三岩岳
- GPS
- 06:09
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 1,383m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:10
06:51 旧道登山口 -> シール登行(NTT中継アンテナの先しばらくはシートラーゲン)
10:59-11:16 三岩岳 -> スキー滑降(NTT中継アンテナ手前はところどころ板を持って歩く)
12:42 旧道登山口 -> シートラーゲン(車道歩き)
12:52 小豆温泉登山口駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この時期はまだ除雪されておらず、2台ほどのスペースしかない。 ・実はスノーシェード北側出口の旧道登山口近くに複数台分停められる路側帯があり、皆ここに停めていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・旧道(国体コース)の尾根上、NTT中継アンテナからしばらくは地表がところどころ露出している。 ・黒檜沢コースは完全に水流が出て下部まで滑れそうにない。 |
その他周辺情報 | 【風呂】小豆温泉 窓明の湯 \700 |
写真
感想
[b]■総括[/b]
隣の会津駒ヶ岳には(今回同様山スキーで)良く登るのですが、三岩岳は初めてです。
尾根の感じなんかは会津駒ヶ岳と似ていますが、会津駒ヶ岳より多少行程が長く、また、下部の雪解けが早いため(下まで滑ろうと思ったら)スキー適期は若干早めです。
ただし人が少ない分雪は荒れておらず、また、山頂直下のような広大な斜面は会津駒ヶ岳にはありませんので、滑りに関してはこちらのほうが面白く感じられました。静かな山行を味わえるのもいいところです。
今後は会津駒ヶ岳ではなくこの三岩岳に行くことのほうが多くなるような気がします。
[b]■記録[/b]
06:42 795m 小豆温泉駐車場発。スノーシェードの北側出口まで5分ほど歩き、旧道(国体コース)登山口へ。
正式な登山口はもう少し道路を下ったところにあるようだが、面倒なのでスノーシェード出口から入山して尾根まで直登。さすがにこの時間はまだ雪が硬くシールでは登りにくい。
07:15 894m NTT中継アンテナ。ここからしばらく、狭くて傾斜の緩い樹林帯の尾根が続く。ところどころ雪が切れており、板を外して歩く。
30分ほどで広く傾斜のある尾根になり、雪も完全に繋がるようになる。ここから再びシール登行。
さらに1時間ほどで1308点のある平原。広々とした開放的な場所で、正面には窓明山が望める。休憩にはもってこいの場所だ。
ここで西に向きを変え、右前方の1699点の小ピークに向け、S字状の尾根の登りとなる。
さほど広い尾根ではないのだが、下部はブナ、上部はオオシラビソの疎林帯となっていて、登っていてなかなか気分がいい。
右にカーブするところまで登ると、黒檜沢を挟んだ先に「三ッ岩」も望めるようになる。山頂はもうちょっとだけ奥の方にあるので、里やこの辺りからは山名の由来と言われるこの岩のほうが目立つのだ。
09:52 1699点。ここから傾斜は緩くなり、左前方に見える三ッ岩に向かい、左斜面をトラバース気味に登る。
1816点から先は広大なスロープ。あとはこの緩やかな斜面を登るだけ。あっという間に登れそうに見えるが、疲れも出て、なかなか山頂は近づかない。
10:59 2060m 山頂。さすがに眺めが良く、特に北西の越後駒ヶ岳や守門・浅草岳等の山々が真っ白で美しい(ただし山頂の周りは木が生い茂って見通しが悪いため、ちょっと移動する必要がある)。
風が強いので、途中にあった避難小屋まで下ってから昼食をとることにする。
ということで、ひとまず標高1845mの避難小屋まで滑降開始。
針葉樹の点在する広大なスロープで、まさにスキー向き。雪質は良いとはいえず、クラスト雪と新雪のストップスノーが混在して少々滑りにくいところはあるが、なにしろこのロケーションなので非常に気分良く滑れる。
避難小屋(屋根が出ているだけ)の脇で休憩後、引き続きメローな大斜面を楽しむ。
11:46 1699点。広大なスロープはこの辺りで終了。ここからは尾根の滑降となる。すぐ隣の会津駒ヶ岳と似たような感じの斜面だが、人が少なく、雪面が荒れてない分だけ滑っていて楽しい。
1308点のピークは右から巻いていく人のほうが多いようだが、自分のスキー板はステップソールなので、この程度の傾斜なら苦もなく登れる。このまま登山道通りに1308点を経由し、引き続き尾根上を滑る。だんだん木は濃くなってくるが、まだ快適に滑れる。
12:18 985m 快適な滑降はひとまずここで終了。この後はNTT中継アンテナまで、ところどころ雪の途切れた狭い尾根が続く。
左の沢には雪が残っているように見えるが、繋がっているかどうかわからない。この先は谷が深くなるので、ダメだったからといって簡単に尾根に戻ることはできない。ここは安全に尾根上を進むことにしましょう。
12:36 893m NTT中継アンテナ。ここから車道まで再び滑降可能。無理にスノーシェード入口を目指さず、快適そうな斜面を選んで滑る。その結果、入山地点よりちょっとばかり下ったところで車道に合流。ちなみにこの近くの路肩に複数台ほど駐車可能なスペースがあり、みんなここに車を停めているのであった。
あとは10分ほど車道を歩いて終了である。
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