材木山-八森-荒沢山[下北半島縦走] 夜行
- GPS
- 29:14
- 距離
- 40.6km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,467m
コースタイム
09:39 材木バス停
09:49 材木山△59.7
10:45 八森△157.2
12:25 取り付き、最終水場
13:30 流家戸山の隣の尾根
16:01 P401少し下
10月25日(土)2日目
06:00 出発
09:26 P424、送電線鉄塔
09:44 林道
10:07 林道分岐(車道に合流)
10:30 P373 ここを過ぎて、すぐに地図にない林道に合流
11:14 P395 この付近で林道を進み過ぎ、△408.2に近づきすぎ
14:31 キャンプ地、P409の直下、林道の下降点、水場近い 14:46
14:50 水場 14:54
15:01 キャンプ地
10月26日(日)3日目
05:41 出発
06:31 P490
08:10 荒沢山△671.5、
09:30 前後、荒沢山の降りでまた、地図を紛失、少し探す
11:12 600屈曲点
13:34 P603
14:38 三森山分岐
14:53 三森山、南東峰(ピストン)
15:13 三森山分岐
10月27日(月)4日目
06:30 三森山分岐(朝、雷雨の為、明るくなるまで、テント内で待機の後、撤収)
07:39 車道に出る
07:42 車道の最高地点(むつ市、佐井村境界)まで登る 〜7:55
08:01 記念碑(かもしかライン(佐井ー湯の川)、開通記念碑)
10:01 川目
10:49 佐井バス停
天候 | 10/24 晴れ一時曇り 10/25 晴れ 10/26 晴れのち夜から風強し 10/27 夜明け前から雷雨のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
2014年10月22日(水)券売機にて、指定席券を購入(新宿ー下北) 2014年10月23日(木)前夜発0日目 18:10 かわせみ会館 18:14 (200円)、神奈川中央交通 18:35 町田駅 19:08(370円)、小田急小田原線 19:41 新宿駅 19:54 (11490円)湘南新宿ライン 20:25 大宮駅 20:40(6470円)東北新幹線、はやぶさ35号、全席指定 23:07 八戸駅 23:08、途中下車 23:30 神社(休憩) 2014年10月24日(金)初日 05:20 神社 05:35 八戸駅 05:43 青い森鉄道、青森行 06:22 野辺地駅 06:27 大湊線 07:23 下北駅(下北交通バス)07:30 07:40 むつバスターミナル(下北交通)2210円 09:36 材木(ざいもく)バス停 復路(20970円)、合計39490円 2014年10月27日(月) 11:23 佐井バス停 11:33 (下北交通)2450円 13:45 下北駅14:09 (JR大湊線)快速しもきたにて、八戸直通(野辺地15:06-15:10より八戸までは青い森鉄道線)11490円 15:53 八戸駅 16:16 東北新幹線、はやぶさ26号、6470円、全席指定 18:38 大宮駅 18:49 湘南新宿ライン 19:19 新宿駅 19:31(小田急、小田原線)370円 20:07 町田駅 20:20(神奈川中央交通、バス)200円 20:30 南中学校前 20:40 自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はありません。藪が薄いか、濃いかの違い。 材木山:材木バス停を少し南へ行ったところに、墓地と津鼻崎公園があり、遊歩道が、山の裾を回っている模様?尾根が見えて、藪も無いので、すんなり登れる 八森:沢を渡ると古い林道があり、時間を短縮できる。林道が反対側へ降るところから、尾根に取り付く、藪は薄く問題ない。東西に二つのピークがあり西側に三角点があった。直下に発電用風車が見えた。この二つのピークの稜線に鉄線柵がある 流家戸山:西側の林道と送電線巡視路で近づけば、登りで分かりやすいと思われるが、今回は断念。藪は深いと思う 荒沢山:今回P490のある北東尾根から登ったが、林道がP490の直下まで来ているのが、湯の川からの林道で一番近いのではないかと思う。どの山も登山道はない。笹藪は濃いところと薄いところが、断続して出てくる。 特に山頂付近は密生していて、進みがたい。西側がやや藪が薄く、そこを進んで、最高地点に近づき、ここと思う所から、藪に入って行くと標石があった。 笹藪がどこも深いのだけど、大きく3種類に分類してみる。 ”─噌くらいの高さで、歩くのは問題ない 背丈を越える位(2mくらいか)で茎の直径が1cm以下、密生度は低いので 手で笹を除けながら歩く。また笹の途中で枝分かれしているものがあり、これも手で除けても、分かれた枝が除けられないで、顔に当たったり、引っかかることがある G愍罎魃曚┐(2m以上くらい)で茎の直径が1cmを少し超える。密生度が高いので、歩行はかなり困難、また斜面の低い方向へ倒れていたりするとさらに歩行に時間がかかる、また尾根の真ん中から、風向き方向に倒れている場合、下りは流れに沿って歩けるが、真中を外れると、笹のトラバース状態になり、歩行が困難になる・・・が、慌てず、急がず、ゆっくり笹を跳ね除け、進むしかない |
その他周辺情報 | この周辺、ダニは見かけないと計画表に書いたが、今回、暖かだったせいもあり、かなりの頻度で取りつかれた!しかも特大サイズの5〜6mm程 大きいせいか?噛まれて非常に痛かったのですぐに存在がわかった(笑) 佐井村、南華飯店(中華料理)0175-38-4191、味噌ラーメン650円 海峡ミュジアム http://saikanko.sakura.ne.jp/history/musium.html 関乃井酒造 http://www.sekinoi.co.jp/ 桃川酒造オンラインショップ https://www.momokawa.co.jp/shop/ 前回の下北半島縦走い竜録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-368927.html 次回の下北半島縦走Δ竜録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-995152.html |
写真
装備
備考 | ご飯のおかず、一日分忘れた。 ウォークマン充電ケーブル忘れた。 5万分の1『佐井』、拡大鏡紛失、 |
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感想
10月24日(金)
数十年ぶりに下北半島の山に復帰した去年、あまりの藪の深さに、歩行速度が上がらなかった為、今年は最初から時速500mで歩行距離を計画した。予想外の林道延伸のため助けられた部分はあったが、ほぼ計画どおり歩くことが出来た。例によって、前日の夜、八戸まで新幹線で来る。近くの神社の軒下で休ませてもらうが、急に冷えたせいなのか結露によるものなのか、屋根から雫が断続して落ちてくるので、落ち着かない。そのうち夜中だというのに車で乗り付けた人たちがヘッドライトをつけっぱなし、エンジンかけっぱなしでしばらく話をしていた。全く落ち着かない。場所を少し変えて、道路側に移動してみるとなかなか良かったが、なかなか寝付けなかった。そのうち朝になったので、八戸駅に向かうことにする。まだ薄暗い。青い森鉄道で、野辺地へ移動、階段を渡って、大湊線に乗り換える。途中、学生がかなり大勢乗ってくる。でかいザックが邪魔だが致し方ない。下北駅で降りると、学生かなりの人数がここで降りるようだ、駅に止めてあった自転車に乗ってさらに移動する模様!田名部高校か? 私は駅の外に止まっていた下北バスに乗る。どうやら、このバスは、むつバスターミナルで乗り換えなくても佐井まで直通で行くようである。時が止まってしまったかの?ような田名部の街中を歩けないのは残念だが、早く登山口?に着けるのはありがたい!材木バス停で降りて、取り付きを探しながら歩いていると、津鼻崎公園という場所から、遊歩道があり、材木山の周りを回っている模様。ちょうど東側の稜線が見えているので、そこから登るとすぐに山頂三角点にたどり着く。三角点の四方に置かれている保護石はやけに高さがある。よく見ると柱状節理の石を誰かが置いたものなのだろうか、林で景色は望めず折り返し下って行く。公園の駐車場の前まで来ると、犬の散歩?の方がいた。再び、材木バス停方面へ戻り、材木川林道へ向かう途中の民家なのか、会社なのか、人が一人私の方を見ている。この林道に歩いて入って行く人など、ほとんどいないだろう。八森の取り付きは、特徴的な地形がないので、距離と時間で目星をつける。沢を渡ってみると、林道があった。それを利用しどんどん登って行くと、尾根ふうなところを越えて下り傾向になったので、そこから林道を離れて、尾根の方へ登って行く。藪がほとんど無く、快適に登る、山頂付近、2つのピークになっている。東側が高いように見えたので、そちらへ行ってみたが何もなく、西側のピークに行ってみると、三角点があった、稜線に鉄線の柵がある。その向こうの下を見ると、発電風車が稼働しないで止まっていた。来た道を戻り(道は無いけど)林道からまた、上流へ歩いて行く。流家戸山の直下のあたり、取り付き位置に不安があったので、林道のヘアピンカーブ部分まで行って、尾根一つ戻ったところの沢から取付く。ついでに2日分の水を汲む。急に5Kg増えると重い!沢の横の斜面を無理して登る。林業作業者用と思われる切り開きがなんとなくあった。尾根にでて少し進むと、林道のあとのような広めの道の痕跡。流家戸山の真上の尾根あたりまで進むが、展望が無いので流家戸山ある方向はわかるが、斜面の下なので見えるはずもない。さらに少し尾根を進むと、ハッキリした踏み跡(送電線巡視路と思われる)があったのでそれを下ってみる見晴しの良いところに出るとやはり、送電線用の道のようだ。これをずっと下れば林道に出て、そこから隣の尾根に登り返せば、流家戸山に行けるのだが、藪深そうだし先が長いので次回のための宿題としよう。先ほどの所まで戻って、さらに尾根を去年下った方面へ進む。3時半過ぎたので、ラジオの予約タイマーをセットするが、NHK青森があまり良く入らない。ためしに函館の周波数に合わせると、なるほど良く入る。しかし予約はプリセットされた周波数でなければ、録音できない仕組みになっていた。あとで気が付いたのだが当然、プリセットを函館に合わせれば済むだけのことなのだが、その時はそれに気づかなかった。4時少し過ぎた所で、以前歩いたであろう、小さな広場?藪のないところに着いたのでキャンプ地とする。ここでは先ほどの場所より、NHK青森が聞こえやすくなったので、周波数はそのままとした。
10月25日(土)
翌朝、ふと気が付くと明るくなってた!寝坊した!P431へ向かう。笹の藪は続く。前回通ったであろう場所まで行き、南へ進路をとる。下る部分で少し東に行き過ぎたらしく少し戻って南へ。登り返していくと、隣の尾根に電波反射板らしい構造物が見えてきた。前回は見えなかったので、驚いた。といっても前回歩いたルートからでは見えなかっただけかもしれない。登り返した小ピークを下り始めて、少し歩くと東側から、送電線巡視路が現れたので、これを利用。送電線鉄塔へ歩く速度が上がる。途中の標識ポールのようなものに、分水嶺縦走 徒登行山岳会と書いてある赤テープが付けてあった。送電線鉄塔の付近は、例によって見晴が良いので、少し休む。東西方向に少しの紅葉と柔らかい日差しが気持ちいい。再び藪の中に足を踏み入れる。地図の等高線の間隔よりも急に感じる斜面を降りて行くと、すぐに2本の轍が付いた林道に出た!思ったより早く出て来たな。しばらくこれを歩いて行く1Kmほどで、さらに大きな車道、佐井ー薬研線に当たる。大きな車道と言っても、車の通りは少なく、再び山へ入るあいだに、2台通っただけだった。狐坂と地図に記入のあるあたりのカーブを曲がり、その次のカーブの所から、再び山へ入る。数百メートル進むと、太い林道に出た。登り方向の左側へ進んでみると、しばらく緩い登り方角が変わって下りになった。水たまりの縁の湿地に靴が沈み込む。その先に少し広いところに出たと思ったら、車道を歩いて来たところの分岐のように見えた所に戻ってしまった。元に戻って、もう一度地図を見直す。林道に出たところまで戻って、林道を逆方向へ進んでみると、どうも目指す尾根の方向へ進んでいるようだ。これを進んで行く。ずっと登りになったのでふと気が付くと、下りの道になり、隣の山を見ては、どうやら行き過ぎたらしい。最高地点から、南へ藪の中踏み込んでいく。すぐに下り傾向になり、それでも下って行くと下りが長すぎて、隣の尾根が見えるので、間違えらしい。西の沢の縁に近づきながら登り返す。もとの林道に出てから、さらに西へ。南北に長い尾根のピークP395と思われる所また藪に入る。伐採予定のテープが付いた林を下って行くと別の林道に出た。この林道を少し下ると、どこまでも下って方向も違うようだ。戻って逆方向へいてみる。念のため、最高地点にザックを置き、空荷で行ってみると、途中、荒沢山らしきシルエットが見えた。どうやらこの方向で合っているらしい。それでも何度か疑いながら進んでいく。しばらく行くと、林道が方向を変え、沢へ下ってしまったので、そのまま藪の尾根に向かう、少し進むと古い林道の跡のような道になり方角を変え、P490の登りの尾根らしい登り傾向なったので、少しでも先へ進むか迷うが、ここで水を確保して、キャンプした方が良いと思い、林道の分岐でキャンプすることにして、テントを張り、夕飯の水をコッフェルに入れ、水を汲みに林道を下って行く道に行ってみると、ちょうど林道がカーブするところに水が流れていて、これを利用した。この林道、途中に何度も水抜き用の側溝が道路を横切るように掘られていてたとえば4輪駆動車でも走破するのは無理だと思う。たぶん、除雪用に使われるような、大型のタイヤの重機でないと走れないと思う。東の側には荒沢山の北東尾根の末端が、西にはP490のピークが見える場所が今日の宿。夜と明け方、鹿の鳴き声が聞こえる。
10月26日(日)
今日も天気が良く、昨日途中まで行ったところまで進む、急な斜面の所まで登って、一休み。ベルトを緩めて、ズボン下を脱いで、暑さに備える。ベルトを緩めるとベルトとズボンの隙間からダニが2匹出てきた?昨夜一緒にいたのだろうか??P490の登りは、それほど藪が深くなかった。笹の背が低い部分がほとんどで、シダ類も多い。北側斜面だからだろうか。頂上に近づくと、ピークは左右に分かれた双耳峰の様だ。このあたりで日差しが当たるようになってきた。最初東の峰に登ってから西側の方へ向かう。そこからやや背丈のある笹藪になって来た。一度下ってから、登り返す。近すぎて荒沢山の山容はうかがい知れない。ただ、目の前の尾根、または斜面を登るだけだ。遅くまで雪が残るせいなのか、背丈の低い笹や、シダ類が多い。頂上直下まで、わりとすんなり登って来たのだが、見た目が頂上かと思われたニセピークを過ぎると深い笹藪になった。たまらず西側の斜面に逃げると、意外に藪が薄い!稜線の縁、深い笹藪の外周を歩いて、最高地点に近づく見た目、最高地点と思われる場所に、意を決して入って行くと。三角点ではない小さな標石があった。あれ?ここじゃないのかな?と付近の枯葉を足で探ってみるが、三角点は見当たらない。おかしいなぁ?と思いながらもう少し東側に振り返ってみると、ひとまわり大きな花崗岩?の標石が!あった!周りは背丈を越える笹藪で展望は全くない。笹藪越に青空が上に見えるだけだ(笑)ここにも徒登行山岳会の付けた標識?のようなプレートのようなものが割れて落ちていた。狭いので休む気にもならず、すぐに下り始める。藪深い。方角のみを頼りに下る。尾根の縁、南へ下ると尾根を外し、登り返す地図お確認しようとポケットに手をやると・・・ない!また、やっちまった(去年に続き!)今回は尾根の幅広く、ジグザグに下ったので、ザックを置き戻ってみたが見つからなかった、それどころか、ザックを置いたところも見失いそうになった。念のため木の枝に青いヤッケを吊るしていたのだがそれでも、数メートル直前に来るまでわからなかったほどだ。こんどこのような事態になったら、テントポールに布を吊るして立てるのが良いだろうとあとで思いつく。諦めて下り始めるが、いっこうに登り返しがないなと思いながら進む・・・そういえばさっき南に笹の頭が連なった部分が光っていたような・・・あ、先ほどのあの部分がそうだったのか!目の前に斜めに沈んでいく尾根に目が行っていて、あの末端に行くものと勘違いしていた。少し南西に登り返す様に先ほどの笹の頭が連なる尾根のつながりを目指す。これを進むと間もなく、登り返しが来た。登り坂がひと段落するまで登ると、背の低い灌木がやや密に生えている山頂に着いた。振り返ると、荒沢山が大きく聳えている。一休みして、下りかと思って少し先へ行くと、少し下がるが、その先にまだ高い部分があった。あれ、まだ山頂ではなかった・・・それを目指すと再び深い笹藪になった。そこを下ってまた、登り返す、この登りが長いこと・・・どうにか三森山の分岐までたどり着く。やや時間があるので、三森山の手前に見えているピークまで行ってみる。昔の地図には、歩道の記入があるが、当然そのようなものは、痕跡すらなかった。小型の青森ヒバが点在、足元がやや歩きにくい山頂部分、地図上の三森山はもう一つ隣のピークだが、躊躇してここから戻ってしまった。また、三森山分岐のピークに戻り、天泊とする
10月27日(月)
昨夜の夕方から、風が強く、一晩中風の音がしていた。明け方より少し前、雷の光が時々見えるようになる。3〜4時ごろ雨が降って来たので、フライをあわてて付ける。暗闇だが、フライの中心にポールに固定用の紐を自分で縫い付けていたので、難なく付けることが出来る。雨は仕方ないが、雷は怖い。ここで落雷したらまず、誰も歩かないだろうから、数年は見つけてもらえないだろう・・・そんなことを考える。車道まであと1kmほどのところ登山道があれば、暗闇でも歩けるものだが、藪の尾根では、明るくならないととても歩けない。6時半ごろ、十分明るくなったが、雨は小雨になったものの、ガスがかかっている。地図読みだけで下らなければならないと思うと身が引き締まる。笹藪が濡れると、摩擦が少なく気持ち、歩きやすくなったような気がする。尾根の下り方向へ少し下ると、登り返し、ピーク付近まで行くと、方角を西へ下る。尾根が細くなるところで、少しの登り返し。地図を見直すが、ガスで薄暗く、20m以下の起伏は読み取れない。ただ方角のみを信じて進むしかない、時折車道を通る車の音が、確かにあと少し感がある。やや南に尾根を進む。尾根上にプラスチックのポールが立っている?人工物?だいぶ近くなったかな?さらに藪の向こうに白い斜めの構造物が見えた。近づいてみると、ガードレールだった。着いた!車道だ!尾根の縁に近づくと車道は2m程下にあり、法面も草に覆われ難なく降りることが出来た。車道に出た嬉しさは、今までにないほどの物だった気がする。車道の最高地点までやや下側だったので、最高地点まで車道を登り返してみる。むつ市、佐井村の標識、小さな広場的なところに、重機とプレハブ事務所などがあった。そこで少し休んで、佐井に向かって歩き始める。少し下ると、かもしかライン開通記念碑があったので、自撮り写真を撮ってみる。車道を下る間でも所々、そこかしこに紅葉、黄葉の美しい場所が沢山あって、写真を撮りながら歩く。途中法面の工事をしている箇所があった。交通整理をしていた方に満面の笑顔で話しかけられる『何処から来たの?、どこまで行くの?』『山中に泊まって、佐井まで』川目集落を過ぎたあたり、道路の真ん中に動いている小動物が見える?はなし飼いの犬??、ん?もう一匹??あ、猿だ!猿の群れだ!人に全く動じてない。そういえば下北で猿をみたのは初めてかも。佐井の中心部に近づくと、車通りが多くなってきた。軽トラックのスピーカーから『いか、いか、いか〜〜いか十杯で?000円だ〜』の声が聞こえて来た!
あ〜懐かしい〜そういえば、居たな〜イカ売りのトラック。佐井バス停の前、アルサス、海峡ミュウジアムには、土産物屋、食事処、船乗り場などがある。途中で見かけた、南華飯店に行って、みそラーメンを食べる。たくさんの漢字のメニューにカタカナが振ってある、中華料理の店だ。アルサスに戻って土産物を物色する。
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