【九州遠征】霧島山(韓国岳)
- GPS
- 04:14
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 533m
- 下り
- 545m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
えびの高原駐車場(第一・第二) 500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から少し進んだところに登山ポストあり |
その他周辺情報 | ◆温泉 霧島新燃荘 http://www.minkoku.com/yado/top.php?yado_id=84 シャワーなし、露天は混浴のみ 内湯も天井があるが開放感があり露天のような雰囲気 |
写真
感想
前日の開聞岳に続き、霧島山群の最高峰である韓国岳へ。
霧島神宮を参拝してからえびの高原の駐車場に向かっていると、
大浪池の駐車場はすでに満車、さらにそこからえびの高原まで路駐車両が多くまさか満車なのか?と不安がよぎるも、到着してみたらまだまだ余裕でした。よかった。
エコミュージアムセンターで霧島山群について予習してから登山開始。
約60万年前以前の活動、約60〜33万年前の古期霧島火山、約33万年前以降の新期霧島火山とさまざまな火山があり、「火山の博物館」とも呼ばれているとのこと。
火口が一列に並んでいるのは「火山フロント」と呼ばれる現象で、阿蘇山や桜島もこの一部に入るらしい。
センターで花の情報をきいてみると
「ミヤマキリシマがごく一部咲いているとの情報アリ。他にはキリシマミズキ・シロモジが見れる場所も」とのことでした。
実際、本当にごくごく一部でしか見れなかった。
登り始めてしばらくすると、強い硫黄臭がしてくる。
火山ガス注意と出ていたけど、確かにこれは咳き込むくらい強烈だった。。
硫黄山が見渡せるスポットに出ると、もくもくと出る噴気が見えた。
やっぱり火山はかっこいいなぁ。
開聞岳はずっと樹林帯だったけど、
韓国岳のこのルートは開けた場所が多いので、霧島の景色を眺めながら歩けるのがとても気持ちよかった。
山頂から少し東に、獅子戸岳方面に進むと新燃岳・高千穂峰がよく見えたのでそちらでまったり休憩。見れば見るほど、天孫降臨の神話の地・高千穂峰がかっこよくて、あそこも登りたいなぁと思う。天逆鉾も見てみたい。
深田久弥の「百名山」の霧島山の項目でも、ほぼ高千穂峰のことしか書いてないし。
韓国岳は、韓の国まで見渡せたということからこの名がついたといわれるものの現実には見えるはずもない……という話だけど
古事記に「空国(からくに)」「唐国嶽」と書かれているそうなので、
やっぱり「遠くまで見渡せる」という意味からついてるのかな。
あと新燃岳が「007は二度死ぬ」の空撮ロケに使われてると知って、観たくなったw
下山は大浪池方面へ降り、避難小屋の分岐からえびの高原に戻る。
急な木道階段が続くので、「これは登りでは使いたくない!」と思った。。
狭くてすれ違いもしづらいので、ここピストンするのはちょっと難儀だなと。
避難小屋から先はまったりフラット道かと思いきや、小さい沢を何度も越えるので
その度に下りて上って、の繰り返しだった。
車道に出てから「開花時期は10日たらずと短く、よほど運のいい人しか見れない」というノカイドウのお花が咲いていて、とてもラッキーだった。
晴天の中、絶景を満喫できました!
そしてこの霧島山で百名山80座目でした。
今年も九州に行けてよかったー!
昨年に続きおつきあいくださったお三方、ありがとうございました!!
霧島の春のお花情報
https://takachiho-visitorcenter.org/nature/spring-flower/
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