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記録ID: 540024
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雪山ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

裏岩手縦走その2が ただのワンディ歩荷スノーハイクに・・・   

2014年10月30日(木) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
GPS
07:28
距離
11.5km
登り
729m
下り
716m

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
0:59
合計
7:16
距離 11.5km 登り 729m 下り 729m
7:01
104
8:45
9:03
60
10:03
10:04
12
10:16
10
10:26
11:02
8
11:10
16
11:26
41
12:52
12:53
23
13:16
13:19
5
13:24
ゴール地点
天候 快晴、少し晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
樹海ライン経由、松川温泉登山口へ
登山者用駐車場は10数台分、トイレもあります。
冬季も除雪され、通常ここまでは通年アクセス可能(バスも通年)。
冬季閉鎖ゲートは、松川温泉のすぐ先にあります。
コース状況/
危険箇所等
全般的に危険個所はない。

登山口は、峡雲荘から樹海ラインに出てすぐの急カーブのところにある。
カーブのところで発電所への林道(ゲート閉止)が分岐しており、そのY字路の真ん中から登山道が始まる。
すぐ横に少し古くなった登山口の標柱もあるが、以外とわかりにくかった。

丸森川が金属製の足場板のようなものを置いただけの仮設橋になっており、水量が多いと渡れないかもしれない。
川自体は小さいので、濡れることを前提とすれば危なくなさそうだが。

登山届は登山口近くの峡雲荘受付で記帳できるようになっており、私はそこで事前に書いてきたものを提出した。
その他周辺情報 下山後立ち寄り湯は松川温泉峡雲荘を利用。
清水のシャワーはなく、蛇口も3〜4カ所と少なかったが、浴室自体はそこそこ広く、白濁したいい温泉だった。
峡雲荘に「登山者名簿備付所」との看板。
到着した前日の夕方、ここで登山届を提出しておきました。
峡雲荘に「登山者名簿備付所」との看板。
到着した前日の夕方、ここで登山届を提出しておきました。
登山者用駐車場。
トイレがありますがきれいに清掃されていました。
登山者用駐車場。
トイレがありますがきれいに清掃されていました。
登山口は峡雲荘から樹海ラインに出てすぐの急カーブ、地熱発電所分岐のところです。
登山口は峡雲荘から樹海ラインに出てすぐの急カーブ、地熱発電所分岐のところです。
登山口には、ちょっとしょぼい登山口表示が。
登山口には、ちょっとしょぼい登山口表示が。
すぐに雪道になりました。
当然トレースはなく、私が一番目。
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すぐに雪道になりました。
当然トレースはなく、私が一番目。
最初はくるぶし程度・・・
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最初はくるぶし程度・・・
丸森川の木橋は崩壊し、金属足場板で仮設中。
たわみます。
増水すると、渡れるかなぁ・・・
丸森川の木橋は崩壊し、金属足場板で仮設中。
たわみます。
増水すると、渡れるかなぁ・・・
段々積雪量も多くなってきました。
しかし、すごい好天で気分も爽快です。
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段々積雪量も多くなってきました。
しかし、すごい好天で気分も爽快です。
ズボッ、ストック2段分の踏み抜き 。
ときどき、こんな状態〜
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ズボッ、ストック2段分の踏み抜き 。
ときどき、こんな状態〜
でもお天気は青空、気持ち良く歩けます。
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でもお天気は青空、気持ち良く歩けます。
源太ヶ岳頂上。
ここで後続の方に先行していただきました。
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源太ヶ岳頂上。
ここで後続の方に先行していただきました。
秋田駒ヶ岳方面、雲ひとつない快晴!
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秋田駒ヶ岳方面、雲ひとつない快晴!
源太ヶ岳頂上標柱からすぐ先に、これが本当の頂上みたいですね。
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源太ヶ岳頂上標柱からすぐ先に、これが本当の頂上みたいですね。
先週は大深山荘からここを通過して岩手山へ縦走しました。
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先週は大深山荘からここを通過して岩手山へ縦走しました。
大深岳頂上。
いいお天気ですねぇ。
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大深岳頂上。
いいお天気ですねぇ。
一応荷物は予備日込で3泊4日分。
今日はただの歩荷山行になってしまいましたが・・・
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一応荷物は予備日込で3泊4日分。
今日はただの歩荷山行になってしまいましたが・・・
源太ヶ岳頂上でお会いした地元のガイドさんと、お話しながら下山 。
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源太ヶ岳頂上でお会いした地元のガイドさんと、お話しながら下山 。
三ツ石馬蹄縦走コース説明図(現地看板)
三ツ石馬蹄縦走コース説明図(現地看板)
下山後は、峡雲荘で入浴
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下山後は、峡雲荘で入浴

感想

本来は前週縦走した裏岩手を横切る形で松川温泉から秋田駒ヶ岳まで縦走する計画だった。
先週は全く雪の気配がなかったが、週の前半に寒気が通過し標高の高いところは白くなっている。
昨年も同じ時期に北東北を廻ったが、天気が崩れても雨で降雪には合わなかった(今年は雪が早い?)。

縦走するか日帰りピストンにするか悩みながら、一応予備日込で3泊4日の荷物を担いで出発。
標高900m近くの松川温泉から登山道をしばらく歩くとやがて雪道に。
積雪後には誰も入山していないらしく、ノートレース。
雪は、最初は足首程度、次第に積雪量が増えて脛ほどに、そして時々はまると膝上まで潜るように。
まだ量は少ないものの、これは新雪ラッセルではないか!

青空でお天気はサイコ〜なのですが、なんせ、ラッセルしながら縦走する心の準備ができていない。
こんな積もりではなかったのだが、との思い・・・
この時期なので、軽アイゼン、防風防寒具などそれなりに用意しているし、羽毛服も先週より厚手のものを入れてきたが・・・

今季初のラッセルに息が上がり、ときどき新雪の深みにハマってヘタリ、背中の荷物もだんだん重くなってくる。
源太ヶ岳への急坂を登りながら、頭の中では行こか、止めよか、思考がクルクル。
源太の頂上に着く頃には、頭の中が既に「好天の雪見ハイク」になってしまっていた。
雪見ハイクはよいのだが、背中の荷物が少々重い。
東北まで歩荷訓練に来たつもりはなかったのだが...
このような次第で、ワンディ歩荷スノーハイクになってしまいました。


歳も考え、無理をしないことにしたのは妥当な判断だったのでしょう。
雪で時間が余分にかかるだけなら、一日短縮して乳頭温泉郷に下りてもよかったのですが、正直な思いは、

 ・無雪期にこのルートを歩いた経験がない(今回がその予定だった)。
 ・人が少ないマイナーコースであり無雪でも踏み跡の薄い所が多い。
 ・今年は下草刈りもできていないようで、途中踏み跡を読みながら藪漕ぎするところが多い(降雪すると踏み跡は判読不可)。
 ・広い尾根に小湿地が点在する。
 ・尾根が広くて稜線が不明瞭なルートである。
 ・山は逃げない


などなどを考慮して、来年出直しすることにしました(これを、負け惜しみと言うのかも!)。

源太ヶ岳頂上で、地元の女性ガイドさんに出会った。
下山時は無料で先行ガイドしていただき、また貴重な現地のお話も伺うことができ、ありがとうございました。

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コメント

さっそく雪山ですか〜!
masさん、こんばんは!

さっそく雪山に行かれてたんですね !すごい
東北には平地でも行ったことがないのですが、
もうズボッとハマるまで積雪してるんですね〜。
青と白が映えてます!気持ちよさそう
ガイドさんに出会えてラッキーでしたね
2014/11/1 23:37
Re: さっそく雪山ですか〜!
eechan さん、こんにちは。
わざわざ雪山を求めて東北に来たのではなかったのですが・・・
昨年の実績からまだ大丈夫と思っていたのに、この時期は寒気次第でこうなるのですねぇ。
山へ登るにも心積もりがあって、まだまだ雪山を歩くつもりなんてなかったので少々焦りました(笑)。
女性のガイドさん、新しい知り合いが増えました。
今春の白神でも地元のガイドさんと知り合えたし、こういうのっていいなぁ〜
2014/11/2 14:13
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