月山・湯殿山
- GPS
- 04:47
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 654m
- 下り
- 1,367m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1台は登山口の月山スキー場駐車場、もう1台は下山用にネイチャーセンター手前の駐車スペースに駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年より残雪は少ない感じで、月山南西斜面はところどころ雪が途切れている。 装束場から湯殿山への登りも、ブッシュが多く苦労する |
その他周辺情報 | 【風呂】水沢温泉館 \300 【食事】出羽屋 山菜そば \1,100 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/22 Designs:TeleBulldog/Scarpa: T2 '13モデル
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感想
[b]■感想[/b]
GW東北スキーツアーの初日として月山・湯殿山を滑りました。
月山は例年より雪が少なめで、だからというわけではないと思いますが、なぜか例年ほどの面白さは感じられませんでした。もともと石跳川までのコースはトラバースが多く、まとまった滑降ができないということはあるのでしょうが・・・
湯殿山は途中ブッシュだらけで登るのが大変でしたが、南側には無木立の大斜面が広がり、これは面白かったです。
今後は月山よりむしろ湯殿山を中心に滑るようになるかもしれません。
[b]■記録[/b]
9:40 1508m 月山リフトトップ発。シール登行に適した斜面だが、雪は十分しまっているので始めから板を担いでアイゼンで登る。
今年は全国的に雪が多かったはずだが、ここ月山では残雪がいつもより少ないようで、南西斜面など雪渓がところどころ途切れている。一気に滑れないのは残念だが、これくらいなら許容範囲か。
11:07 1970m 月山山頂。いつものことだが、鍛冶小屋跡を越えて山頂直下の広場に出たとたんに風が強くなり、山頂ではカメラを構えることさえままならない。岩陰で縮こまるように昼休憩。
11:28 滑降開始。すぐに雪は途切れるのでほとんどの人が鍛冶小屋跡まで板を担いで下っているが、我々は山頂から強引に滑り、板を履いたり脱いだりを繰り返す。
鍛冶小屋跡から先は例年であれば雪が途切れることはないのだが、今年はその先も何回か板を外すことになる。
12:11 1613m 金姥分岐。ここで尾根の右側に出る必要があるが、尾根上は雪が消え藪こぎに苦労する。
ここから姥ヶ岳北東斜面をトラバースして姥ヶ岳の西側へ。ところどころ地表は露出しているが、なんとか板を外さず西斜面に出ることができた。
その先は湯殿山コルまで、トラバース気味ではあるが快適な斜面。
のはずなのだが、以前ほどの面白さは感じられない。例年なら快適なザラメ雪を楽しめるのだが、今年はすでにこの辺りから雪が腐っている。雪が少ないせいか斜面も大きく波打っていて滑りにくい。
12:32 1342m 装束場(姥ヶ岳〜湯殿山間のコル)。いつもはこのまま石跳川を滑って下山するのだが、今年はここまでの滑りがイマイチで物足りない。天気は微妙だが、時間はあるので湯殿山まで足を延ばすことにする。
湯殿山まではこのまま細い稜線上を登っていけばいいはずだが、登山道はなく、稜線上はブッシュが出まくっている。雪の付いている斜面を求めて稜線の右に出たり左に出たりと、何度もヤブ漕ぎする羽目になる。
13:42 1487m 湯殿山山頂。装束場から湯殿山を望むと標高差はさほどなくあっという間に登れそうに見えるが、実際は山頂はかなり奥の方にある。地図で見てわかってはいたが、それでもなお想像していた以上に時間がかかった。
13:48 滑降開始。南側は無木立の広大な斜面となっており、これまでの鬱憤を晴らすかのように思いっきり滑ることができる。雪は汚れ縦溝もできつつあるが、まだまだ十分滑りやすい。
ただし山腹には大きな割れ目ができており、西側から大きく回り込んで滑る必要があった。
14:01 1100m 大斜面の滑降はこの辺りで終了。あとはネイチャーセンターに向け、緩やかな林間滑走となる。
この辺りは沼が点在する広大な谷地となっていて、地図上では表れない細かい起伏もあるため、ところどころストック推進が必要になる。
最後はネイチャーセンターを通り過ぎそうになったが(GPSにはもっと下流の月山荘バス停駐車場へのルートを設定していた)、ギリギリで気づいてスキーを履いたままなんとか戻ることができた。
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