燕岳〜北燕岳(合戦尾根〜東沢周回ルート)


- GPS
- 06:59
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,631m
- 下り
- 1,622m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:59
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第2駐車場は工事中で使用不可だった。 朝は凍結しているカーブもあったため冬用タイヤの装着を推奨。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に凍結・積雪はなし。 【中房温泉〜合戦尾根〜燕山荘】 ・危険箇所なし。 【燕山荘〜燕岳〜北燕岳】 ・稜線に出ると冷たい風が吹くのでアウター、手袋は必須。 ・登山道はわかりやすい。 【北燕岳〜東沢乗越】 ・登山道は整備されているが、急斜面のトラバースがあるため滑落に注意する。 【東沢乗越〜中房温泉】 ・ロープ設置箇所、崩落箇所もあるためバリルートだと思って臨むべき。 ・沢の渡渉が10箇所以上あるため、防水の靴は必須。 ・道がわかりにくく迷いやすいため、ペンキの目印を見逃さないように注意する。 ・ガイド本、地図のコースタイムより時間がかかる可能性があるため余裕を持って行動する必要あり。 |
その他周辺情報 | 中房温泉登山口のトイレは使用可能。 燕山荘も営業中。 登山道の途中に東沢ルートは推奨しない旨の注意書きがあった。 |
写真
感想
今度の土日が仕事になったので、平日に振休を取得し北アルプスへ。
本当は槍ヶ岳日帰りを計画していたが、前日の仕事が22時までかかってしまったため泣く泣く断念。
一度は山行自体をあきらめかけたが、晴天だとわかっていて家でジッとしているのは不可能に近い・・・ということで(槍ヶ岳よりは)短時間で歩ける燕岳に行くことにした。
燕岳は18年前に自分が初めて登った山であり、甲斐駒、鳳凰三山、日向山と同じく花崗岩の白き砂を持つお気に入りの山である。
間違いなく「自分100名山」に入るし、毎年必ず登りたいと思っている山でもある。
ただ難点は人気がありすぎること・・・
せっかくいい山なのに混んでいては感動が半減してしまうので、平日休みか、冬季に限定して登ることにしている。
朝4時半に石川の自宅を出発し、中房温泉に8時前に到着。
車は20台程度か・・・果たしてこれは多いのか少ないのか。
サクッと準備して一眼とコンデジのカメラ2台持ちで出発。
まずは合戦尾根をひたすら登る。
北アルプス三大急登といわれるが、距離が短いのであまり実感がわかない。
合戦小屋を過ぎると槍ヶ岳が頭を見せ始め、その姿が段々と大きくなっていく。
このジワジワと槍が伸びていく姿を楽しむのも燕岳の醍醐味のひとつだ。
燕山荘に到着すると、快晴で360度の展望を楽しめるにも関わらず人がほとんどいない。
やっぱり今日来てよかった。
富士山や甲斐駒、北岳、槍穂高、大天井、常念、水晶、鷲羽、笠ヶ岳、立山、剱岳、鹿島槍、針ノ木、雨飾、妙高、高妻、浅間山・・・見える山を挙げたらきりがない。
しばらくエネルギー補給をしてから燕岳へと出発。
花崗岩の砂礫を踏みしめる音、雪のような白い世界が何とも言えず幸せな気分にしてくれる。
360度の展望と奇岩群、それと白い砂の景色・・・どうしても立ち止まって辺りをキョロキョロするので歩くのに時間がかかってしまう。
燕岳の山頂へ着くと、自分以外に人はいなかった。
今日は北燕岳を経由して東沢へ周回する計画なので、早々に山頂を後にする。
ここから先は歩くのは初めてなので、とてもワクワクする。
白い砂と奇岩群、それとハイマツの世界が続くが、燕岳までの区間より更に素晴らしいような気がする。
何より人がいないのがいい。
これからは合戦尾根をピストンするにしても、少なくとも北燕岳くらいまでは足を延ばそう。
東沢乗越に向かう途中、「台風のため登山道が崩壊している箇所あり!要注意」という看板が出てくるが、通行止めではなさそうなのでそのまま歩を進める。
行ってみてわかったことだが、とにかく沢の渡渉が多く迷いやすい!
石に目印がついているが、少し油断して見逃すとあっという間に登山道を外れてしまう。
自分も1回迷いかけたがセオリー通りもとの道を戻って事なきを得た。
アクシデントもあったが、このルートはとても変化に富んでいて面白い。
注意は必要だが、今後はできるだけこの周回ルートを歩こうと思った。
でも・・・やっぱり燕岳は冬が一番!
また12月に来ようと心に誓った。
仕事中、車運転しててもポカポカでしたわ。
なんともうらやましいヤツ(-_-;)
こんなバリルートも一人で行けてしまうのもうらやましい。
自分だったらなんか山が怖くて一人で初見の道はイヤなのに、ましてやマイナールートはねぇ・・・。
でも楽しそうな道ですな♪
前の日仕事が遅くなったのでやめようと思ってましたが、帰ってから寝床で天気予報見てたら、この先はしばらく天気が悪そうだったのでチャンスを逃すまいと頑張って行ってきましたよ。
初めての北燕岳でしたが、やっぱり人が行かない場所でこそ見えてくるその山の本質ってありますね。
東沢も本当に飽きさせないいいルートでした。
餓鬼岳の方にも縦走してみたいてすね。
Sanchan33さん、おはようございます
燕岳は僕も少し前に行きましたが本当に花崗岩が美しく、何度でも行きたくなるような素晴らしい山だと僕も思っています
しかし、横着な僕は燕岳より北へは行った事がなく北燕岳にも行った事がありません ので興味はあるのですが、この山域で一番気になるのがその東にある稜線です。
有明山〜東餓鬼岳へと続く稜線なのですが、記録を見ると何人かが行っていますので激藪という情報なのですが残雪期に登ったら面白そうですね
でもSanchan33さんと一緒だと下りはどんなに飛ばしても到底追いつかないので厳しいです
kaikaireiさん、こんにちは。
今回の東沢もそうでしたが、あまり人が行かない場所には普段味わえない魅力がたくさんありますね。
餓鬼岳方面も行ってみたいと思いましたよ。
さすがにスキーでは厳しいかなー?
でもいつかスキーでも行ってみたいですね。
丹沢24hとかやっちゃう人は下山もスキーより早そうな予感
yamachanさんじゃ無いですがホントにうらやましい!
昨日から仕事してても気になってしゃ〜ないですわ! 山が・・・
(さっきも、今建設中の現場の屋根から白山を眺めてました(^_^;)
自分もたしか、こんな時期に行ってたよな〜と思ってレコ確かめてみたら
3年前の今日でした(^_^;)
あの時も最高の天気でしたので、10/29は登山の日に!(笑)
また次回の山行 楽しみにしとりまっせ〜(^o^)/
touryouさん、こんばんは。
昨日今日とやばいくらいに天気がいいですね。
現場作業だと外の景色を見る機会が多そうなので、天気のいい日は気が散って仕方ありませんね(笑)
個人的には10月、11月が全国的に晴天率が高くて(ちょっと寒いけど)、空気も澄んでいるので登山適期だと思っています。
それにしても、最近仕事の日に天気が悪いと嬉しくなるんですよね・・・病気ですね(笑)
Sanchanさん、こんばんわ!
足の具合はもうよくなられたのでしょうか?
今年、北燕岳まで行きましたが時間があまり取れなくて、その先はまだ歩いたことがないのですが稜線歩きは展望も良さそう♪
迷いやすいようですが周回できるいいコースですね!
さらにその先の
餓鬼岳の方まで行ってみたいなあって思ってますが難しそう…です
新緑の山とか紅葉の山とか山にもいろいろな色の山がありますが、Sanchanさんには白いお山がワクワクっとテンションが最もアップするお山の色なんだなあ〜と思いながらレコを拝見しました。
快晴の素晴らしいお天気の下、最高の展望が羨ましいなあ〜。
お疲れ様でした(^o^)/
mipoさん、こんばんは。
こんな好天の日に山に行かずに家でモンモンとしているわけにはいきませんね。
そう、ご指摘の通り砂だろうが雪だろうが、白い山が大好きなんです!(笑)
贅沢なことをいうと、今回は景色がよかったんですが、若干雲があった方がいい写真が撮れますね。
もうすぐどこの山も白くなるので楽しみです。
冬になったら山梨の山に行きまくりますよ。
こんばんは
この時期の平日は北アルプスでも空いているんですね。
平日休みな私にはいい情報です。あと1回くらい北アルプスに行きたいけど天気が微妙ですね(-_-)
雑誌やネットの写真でしか見たことがない奇岩群、実物はどんなものなのかこの目で確かめてみたいです。
koueiさん、こんばんは。
koueiさんは基本平日休みなんですね。
自分は基本土日休みですが、たまに平日休みが取れたときは、できるだけ普段混んでいる山に登るようにしています。
燕岳は是非早いうちに登ることをお勧めします。
これほどいい山はあまりないと思うので・・・
燕なら冬でも登れるので、健脚なkoueiさんならいけるかも!?(ただし登山口までの林道13km歩きがつらいところですが)
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