近江の山城(東近江トレイル)
- GPS
- 08:34
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 1,302m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:32
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:太郎坊宮前 |
写真
感想
今日は車が使えないので、駅から歩いて近江の山を巡って歩くことにした。能登川駅から太郎坊宮前駅まで山が続いているので、ここを歩いてみる。行きの電車の中で周辺の山を調べてみると、和田山城跡、安土城跡も近くにあるらしい。今日は山城巡りにしよう。時間をみながら全ての山にアタックした結果、13kmの予定が28kmになってしまった。
最初に和田山に行った。取り付きの石段は苔むしている。石段を上りきると山道に入るが、標高は300メートルくらいしかないので、たいした上りではない。しかし、所々木が生い茂っていてクモの巣があるので、ハリーポッターの杖は必須。ここの山頂には特に何もなかった。
一旦降りて向かいの山に登る。ここは登り口の案内もしっかりしているし、登山道もしっかりと木の階段で作られている。城址を越えて整備された道をしばらく行くと、広い場所に出た。ここの階段が北向岩屋十一面観音の入口。この階段は結構長い。疲れてきた頃にお堂に着く。岩自体は自然のもので、観音様はこの岩の中に収められていた。景色がすごく良いので、しばし眺めてから先へ進む。
この後も気持ち良い道が続く。猪子山の山頂を越えてしばらく行くと神社がある。龍神様なので雨乞いの神社だろう。神社にお参りして少し降りると峠(地獄越)になる。ここからは登り。といっても100メートルくらいか。途中に展望のよい場所があるが、先客がいたのでパスすることにした。今日の最高点である繖山の山頂には特に何もない。想定より少々遅れ気味だが、安土城跡にも行ってみることにする。そこで、観音正寺を通って安土山を目指す。
観音正寺は西国三十三所の一つ。かなり先になるが再び来ることになるだろう。今は秘仏のご開帳ということなので、お参りさせてもらった。内陣に入ってご本尊の膝を撫で、さらに秘仏も拝むことができた。ここで観音寺城址への入口がわからず、教えて貰って何とかルートに復帰。桑実寺を通って下山した。この桑実寺の本堂は重要文化財とのこと。
風土記の丘を通って安土城へ向かう。安土城の入り口には売店があり、いつも通りお土産をゲット。山頂まで階段が続くが、この標高差は110メートルらしい。木が生い茂っていて眺めはそれほど良くない。この帰り道の三重の塔と山門はなかなか見事だった。さすがに疲れてきたので、少し休憩してから元のルートまで引き返す。
最短で戻るには小さな山越えをすることになる。山越えといっても舗装路なのでたいしたことはないのだが、思ったより距離があった。途中に中山道の宿場町がある。ここに湧水があって湖東三名水らしい。結局、次の山の手前で3時過ぎになってしまったが、もうひと山登る。
入口がなかなかわからなかったが、神社に上ってから入るらしい。一気に登って尾根に出ると、気持ちのよい尾根道が続く。この先の清水山(北箕作山)、箕作山は展望がよい。さらに太郎坊山の展望は素晴らしい。少し降りた太郎坊宮も見事で、ここで団子を買って空腹を満たした。実は予定より長く歩いたので、行動食を食べ尽くしていた。最後は1kmほど歩いて太郎坊宮前駅でゴール。
ここしばらく6時間程度しか歩いてなかったため、8時間オーバーで疲れたのか、翌日の仕事は少々きつかった。GWに向けて体力を戻さねば。
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