至仏山
- GPS
- 07:18
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 862m
- 下り
- 861m
コースタイム
天候 | 雨のち曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
蛇紋岩が露出している小至仏山〜至仏山〜山の鼻間は、雨が降ると滑りやすく危険です。登る際は慎重に。尾瀬ヶ原は、木道が整備されていました。晴れてきたため快適な登山ができました。 |
感想
東京駅からツアーバスに乗り込み一路尾瀬へ。尾瀬へは、沼山峠や大清水、鳩待峠など入口がいくつかある。至仏山へは、鳩待峠からが容易なのでそのルートをとることに。その後、山の鼻へ抜け尾瀬ヶ原を堪能することにした。今年の夏は、エルニーニョ現象の影響をモロに受け40度を軒並み越える異常気象であった。雨は降ることない日が続いていたが、私が行く週末に天気崩れるような予報であった。バスが、群馬県に向かっているとき雨が降り始めた。時折雨は止んだりしていたが、沼田から戸倉へ向かううち雨はやがて本降りに。戸倉にて違うバスに乗り換え鳩待峠へ。雨は止むことなく朝5時過ぎに到着した。身支度を整えて、登山口から山頂へ出発した。
始めのうちは、登りやすく足取りはスムーズ。少しずつ高度を上げていくので、足への負担はない。しかし、雨脚は弱くなるところ強くなる一方。ただ、風はないので、山頂まではいくつもり。しばらくすると、オヤマ沢田代に到着。見事な高層湿原である。花は、ニッコウキスゲを始め可憐に咲いている。まだ先は長い。小至仏山に向かう途中。本来であれば、尾瀬ヶ原が一面に見えるはずだが、ガスで全く見えない。先を急ぐといよいよ蛇紋岩が露出した地帯へ進む。岩場に取り付き、足元が非常にすべるので慎重に登ると、小至仏山に到着。山頂が狭いので直ぐに、至仏山へ。一旦下がり再度取り付く。岩場を何度も登り、風が次第に強くなったが、何とか至仏山山頂に到着。風と雨は止んだが、尾瀬ヶ原は堪能できず、山の鼻へ下山。始めのうちは木道の階段を慎重に下りしばらくすると、蛇紋岩一帯地域に突入。蛇紋岩は、滑りやすく特に雨が降る日は、さらに滑りやすい。意外に、角度ある下りで慎重度を増す。鎖を何度も越し、やがて眼前に尾瀬ヶ原が見える。木道、階段、岩場を下り山の鼻へ。至仏山の全貌は見えず、残念であった。尾瀬ヶ原をしばし、堪能した。尾瀬ヶ原までくると暑いくらいの天気であった。遠方に山頂を雲に隠れた燧ケ岳がお目見えする。色とりどりの花、おたまじゃくしやヤモリなどの小動物など尾瀬らしい景色に感動した。
尾瀬ヶ原は、たくさんの観光客で一杯で、自然をゆっくりと一人占めとはいかなかった。鳩待峠へは、山の鼻の脇の森林を抜け、登りが幾度と有り、到着する。生憎の天気であったが、けがなく到着できた。
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