曲岳〜升形山〜黒富士:茅ヶ岳の隣、快適な稜線と大展望。狐にも出合う。
- GPS
- 06:54
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 953m
- 下り
- 950m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 6:48
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されている。全般には落葉の堆積した柔らかい登山道で歩きやすい。鬼頬山からの下りは急傾斜だった。 |
写真
感想
曲岳〜升形山〜黒富士と言っても知名度は低いが、茅ヶ岳の直ぐ東隣にある黒富士火山群と言う山々である。茅ヶ岳は昨年冬に登って、眺望が素晴らしかったので、今回お隣さんに行ってみることにした。平見城公民館の駐車場はレコにも出ているので、使えるとは思うが、早朝だと誰もいなかったので、端っこに駐車。舗装道路を山に向かって登ると、直ぐに曲岳と黒富士の分岐がある。最初に八丁峠から曲岳に向かうので。左へ行く。少し行くと農場に入口の様な分岐があるが、農場へ入る様に進む。しばらく舗装路を登ると、八丁峠は右の道標があるが、道路は直ぐ途切れる。下の溝に降りて、山道を進む。最初は右に沢を見ながら登山道を進む。しばらく登ると、道は右の沢を渡り、植林地に入る。道は段々急になって来るが、大きな岩の右を回るようになると八丁峠まで近い。辺りが沢の源頭の様な雰囲気になって、少し行くと八丁峠に着く。
八丁峠で休んでいたら、キツネに出合った。始め、誰がが連れた犬かと思った。なかなか毛並みの良い元気そうなキツネ。すぐ逃げるだろうと、慌てて写真を撮ったが、全然動じる気配がない。こちらを見たり、毛づくろいをしたり、何かを食べたり、全く警戒していない。その前にシカも見たし、もっと大きい動物が出たら嫌だなと、鈴を鳴らしていくことにする。それと、キツネに化かされて道を間違えないように注意、注意。
八丁峠からは、まだほぼ冬枯れの稜線を曲岳に向かう。2〜3の小ピークを越えて行くと、曲岳の最後の登りとなる。最後は岩の多い道を登り、曲岳山頂に到着する。曲岳山頂は、富士山、南アルプス方向が開け、眺望があるが、少し下の展望舞台も良いかもしれない。曲岳からは八丁峠まで戻り、直進して枡形山に向かう。尾根の左側をトラバースしてから、右に稜線に登ると八丁平である。ここからの枡形山方面は、この辺りには珍しく明るい草原と疎林である。枡形山も山頂付近になると、岩が多くなって急登である。山頂標識から、山頂の岩場に登ると、360度の展望である。今日のルートでは一番。富士山と黒富士、南アルプスは南部から、鳳凰三山、その陰になるが白根三山、甲斐駒ヶ岳まで。霞が架かって富士山が鮮明でないのは残念だが、素晴らしい。
枡形山から八丁平に戻り、直進して黒富士に向かう。稜線を行くと、黒富士と太刀岡山の分岐があるので、左、黒富士に向かう。初めは穏やかな樹林の尾根だが、黒富士に近づくと、やはり、岩の多い急登となる。黒富士山頂は、潅木が邪魔になるが、富士山や南アルプスが眺められる。少し先の黒富士展望台の岩も眺望が良いが、山頂とそれ程は変わらないかな。
黒富士からは、先程の分岐に戻り、太刀岡山方面に向かう。樹林帯のきれいな尾根だが、アップダウンもある。特に鬼頬山はかなり登り返す。山頂は樹林に覆われているが、樹間から富士山が見えた。鬼頬山からの下りは標高差200mの急傾斜で、ロープも付けられている。急降が終わると、緩いアップダウンで、越道峠に出る。ここからは林道と舗装路で平見城公民館に着く。今日は快晴で良かったのだが、霞が架かった様で、遠方が鮮明ではなかった。今日出会った方は、2人だった。
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