、のんびりコーヒーを飲む。やはりうまい。噴火口はやはり凄い。硫黄の色に染まる沢山の火山弾で飛ばした跡だから、キザギザの自然では作り得ない形、そして周辺は沢山の火山弾がある。御嶽山の噴火で亡くなられた人々が火山弾の直撃でというのが現実として思いました。噴火口の向こうには大きな桧原湖がみえる。周りは秋の紅葉のコントラストが秋を一層感じさせる。荒れ果てた荒野を歩くと峰の辻。峰の辻からクロガネ小屋に向かう。登山道の岩には、白丸、白丸に赤が岩に書かれ導いてくれる。なかったら、広いくだりなので迷いやすい。その登山道の両側には、山頂、反対側には、噴火した跡の異様な岩山が続く。クロガネ小屋手前には、奥岳温泉の源泉となる巨大な硫黄色に染まった崖がある。クロガネ小屋の脇には、危険立ち入り禁止の立て札がある。
あらためて、温泉は火山があるからだと思った。
クロガネ小屋で小屋主に声をかけて、トイレを借りた。人数を数えているらしい。まだ11時半、山小屋の軽トラックが入る様な道を紅葉を楽しみながら、いっぷくさんとお話ししながら下る。登山道と言うより長いアプローチの林道の様だ。一時間半程歩くと、出発点の安達太良高原スキー場に戻る。今度は、ゴンドラが動き、紅葉を楽しみにきた色とりどりの洋服の観光客が乗り込む。いってらっしゃい〜
こうして安達太良山周回がのんびりゆっくりと楽しめました。
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