期待を裏切ってくれた吾妻耶山

2023年04月23日(日) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 11.5km
• 登り: 739m
• 下り: 732m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:50

距離 11.5km 登り 739m 下り 747m

7:06 スタート地点
8:24 8:25 ノルン水上スキー場 第3リフト降り場
9:02 9:03 赤谷越峠
9:11 9:32 ノルン水上スキー場 第1クワッド降り場
9:50 9:59 吾妻耶山
10:08 三等三角点吾妻山
10:24 10:26 赤谷越峠
10:56 10:57 大峰山
11:00 11:02 大峰山展望台
11:06 11:07 NHK電波塔
11:17 11:18 大峰山キレット
11:33 11:38 大沼越
11:51 大峰沼
11:57 11:59 上牧分かれ
12:08 林道分かれ
12:21 ノルン水上スキー場 第3リフト降り場
12:48 12:51 ノルン水上スキー場 センターハウス
12:56 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ノルン水上スキー場の駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

途中の細尾根は両側がかなりの崖になっているため、視界の悪い時間帯などは注意が必要。

その他周辺情報

風和の湯（￥600円/大人）

写真

4/23 7:09

昨日の坂戸山から移動し、今日は比較的天候が穏やかな予報だった群馬の低山、吾妻那山にやってきた。
昨日お腹いっぱい山野草を堪能したので、今日の目的はそれなりの距離を歩くことである。

4/23 7:25

しばらく林道歩きが続き、スミレとフキノトウくらいしかなく、やはり新潟の山は別格だと思い知らされたころ、エンレイソウが現れた。今日は花を期待していなかったので、ラッキーだ。

4/23 7:30

ネコノメソウも群生していた。自然の美しさがいい。

4/23 8:10

何度かゲレンデを横切るのだが、ところどころに残雪がある。
ここは結構雪に厚さがあった。

4/23 8:12

せっかくなので歩いてみた。雪が固くて歩きやすい。

4/23 8:23

大峰沼との分岐近くまで来ると、ショウジョウバカマが咲いていた。坂戸山では、白・ピンク・オレンジなど色々な色のショウジョウバカマを見ることが出来たが、ここはこの一色だ。

4/23 8:27

標高を上げると谷川岳と朝日岳が綺麗に見えた。随分雪が消えた。今日は強風が吹いている予報だったので、登るより見ることにした。

4/23 8:45

林道から外れ登山道を登り標高を稼ぐ。ここは苔むした感じの良いエリアで、キクザキイチゲが周辺に沢山咲いていたものの、一論も花が開いていないのが残念だった。なかなか陽の入らない場所なので、花が開くことはあるのだろうかと思ってしまう。

4/23 9:49

いよいよ山頂手前、霜柱があった。
今朝の山頂の気温が0度くらいの予報だったので、さもありなんである。

4/23 9:51

山頂に到着。ここまで誰とも会わなかったが、一組が朝ご飯？の準備をされていた。今日一日誰とも会わないのではないかと思っていたので、少し安堵した。

4/23 9:52

ここから見ることの出来る山々。

4/23 9:52

右から朝日岳、谷川岳、万太郎山。

4/23 9:53

右から万太郎山、仙ノ倉山。

4/23 9:54

武尊山

4/23 9:56

真ん中方面に巻機山。

4/23 10:13

下山は大峰山から大峰沼を経由していく。
途中、ちょっと花が開いたキクザキイチゲを発見。坂戸山がカタクリの宝庫なら、この山はキクザキイチゲの宝庫だ。

4/23 10:56

大峰山はピークが無く、尾根にあるこの山頂標識が唯一それと分かるものだ。

4/23 11:00

近くに展望台があるが、木々で遮られ景観が良くない残念な展望台だった。

4/23 11:15

しばらく進むと急な階段を降り、昇る必要があった。

4/23 11:17

一体何段あるのだろうと思い、数えてみると95段だった。見た目が凄いが100段もないのでご安心を。

4/23 11:41

大沼越というところから大峰沼に下るのだが、ここが今日一番の見所だった。まるで坂戸山に居るかのように、カタクリが一面に咲いていた。

4/23 11:42

エンレイソウも沢山あった。花が目的であれば、この区間がお勧めである。

4/23 11:46

大峰沼に到着。モリアオガエルが生息しているらしく、カエルの鳴き声がそこら中から聞こえる。

4/23 12:13

林道を歩いていると、花の残ったエンレイソウを発見。坂戸山でも見られなかった花付きのエンレイソウだ。これだけでも来た甲斐があった。

4/23 12:27

林道を戻りながらスキーのゲレンデを横切るのが非効率なので、ゲレンデを降りてみたところ、花の開いたキクザキイチゲが沢山咲いているではないか。

4/23 12:27

こんな感じに所々に群生していた。

4/23 12:40

今、このスキー場はスイセン祭りを絶賛開催中である。ゲレンデ一面にスイセンが咲いていて美しいので、是非寄ってみて欲しい。

谷川岳を見ながら歩ける吾妻那山は、キクザキイチゲの宝庫だった。

撮影機器：

iPhone 13 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

よし

坂戸山での興奮が冷め止まない中訪れた吾妻那山。雪の少ない群馬県側の低山ということで、花は期待せず登ってみたところ、キクザキイチゲの宝庫だった。ついでに、花付きのエンレイソウを見ることが出来、良い意味で期待を裏切ってくれた。
谷川岳を近くで見ることも出来、なかなか楽しいハイキングだった。